黒川さんがぶつかった

http://www.sanspo.com/sokuho/070704/sokuho007.html

黒川紀章さんが追突事故 タクシー乗客に軽いけが

 参院選を前にして驚きのニュース。あの面白カーを運転していたかどうかわかりませんが、黒川さん事故ってしまったそうです。

現場で黒川さんは「ぶつかった覚えはない」と話していたという。

 私、ニュース聞いたときは、当て逃げみたいなものかと思っていたのです。当て逃げというか、逃げたわけではないけれど、本当に気づいておらず、後から、黒川さんだったと。しかし、この記事では「現場で」なのですね。なんでしょう、ぶつかっても気づかない特別なカーに乗っていたのでしょうか。
 さらにさらに、私にはこれ、責任逃れやごまかしには思えない。「選挙が近いからこんなニュースはまずい、隠さなきゃ!」というような意図は感じられない。「ああ、あの人は本当に気づかなかったんだろうな」と思ってしまう。さすがは世界のクロカワでしょうか。ぶつけられて怪我をされた方はたまりませんが。
 しかししかし、「本当に気づいていなかった」としたら、それはそれで、政治家としてというか、なんというか、あるいはもっとまずいまずい、とも言えるでしょう、当然のことながら。なんとも目が離せない人物です。むろん、都知事選の前だって、その知名度は本当に世界的だったのですが、また一つ光の当たり方によっては、どうにもこういうことになる。ほんのちょっとの角度でどんなものにだって見える、そんなことなのかもしれません。