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関内関外日記(跡地) このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2006ねん02がつ22にち

goldhead2006-02-22

君はコンビニの棚から商品がなくなるのを見たことがあるか?

 君は深夜の帰り道、自炊をあきらめてコンビニに頼ろうとする。君は自宅から一番近いコンビニ、たとえばサークルKサンクスに立ち寄る。いつものようにインスタントラーメンの棚の前に立って違和感を感じる。そう、棚に商品が少ないのに君は気づく。

 君はそこで思い出す、かつて商品がなくなったコンビニのことを。その店は(例えば藤沢にあったあるファミリーマートだったとしよう)、元からずいぶん繁盛していた店だった。しかし、どういうわけか働き者の店長夫婦が別の店舖に移ってしまう。その店は本部直営店となってやる気のない社員が来て、活気を失い、やがて閉店が決まってしまう。その最後の日、君はそのコンビニに行って驚くべき光景を目にする。多くの商品が引き上げられたか補充されなくなったコンビニの姿を。飲料品の冷蔵庫にはコカ・コーラペットボトルが数本残るだけ。おかしも、弁当も、どの棚もみんなすっからかんだ。君はソ連に迷い込んだような悪夢を思う。

 深夜のサークルKサンクスの店内に君はいる。そして君は気づく、この店が直営店になり、去年の年末アルコールの販売ができなくなったことを。そして、それを機にめっきりこの店に寄らなくなったということを。君はどことなく寂しい別の棚からサンドイッチを選んでレジへ行く。おでんは煮えているが、肉まんの棚が空っぽなのに気づく。君はこの店も無くなるんじゃないかと予感する。

 コンビニはいつでも商品で溢れている。コンビニは富そのものだ。しかし、予告しないでなくなることもある。君はコンビニから物がなくなっても驚いてはいけない。君はコンビニがなくなっても、決して泣いてはいけない。

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