2012-01-22 大阪都構想は出遅れの挽回策
大阪都構想は出遅れの挽回策
橋下徹大阪市長のブレーン、上山信一氏の書いた「大阪維新」(角川SSC新書)はその副題として「橋下改革は日本を変える」と宣言している。
しかし、大阪維新、即ち、大阪都構想は改革に出遅れた大阪府市の挽回策に他ならない。これが何故、日本を変えることになると言えるのか全く不思議である。「大阪の現行制度は東京都よりも明らかに遅れています。いったんはまず、東京都型の体制へ移行すべきです。」
これが「いずれ全国に広がっていくとをみています。」と言うのだが、大阪維新を見習う理由は特になく、これまでの自治体改革でいくらでもお手本はあるはずだ。
2012-01-09 開明史観(京極純一)の問題
開明史観(京極純一)の問題
前代は未開野蛮、今は文明開化、これは明治維新、戦後に共通した歴史観であることを京極純一は鋭く指摘した。
『平和の代償』のなかでこれを読んだとき(学生時代)、その鋭さにいたく感心した覚えがある。今、考えてみると、次のような違いがあることに気が付いた。
江戸時代ー明治維新 軍国時代ー戦後民主主義 の違いである。
江戸時代は国家としての「日本」を意識しない分権的時代であった。しかし、明治維新を経て軍国時代は「日本」を意識、過剰に意識する時代であった。
従って、江戸時代に住んでいた人たちは敗者として特に喪失感はあっても復古を主張するネタはなかったのである。一方、軍国時代に生き、戦後に違和感を持つ人たちは旧い「日本」に固執する形になる。
2012-01-04 歴史物語は個人を過度に描く〜司馬遼太郎・坂の上の雲
歴史物語は個人を過度に描く〜司馬遼太郎・坂の上の雲
小学生時代は少年(少女)歴史物語全集が好きだった。『日本武尊』から始まり『西郷隆盛』で終わるのが日本の歴史であり、西南の役で西郷が死んだあとは“現代”に繋がる配置であった。
日本武尊と熊襲退治、大化の改新と中大兄皇子、遣唐使と安倍仲麻呂、東北征伐と八幡太郎義家、弓矢と源為朝、平家物語と清盛・重盛、頼朝・義経・弁慶、元寇と北条時宗、鎌倉幕府滅亡と足利尊氏、南北朝と楠正成、応仁の乱と戦国武将、川中島の戦いと信玄・謙信、安土桃山と信長・秀吉、関ヶ原・大坂の陣と家康、忠臣蔵と大石良雄、享保の改革と吉宗、解体新書と杉田玄白・高野長英・シーボルト、大塩平八郎の乱、浦賀の大砲設置と佐久間象山、ペリー来航、大政奉還と海援隊長・坂本竜馬、江戸城開城と西郷隆盛。全20巻程度だったか。
今でも覚えている作家は海音寺潮五郎。何を書いていたのかはとっくのとうに忘れているが、苗字が珍しかったので覚えているのだろう。作家以上に覚えたのが登場人物、特に勧善懲悪物語であるから両方ともに印象的である。
今にして思えば、物語は個人が傑出したとして描くことに決まっていたのだ。従って、どこまでいってもすべては個人の功績だけが強調される。しかし、問題は多くの人が人間を要求することだ。
2011-10-01 ビジョンー見出された概念
ビジョンー見出された概念
ビジョンとは構想ではない。「見えるもの」の中から自らの問題意識によって切り取って見出した概念である。
地域での出産の場である助産所を活用できるように、という請願が可決され、次の年度に助産所の嘱託医療機関に補助金を出す事業が新規に認められ予算が付いた。
おそらく何百万かのお金で小さい額だ。しかし、医療現場での人手不足に対して、示唆に富む試みであろう。
この問題意識から見たときに概念として導き出されるのが一つのビジョンだ。
2011-09-06 ティーパーティーは茶会党?
ティーパーティは茶会党?
新聞を読むとティーパーティーは茶会党と訳されている。米国独立戦争の少し前、いわゆるティーパーティー事件が起きたが、これは茶会事件と訳されている。教科書的になじみ深い。
パーティーは会合、団体のどちらにも使われる。会も同じだ。だから「党」は余計なお世話につけているみたいだ。しかし、政治団体になると党をつけるのが、しっくりいくようだ。これが日本人のイメージだからだ。
2011-09-04 ブログ「大山鳴動してドジョウ一匹」
ブログ「大山鳴動してドジョウ一匹」
欧米で債務起因の経済危機が繰り返され、ようやく、増税路線をアキラメと共に受入れる気分が…自民党は没落するのでは…
http://blog.goo.ne.jp/goalhunter_1948/e/beacbf11be2725f2ae0f4df9682cff38