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『世界忍者戦ジライヤ』登場人物紹介(試作版)

HTML版を作る時用の、叩き台。
◇山地闘破/ジライヤ
職業、フリーター。或いは正しい意味での自宅警備員。しこうしてその正体は、「戸隠流正統・ジライヤ!」。好青年の皮を被った修羅に生きる忍者である。
1話を見る限りでは忍術修行にはそれほど真剣では無かったようだが、それでもロープウェーの上で格闘戦を演じてみたり、ロープ一本でビルの壁を上り下りしたり、常人離れした運動能力と技術の持ち主。ジライヤスーツを身につけ、大宇宙の秘宝パコを守るという戸隠流の使命に覚醒してからは戦闘面でも完全に覚悟完了しており、その斬撃には微塵の躊躇いもない。持って産まれたセンスもあるかもしれないが、げに恐るべしは戸隠流の教練といえる。或いは、睡眠学習装置で仕込まれていたのかもしれない。
山地家の長兄であるが養子であり、血の繋がりは無い。その為か、哲山に向かって「やっぱり血の繋がった娘には甘いんだ」などと愚痴る場面もあったが、基本的には父には敬意を払っているようであり、妹・弟想いの、良き兄である。山地家の家事全般を担当。よくよく考えると養子を取って忍者として仕込むとか、どこの武装ゲリラで哲山どれだけ鬼畜なのかという話であるが、この話題は黒いので危険。
ジライヤスーツはいわゆる瞬間的な「変身」ではなく、あくまでスーツを手ずから装着するという描写が入るが、あのかさばるスーツをどうやって持ち歩いていたのかとか、結局早着替えに代わりは無いとか色々と問題もあり、要するにつまり、忍法って素晴ラシイ!!
ジライヤ状態での必殺技は、「磁光真空剣・真っ向両断!」。磁光真空剣を輝かせられる(レーザー刀モード)のは、現在確認されている限り、闘破のみであり、その出自には謎が秘められている。
2.5枚目の主人公の特性というか、女性には弱い模様。
◇山地哲山
「武神館」という忍術道場を経営する、戸隠流第三十四代宗家にして、山地家の家長。世界的に知られる凄腕の忍者であり、厳しくも暖かく子供達を鍛え見守っている。世界各地に弟子が居たり妙なコネクションがある模様。高名な忍者ではあるが、奇想天外な忍術にはたよらず、もっぱら鍛え抜いた武術とえげつない謀略で戦う。得意武器は杖と手裏剣。趣味は盆栽。えげつない、とにかくえげつない。
◇山地ケイ/姫忍・恵美破
山地家の長女。闘破に対して何かと厳しいが、血の繋がらない兄を憎からず思っている様子もあり、心の底では強く信頼している。頭の回転が速く、忍術に達者で、若年ながら眠り薬の忍術などを使いこなす。体術はそれほどでも無いようだが、紅牙の攻撃をしのぐ程度の実力は持っている。
◇山地学
山寺家の末弟。日本刀が気になるお年頃の小学生。正義感が強く、行動的。忍者としてはまだまだ未熟だが、兄や姉を手伝いたがり、しばしば妖魔一族との戦いにも首を突っ込む。
◇柳生麗/貴忍・麗破
「ある時はジライヤの味方、ある時はジライヤの敵」と名乗りながら、ジライヤに仕事の一部を押しつけていく、レオタードにバイザーが珍妙な女忍者。その正体は裏柳生の忍者にして、国際秘密捜査官。割と大物助っ人外国人選手ぽく登場したが、戦闘能力は紅牙と互角程度であり、大した事はない。緑色に光る不思議な瞳を持ち、闘破はその輝きにどこか懐かしさを覚えている。素顔はけば……げふげふ、派手め。
◇飛鳥竜/槍忍・突破
麗破と同じく、国際秘密捜査官の肩書きを持つ忍者。紫色の忍者装束がトレードマーク。
◇鬼忍・毒斎
大宇宙の秘宝パコを求め、その在処をしめすボードの半分を持つ男。かつては哲山の友人であったが、ボードをめぐって袂を分かち、現在は自ら「妖魔一族」と名乗る忍者集団を率いている。名前は大袈裟だが、実態は社員3名(+カラス天狗)という家族経営の零細企業である。忍者としての腕は確かなようだが自ら前線に立つよりも、策を弄する事を好み、非道にして卑怯。ただし娘には甘い。かなり甘い。基本的に全身から漂うのは溢れんばかりの小物臭であるが、飯塚ボイスが全てを誤魔化しているのは、たぶん、忍術。
◇蝶忍・紅牙
毒斎の娘で、妖魔一族の前線指揮官とも言える女忍者。戦闘力はさほどでもないが、変装の達人。光り物を好む。意外とヒロイン気質。
◇星忍・烈牙
縞縞忍者服がトレードマークの、妖魔一族の忍者。額の手裏剣を飛ばす他、弓矢が得意。
◇カラス天狗トリオ
妖魔一族の雑魚忍者。雑魚といっても立派な忍者であり、相手が一般人であればサブマシンガン装備ぐらいでもあっさり倒してみせる程度の能力を持っている。忍者ではあるが妖怪(妖魔)でもあり、背中の翼で自由に空を飛ぶ事も可能。また、磁光真空剣で真っ二つにされても、爆弾で木っ端微塵にされても、1週間後には何事も無かったかのように復活している。
本作のコメディリリーフにして、やられモブ。

