第2回重慶市国際交流野球大会


こんにちわ。


メンシエです。



先週から
第2回重慶市国際交流野球大会」の為に
追い込みをしており
そして
終了後のここ数日は
疲れから
その状況を中々報告出来なかった。。。


でも
溜め込んだ分、
かなり長いブログになったので
時間のある時に
覗いて見て下さい。







この大会は
色々と勉強になった。。。




5月28日(土)、
重慶は天気予報通り
35℃の快晴^^


開会式の最中にも
気分が悪くなる人が出るくらい^^;・・・




早朝から
まずは午前中に開催する
野球体験コーナー」の為に
諸々準備。。。




事前のチラシ配り等の
広報が許可されなかったので
約1週間前から
学校の正門と後門の脇に
大学生に協力してもらって作った、
このブログの最初に掲載してある
ポスターを掲示して
集客を図ってた。




それから
ポスターだけでは
インパクトに欠けると思ったから
学校に協力してもらい
正門にモニターを用意して
これも大学生に協力してもらって作った
DVD
学校前を歩く人たちに向かって
放送した。



その一方、
グラウンドでは
ダーネイを中心として
体験コーナーの準備。


日本語を勉強している大学生達に
お客さんにルールや技術を説明してもらう為に
通訳を依頼し
来てもらっていたので
一緒に道具を準備したり
事前に打ち合わせをした
体験コーナーの手伝い内容のおさらいなどを
したりした。



よっしゃ!
準備オーケー!!


・・・って
開始の時間になったけど
全然体験希望者が入ってこない。。。



まぁ、
広報をしてないから
当然と言えば当然で
想定内ではあるけど
やっぱりショック。。。


気を取り直し、
自ら
正門に繰り出し
ポスターの前で
呼び込み



重慶ではほとんど見た事の無いであろう
野球のユニフォームで
立ってるだけで
何なんや?と見てくる。



ポスターに興味を示す人に
声をかけるけど
中々、体験してみたい!
と言う所まで人を動かせない。。。


何故やろう??・・・



そこで
ふと仲のいい警備員から言われた事。
免費って書かなきゃダメだよ


確かに
声を掛けた人に
いくらなの?
って何人かから聞かれた。。。



思い出してみれば
こちらでは
呼び込んで
何かをやらせた後に
最終的にお金を請求するという
やり方がある。



それで入ってこないんや!


と言う事で。




免費
張り出してみた。



・・・それでも
やっぱり中に入って来てくれる人は
とても少ない。。。


結局
一般の人の集客は
10人程度やった。。。


事前広報の大切さ
改めて認識した。



来年は
重慶市がどれだけ反対して来ても
チラシは準備しよう!
彼らを
押し切るくらいでやらないと
せっかく市や領事館、学校が協力してやっている大会なのに
もったいない!!







そして
午後


重慶市国際交流野球大会、本番。
開会式が行われ
始球式も行われた。





最初は
学生同士の試合から。


35℃の太陽の下、
学生達は
大きな大会と言う事もあり
大張り切り!




このTシャツ
試合に出られる人にだけ配ったのも
大きかったかな^^


美術大生の熊さん
デザインしてもらった
俺たち3人の自信作!!




両校とも
成長を見せてくれて
三振も取れるし
ヒットも出る。


南开の学校長も
去年とは見違える様だ」と
大きく評価してくれた。



拮抗した試合で、
時間制限のギリギリまで
どっちが勝つか分からない展開やった。


最終回、
後攻の南开中学は
3点のビハインド。


これまでの
巴县中学との試合では
一度も無かった事に
俺も学生も焦る。。。
しかも
大事な大会。。。
緊張までしてきた。。。





でも
コーチが焦っているのを
学生が感じてしまったら
もっと
学生は焦ったり
緊張したりするだろうから
自分を落ち着かせ
いつも通りやろう
絶対勝つぞ!
と選手を励ました。


選手もそれに応え
集中して最後の攻撃へ。




いい雰囲気で
ヒットが繋がって
2点返した
2アウト2塁で次のバッター。
ちょっとした問題が起こった。



あれ?
何故か交代したはずの選手が
打席に立ってる。。。



直接打席に行き、
アカンと告げた。
もう、交代してるんやから打てんよ
でも、コーチが打ちなさいって・・・




・・・
そのコーチは
このルールを知ってる。


メンツを何より大事にする
中国で
気持ちが逸ってしまったんやろう。。。


確かに
打力とか打撃センスは交代前の学生の方が
高いけど、
ルール違反はアカン。



勝ちたいのは分かるけど
きっと相手チームにはバレんやろう
思って取った行動なんだろうね。。。


やっぱ指導者から
意識を変えなきゃならないんだね。。。




それでも
その学生はフォアボールで出塁して
次に繋がり
バッターは
まだ紹介をしていないけど
一番野球センスのある
杨夏苏(ヤン・シァスゥ)


突っ込み気味に
ファールを打ち
力みを感じた。
当然よね。。。
前に突っ込むな!
重心は後ろで
 きちんと球を引きつけろ!


