ヤーコンはすばらしい

[rakuten:kibi:591329:detail]
(参考。こちらのショップで買ったわけではありません)

 いつものスーパーでヤーコン三本198円だった。ヤーコンといわれても、ジオンの潜水艦かと思うくらいの知識しかないが(ユーコン級)、でかいサツマイモ三本くらいのずしりの重みが198円なのだった。こいつの正体も食べ方もわからんが、ケータイでレシピを調べればいいだろうと購入したのだ。これ、大当たりだった。
ヤーコン-Wikipedia
 というわけで、キク科の多年生草本だった。なんといっても特徴は、生食できることじゃあないだろうかと思うのだった。いかにもイモっぽい見た目からは想像できないが、切って皮剥いて(皮剥かない方が成分的にはおすすめらしいが、土だらけだったので)、それで出てきた白いやつをシャクシャク食えば、「ナシ?」って感じの上品な甘味があって、アリアリの美味なのだった。このなんとも言えない、果実とも野菜とも言えるような(言えないのか言えるのかどっちだ?)、微妙な味。これ、お気に入りになったのだ。 
 そういうわけで、調理法以前に、なんか生でシャクシャク食って、安ワインとか飲んだりすればいい、みたいなところだった。でも、三本もあって、全部生ではもったいなのだった。なんかきんぴらにできるとかで、それも試してみた。が、こちらは俺の調理が下手なせいもあって、下手に辛くしてしまって失敗(七味が多すぎただけ)したのだった。むしろ、元来の甘さを活かす方がいいかもしれないのだった。
 あとは、サラダとしての食べ方だ。ドレッシングかけてみても、適当にあってくれる。それに、ハムなんかとあうような気がする。焼いた食パンにハムのせて、輪切りにしたヤーコンのせて、マヨネーズとコショウ、これで案外なかなかいけるのだ。はっきりいって、この使い勝手のいい、そして健康にもいいらしい(健康系加工食品が多いみたい)ヤーコン、こいつはもっと普及してもいいんじゃないかと思ったのだった。
______________________
 しかし、こないだのハスイモのときも思ったけど、もうちょっと調理法とか前面に押し出して売ってほしいよな、とか。スーパーに余裕があれば手書きポップでも作ってくれるかもしれないけど、そうとばかりはいくまい。ハスイモは、包装ビニールに貼ってあるシール、はがした裏面にレシピがってんだけど、そのシールはがせるのは買った後だしさ。表面に堂々と書いてくれたらイメージ湧くし、他の食材買ってやってみるかとか、そういうふうになると思うんですがね。あたしの知る主婦の方々、なじみない食材にはほとんど手を出さないですよ。