『爆竜戦隊アバレンジャー』感想24

◆第43話「アバレキラーは不滅!?」◆ (監督:坂本太郎 脚本:會川昇
「デズモゾーリャ様が、復活するんです。仲代壬琴の肉体を使って」
ヤツデンワニから衝撃の事実を聞き、壬琴の行方を追う凌駕達が辿り着いたのは壬琴の生まれ故郷。そしてギガノイド「不滅」と一体化した壬琴であった。このままでは壬琴は完全にデズモゾーリャとなってしまう。「不滅」の変身した生命の樹から産まれた再生ギガノイドに苦戦するアバレンオーだが、その時、「私は、あの人間を、見捨てることはできない」とトップゲイラーが飛来する!
あまりの強さに封印されていたトップゲイラーが、似た境遇の壬琴に共感して……と話を繋ぐのですが、どうにもこうにも、この辺りは書き込み不足。一つ一つは盛り上がり展開なのですが、やはり前振りが弱い。
凌駕達が生命の樹へ突入する時間を稼ぐべく、アバレブラックがステゴスライダドンと合体し、キラーオーへと爆竜合体。更にパラサとアンキロを召喚し、ブラックキラーオーベイルスロッキルと、狂戦士は好き放題。
ブラックキラーオーがギガノイドと戦う間に壬琴のもとへ突入したアバレンジャーは、そこでデズモゾーリャに半ば肉体を奪われたその姿を見る。今ならまだ、アバレマックスに変身する事で壬琴ごとアナザデズモゾーリャを倒せるかもしれない……しかし凌駕は、壬琴を救えなければ納得できないのだ、とマックスに変身する事を良しとしない。そんな凌駕の叫びに応えるように、半ば支配されながらも意識を取り戻す壬琴に、凌駕達は、彼がデズモゾーリャの因子に寄生された存在であり、その求めてきた破壊の衝動は、デズモゾーリャの意志によるものである、と告げる。
「これは……貴方のゲームじゃない」
衝撃を受ける壬琴のもとに更にリジュエルが現れ、仲代壬琴はここに、好き放題に生きてきた筈の自分の人生が、ゲームのコマに過ぎなかった、という真実を知る。そのとき、壬琴の体から迸るダイノガッツ。爆竜チェンジにより強引にデズモゾーリャの支配を脱した壬琴はアバレキラーとなってトップゲイラーと合流。自分を操っていたものへの意趣返しとして、アバレンジャーとの共闘を受け入れる。
というわけで、今ここに、
爆竜・最強合体
アバレンオー+トップゲイラー+ステゴスライドン+スティラコサウルス!
その名を、
オオアバレンオー
ロボットよりも、コックピットに、赤・青・黄・黒・白、と並ぶのがさすがにカタルシス
BGMに主題歌も入って、ここは文句無く格好いい。
「五人揃った俺達の、ダイノガッツを見せてやる!」
ブラキオを発射台にして、飛翔するオオアバレンオー。
爆竜必殺・オオアバレフルスロットル!!
「フッ……」
「「ときめくぜぇ」」
「おい」
強烈無比な一撃は「破滅」を消し去り、デズモゾーリャ復活によるアナザアース崩壊の危機はひとまず去るのであった。
戦いは終わり、未だアナザデズモゾーリャの因子を体内に秘める仲代壬琴は、しかし、これまで自分がしてきた破壊も欲望も、その結果の責任も、全ては自分のものであると告げ、アバレンジャーに背を向ける。
「次のゲームの相手は、おまえたちじゃない。……そいつはここにいる」
だが一方、ダイノアースではリジュエルに異変が起きていた。ヴォッファとミケラの目論見どおり、アナザデズモゾーリャを覚醒させる試みにより、リジュエルの中のダイノデズモゾーリャも刺激を受けて表に出てきたのである。
「二つの我が一つになる時、新たな進化の時」
最終決戦の、時は近い――!


◆第44話「サラリーマンはアバレ仕掛けの夢を見るか?」◆ (監督:坂本太郎 脚本:前川淳
アバレンジャー』の物語はジュラシック商事の営業マン・伯亜凌介の夢……という設定の総集編。
最初期のアバレキラーは格好いいなぁ(涙)。
ところが夢を見ていたのは凌介ばかりではなく、同僚の面々も同じ夢を見ていた。いったいこれは……?
実は現実では、夢の世界入って目覚めなくなってしまった4人が衰弱していた。恐竜やの面々や爆竜達の声に記憶を取り戻した4人は爆竜チェンジで夢の世界を脱出。全ては、ヤツデンワニの新能力「電撃ワニワニテレホンドリーム」によるものだった! 怒りのアバレンジャー、逃亡したヤツデンワニを追い詰め、遂に炸裂するスーパーダイノダイナマイト。
さらば、ヤツデンワニ
……
…………
………………という夢を、ヤツデンワニが見ました、というオチ。
とうとう、総集編を乗っ取ってしまいました(笑)
ヤツデンワニは本当に凄いなぁ。

二世

◆kanataさん
 >殺すという表現だけは避けたいのか、「死んだはず」に対し「倒された」とか言ってて、微妙に会話が噛み合ってませんけど(汗)
その辺りはやはり、東映側のNGワードで一線あるんですかねー(笑) 実質、「倒した」=「殺した」ですけど(^^;
 >パワーアップ回でほぼ蚊帳の外にいる、妖魔一族の明日はどっちでしょう(−−;
最後に勝てばいいんですよ!!
 >毒斎様はネロス様よりもナウなヤングだってことですね!
よくよく考えるとゴッドネロス様は戦中派でした(笑)