金曜日のキャッチャーキムタクによる衝撃の引き分けから一夜明け、土日は内海−ヒサノリのふらふらコンビで、ヤクルトに2連勝!
まだまだ油断はなりませぬが、マジックは16まで減りました。
いやしかし、木村拓也、格好良すぎです。
勿論、一つのポジションで、不動のレギュラーになる事が出来ればそれが最高だとは木村拓也だってかつては思っていただろう筈で、しかしプロで生き残る為にあらゆる要望に応え不足を補い、そうやって今辿り着いた所を誇りに思えると口に出来る格好良さ。
「(心臓が)バクバクしてましたよ。無事に終わって良かった。こういう生き方をしてきて良かったなと。それが生きた。こういう時のために若いときからやってきた。でも、もういいです…」
そして、湧いてくれた観客、ベンチに戻って全員とのハイタッチ。
その日の試合こそ引き分けではあったものの、なんというか、ビッグウェイブが来ましたよ。
死球退場の加藤健も翌日からベンチ入りで大事なかったようで、何より。
木村拓也には是非いつか、引退試合を組んで、先発のマウンドに立ってほしい(笑)
しかしまあ、今回は完全に不測の緊急事態かつ極端な例ではありましたが、アンチからは「強奪」呼ばわりされる大型補強ばかりが取り沙汰される影で、ここ何年も、巨人はかなり計画的に小技と潰しの効く選手の地味な補強(キムタク、谷*1、大道、古城、藤田、小坂、小関、鶴岡、工藤、エトセトラ)を行っていまして、その甲斐、というか、チームとしての機能性というものが、一つ、良い形で象徴的に出たかな、とそんな気がします。
一つの事例としてはキセキかもしれないけれど、しかし同時に、チクセキでもあるのですこれは。