GNF Music Award 2010 大賞はLocal Sound StyleのThe Synphony

前のブログの時代から、今年を振り返るという意味でGNF Music Awardということを考えていたような気がするのですが、アーカイブを振り返ってみても形跡が見当たりません。思っただけで書き出してなかったのでしょうか。「波乗りジョニー」が大賞だったことがあると思うのですが……。
さて、今年も大して新譜を購入した記憶もございません。思い付くのは

焼いた魚の晩ごはん

焼いた魚の晩ごはん

the symphony

the symphony

iTunesのライブラリを見返すと、これも今年でした。
マニフェスト(初回限定盤)(DVD付)

マニフェスト(初回限定盤)(DVD付)

楽曲は購入してないけど、YouTubeで見ていてベストだと思ったのは、

悩んで買わなかったのは
FUNKASTiC

FUNKASTiC

三月のライオンのCM曲、兆しですね。
こうしてみると、

で、大賞はLSDかかもめかというところなんで、

  • Best Album 焼いた魚の晩ごはん
  • Best Song The Symphony by Local Sound Style

でどうでしょう。「焼いた魚の晩ごはん」という曲も素晴らしいのですが、LSDの方が年末リリースで記憶に新しいのと曲に勢いがありますもので。かもめ児童合唱団の方も楽譜があって自分の子供たちに歌わせたりしてたら、また違ったものになったかと思うのですが、今までのシングルを含めてフルアルバムをリリースされたことを強く評価したいと思います。
LSDの方は、カップリング曲もDVDも素晴らしいと思うのでミニアルバム賞を差し上げてもよいところだが、それを言うとBest Live ActもLSDになってしまうのですな。今年はライブに全く行ってないので、八戸Rocksでドア越しに聴いたLSDだけなもんで。
なんかうまくまとまらなくて気色悪くなってきて小一時間放置してみましたが何ともならんので投げやりに公開。どうせ誰も読まないだろうしな(笑)

今年、雑誌について思ったこと

今年の始め頃、週刊ダイヤモンド誌のツイッター特集号があった。表紙などにツイッターアイコンを並べるのにTL上で募集したり、取材中も大キャンペーンだったんですよ。

週刊 ダイヤモンド 2010年 1/23号 [雑誌]

週刊 ダイヤモンド 2010年 1/23号 [雑誌]

私は応募しなかったんですが、何だったら買ってもいいかなと書店で見たけど買わなかったんです。その時思ったことが、

  • 690円は高い。ツイッターの特集として新しい発見がなさそうで、同じ値段なら何か別の新書を買った方がいい。
  • 昔だったら、雑誌なんだから他の記事で元がとれるかもしれないと買ったかもしれない。
  • でも今は、他の記事を読む手間が、かえって鬱陶しいものに感じられる。
  • 自分は、もう(このような)雑誌を欲していないのだろう。

ということであります。
年末になってiPhone/iPadアプリで文芸雑誌「群像プレ創刊号」が無料で公開された。
http://itunes.apple.com/jp/app/id409318594?mt=8
自慢じゃないが、立読みすらしたことがないような雑誌ですが、無料ですのでダウンロードして目を通してみました。33本の記事があって、ごく一部しか読んでいないのですがこれがとても面白かったのです。

三浦雅士さんが同郷なので読み始めたのですが、村上春樹論が興味深くて、加藤典洋さんの記事も読んだ次第。これが有料だったら、偶然手に取って記事が目に入らない限り一生読むことはなかっただろうし、無料キャンペーンもありふれてしまえば手を出さなかっただろうに。こういう連載記事が作られる場としての雑誌に可能性を感じたのでした。
そして電子書籍の週刊雑誌です。
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名古屋ローカルの地域誌(と言っていいのかな)なので、電子書籍としての興味と付き合いで読んでいたのですが、この手頃なサイズに可能性を感じます。熱心に最初から最後まで目を通すのではなく、読んでも読まなくてもいい気軽さが、雑誌らしさなのかなと思ったりしております。