経験

おはようございます。

メンシエです。
只今、朝の4時です。





って、んなわきゃない。


でも、この写真の時は
ホントに朝4時


青海省到着後、3日目。
朝3時半起床。
朝7時でも
まだ真っ暗な青海省は
朝4時なんて当然真っ暗。
そんな真っ暗でめっちゃ寒い中、
ダーネイと2人で
駅に向かっとるトコ。


切符がないと
重慶に帰れないもんね。



寒空の中、切符が売り出される
7時半まで
3時間も外に並ぶ訳やから
防寒対策や
暖を取る為の食品などを
ばっちり用意し
いざ戦場へ!!


4時半前に
切符売り場に着いたけど
もう既に
並んでいる人たちが
結構いる。
少なくとも
100人くらい
既に待っていたと思う。
それほど
春節の時期の
切符入手は困難なんやね。。。


でも幸いな事に
切符売り場は建物の中
その中で待つ事は出来た^^
暖房は効いていないけど
風を遮られているだけで
体感温度は
全然違う。
助かった〜〜^^


ダーネイとおしゃべりしながら
時間が経つのを
待つ。。。


ひたすら待つ。。。





でも、
どこから
ともなく
列の間に人影が。。。


どこの国でも
あるのかな??


日本でも
あるけど。
割り込み



それを分かっているからか
並んでいる人たちの様子は


先輩隊員から
この国は
割り込んだ者勝ち
的な所がある、
と聞いているだけあって
それを
証明するような
並び方。


前の人とビッタリついて
入る隙間を与えません。


それでも、
女性の所とか
何も意見をしなさそうな人たちの所とかを
狙っていた気がした。


何よりも
こちらの気分が良くなかったのは
割り込む事を
当然の如く、
注意する人を
睨み返したり、
言い返したりしていた人たちが
いた事。
指摘された事に
逆上し
暴力を振るう人が
いた事。


中国の方々は
意見を率直に述べる方が
日本より多いので
それだけ
当たり合う事は
日本より
多くなるのかもしれない。


でも、救世主!!
ホワタァァァァア・・・・!!

6時過ぎくらいから
警備の人たちが来て
割り込んだ人たちを
弾き出していった。


いいぞ、いいぞ^^♪









でもね、
警備員の人数が足りていないのか、
その人が別の所に
見回りに行くと
結局また
戻ってきて
割り込む



警備員の人が戻ってきて
押し出す。


よしっ!



いなくなると
また割り込む。。。



おいっ・・・



いたちごっこや。。。



あれだけ
当然の如く
割り込みをしている人たちを見たら
とても悲しくなった・・・



結局、まじめに並んでいた
俺とダーネイは
重慶行きの切符を買う事が
出来なかった
4時半から並んだけど
窓口にたどり着いた頃には
没有
重慶まで帰れない。。。
どうしよう。。。


飛行機か??


いや、
寒い中
イヤな思いをしながら
3時間も並んだんやから
手ぶらでは帰れない。
帰りたくない!
ほかに方法は??


どうしよう。
どうしよう。
・・・・・・・・・




窓口が複数あり
チケットがなくなってしまうのは時間の問題の為、
その列を管理している
武装警察の人に
「早くしろ!」
と急かされる中、
販売員さんに聞いてみると
重慶のお隣、四川省の成都までなら
チケットがあるとの事☆
成都〜重慶は近いので
成都まで帰ってしまえば
何とでも帰りようはある
と言う事で
成都までのチケットを買う事にした。



3時間並んだお陰で
ダーネイのお陰で
切符を買えた事に
安堵した一方で
やっぱ
悲しい気持ちが
1日中拭えなかった。。。



それでも
この日、それを忘れられる時間を持つ事が出来た。




それは、

いや、
子供の
無邪気な笑顔は
もちろん
そうなんやけどね、


でも今日は、

キャッチボール。


ダーネイの持ちかけ企画で
「町中でキャッチボールをして街行く人たちの気を引く」
「あわよくば一緒にやってもらおう!」
と言うもの。


中国で認知度の低い
「棒球」に興味を示してもらう為に
人目につく所で
キャッチボールをしていこうと
決めた。


今回はアーケード通りのようなところで
試みた。


結果は、



こんな所で何やってんだ??
って思われてしまっている
なんて
殺生な事は言わずに
興味を持ってくれている
と、取ろう。


なんでも
物事は捉え方次第。


朝の件もそう。
いい経験をさせてもらった。
勉強させてくれてありがとう。



毎日同じ場所で
キャッチボールが出来ない事が
残念やけど
何だ?と思わせられたなら
ひとつのきっかけではあると思う。



まだまだ青海省での時間はある。
やり方は荒いかも知れないけど
いろんな所で
この活動をやって行こう。