落ち着き直した様に
頷いて次の投球を待つ。。。


後は学生を信じるのみ・・・!


2アウト2・3塁から
レフト前ヒット!!!
走者が2人還って
南开のサヨナラ勝ち!!



劇的な展開に
ベンチも観客も大盛り上がり!


もちろん
俺も^^♪


重慶市の方からも
面白かった」と評価を頂いた。





まだまだ
エラー送球ミスもあるけど
教え始めた頃に比べたら
格段に試合になる様になった。


ダーネイの巴县は
部員のほとんどが中学生ながら
南开の高等部と
最近はいつも拮抗する試合になる。


もっともっと
学生達を成長させないとイケんね。



その為には
俺自身も成長して
良い練習をさせてあげないと!









そして
その試合後
大人の試合。


今回の試合参加者は
中国人台湾人アメリカ人、そして日本人



前回
19(日本チーム)vs(台湾・中国チーム)の経験から
メンバーをごちゃ混ぜにして
チームを組んだ。


んで、
チームのバランスが本当に均等なのか
確認する為に
先週末試合を計画をしていた。


でも
雨で流れてしまい
ぶっつけ本番の試合になった。



俺とダーネイは
もちろん敵同士



試合前は
こんな感じで
両チーム共
円陣を組んで気合十分!



こっちも
学生同様
ガチンコ勝負!!


特に
ダーネイだけには打たせん!!
おりゃっ!!!!



ショート強襲のヒット。。。


打たれたorz・・・


まだまだ
訓練が足りないね。。。^^;




それでも
後続を抑えて
失点は避けた。




この試合で
気付いた事があった。



バッティングの際
学生に言っている
重心は後ろ
突っ込むな
きちんとボールを呼び込め
これが
自分自身出来ていない事に
気付いた。。。


好好等球靠近・・・


きちんと
意識して打席に再度立つ。



そしたら
センターへの
ホームラン!


でも
きちんと判定する人がいなかったから
エンタイトル・ツーベースになったけど
その夜の打ち上げで
ぶっちゃけ入ってたんスか!?^^」って
外野を守ってた人に確認したら
ホームランの線を越えてたって。



学生が
俺にバッティングの仕方を
再認識させてくれたって感じたし、
やっぱり
俺が勉強して来た事が
間違ってなかったって思った。


ここは
自信を持って
教えて行こう!



学生に
感謝やね。



結局
試合は
10−2で
俺のチームの勝ち



勝てた事は
嬉しかったけど
チーム配分が
もう少し上手く出来れば
学生同様
もっと面白い試合になったなぁと。






今回は
朝から
35℃の中、
大会の運営の為に
色々と走り回り
最後には
試合出場。


結構キツかったけど
色々と勉強になった。


きちんと
振り返って
来年の大会が
今年よりも
もっと良い物になる様に
色々準備をして行きたいね。



今回
これだけの大会に出来たのは
重慶市人民対外友好協会さんや
在重慶日本国総領事館さん、
南开中学、巴县中学、融侨中学、
協力があったから。


めちゃめちゃ感謝やね。。。


それから
この大会の為に
日本からいらっしゃった
センさん


この方が
去年、一人で
重慶市を動かし
学校の協力や領事館の協力を得て
第1回大会を挙行させた人。


この人の存在が無ければ
おそらく
2年間の活動期間で
こういう大会を行おうって考えたかどうかさえ
わからない。。。


こういう経験をさせて頂けた事に
めっちゃめちゃ感謝や。。。




そして
ダーネイ


彼とは
色々相談したし、
精力的に動いてくれた。


彼がいなければ
きっとこれだけ
スムーズに事が進まなかったと思う。


彼にも
めっちゃ感謝や。


ダーネイの活動期間は
後1年強


重慶に2人で
良いものが残せる様に
続くものが残せる様に
これからも
協力してやって行きたいね!



学生には
これからまた別の目標を持たせて
更に成長を促して行こう!




今回の大会、
楽しかった〜〜^^♪