浅海智晴プログラマ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-10-12 Book

最近入手した本の第一印象

ものすごく分かりやすい構図でいうとUPを計画駆動と位置付けXPなどのアジャイルと対立軸を設けることも多いと思われるけれど、実際のところは微妙に論点がずれている。UPとアジャイルのいずれもリスク駆動的なアプローチでは共通しており、伝統的なウォーターフォールとは異なるのである。

とはいえ、UPを伝統的な組織が計画駆動的に用いると色々な弊害も出てくるので、アジャイル的なプラクティスベースのアプローチも有益になってくる。

そのような意味もあってか、UPの後継であるRUPとOpenUP/Basicについてのプラクティスを解説したものが本書である。

本書のきっかけとなったのはEclipseでやっているEPF(Eclipse Process Framework)とその素材であるOpenUPであると思われる。このためOpenUPの最小構成であるOpenUP/Basicの情報も記述されており、OpenUP/Basicについての参考書ともなる。

現実問題として、Windows系のプラットフォームを用いたシステムが増えており、Java EE派としても.NETとのインターオペラビリティは重要な

そんな意味もあって本書を入手してみた。

ぱらぱらチェックの印象では、Webサービス以外は商用製品を用いた連携を行わなければならないようである。

Webサービスについても色々な問題があるという噂は聞いているのだけれど、その問題について本書でどの程度触れられているのかはぱっと見では分からなかった。

とはいえ、Java EEと.NETの相互接続のさまざまな方式について取り上げており、とっかかりのカタログとして非常に有益な資料であることは間違いない。

GoFパターンをJavaの世界で再構築する、という類書が沢山あるテーマの本。

とはいえJavaが10年選手ということもあり、類書は大分前に出版されているので、最近はあまり見かけないかも。この分野の本をまだ持っていなければ参考になる。

本当に使える見積もり技術―ソフトウエア開発を成功に導く

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本当に使える要求定義―ユーザーの役に立つシステムを作る

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実務での実践を形式知化したと思われる本2冊。和書であり日本の現状に立脚しているのでとても参考になる。