『喰霊-零-』が終わってショックだったこと

 こないだ「ともかくこれからミニスカートの女子高生が日本刀を振り回したりするシーンは多くなるのだろうけれども、ミニスカートの女子高生同士がいちゃいちゃするシーンは少なくなるかというと残念な次第である」などと書いた喰霊なのだけれども、いきなり終わってしまって驚いた。
 ……「何を言ってるの?」とアニメファンの方々なら思われるだろう。当然だ。最初からそう決まっていたはずだ。しかし、自分には「このアニメは何クール」といった発想というか、下調べというか、基本的な知識というか、そのあたりがなく、また調べようという姿勢もなく、この有様なのである。それで、子供時分に見ていたアニメと同じ感覚で、「打ち切りにならないのであれば、原作連載漫画が続くかぎり続くだろう」という暢気な意識で見ることになる。いや、この春からアニメを見始めて、さすがにそんな深夜アニメはない(かどうかは知らないが)、というのはある。でも、「あれ、もう?」のショックは大きい。もっと、延々と神楽と黄泉がたたかっていくものだと思っていた(そうなったら日本の人口の半分くらい黄泉ちゃんに殺されてしまうかもしれないが)。
 それで、作品の感想なのだけれども、いや、俺は好きだな。好きだから見ていたんだけれども。なんだろうね、たとえば、最後の決闘で、でかい石でガチコーンやってぶっ殺そうとするじゃん。ああいうところがいい。いや、ほかに石でガチコーンやるような要素ってどこよ? なんというか、最初の全殺しひっかけからだけれども、あんまり回りくどくなかったり、直截的というか、容赦ねえな、と。いや、キャラがちゃんと死ねば面白くなるわけじゃないけれど、これはそれでどうにも成功していたんじゃねえの、と。でも、それによって黄泉のハッピーなエンドがないという確定っぷりは残念。なぜなら俺は、ミニスカートの女子高生同士がいちゃいちゃするのを見るのがよかったから。いや、でも、いいよね、ガチコーンって。
 そういうわけで、漫画の方はどうしよう? つーか、アニメの続きねえの? どうなの? まあいいや。とりあえずHDDの録画ロックしておこうっと。
喰霊-零-イメージソング集 百合ームコロッケ