最新のゴルフクラブ試打日記
2008-11-29 ミズノ MP−62 アイアンを試打
■[ミズノ]MP−62 アイアン
今日はこのクラブを試打しました。
試打クラブは ミズノ MP−62 アイアンの6番です。
シャフトはダイナミックゴールドです。
ロフトは31度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS200、バランスはD2、キックポイントは手元調子です。
『ストロングロフトアイアン』でいえば、『7番アイアン』と同程度の『ロフト角』です。
ミズノのニューアイアンです。
形の美しい『ハーフキャビティ』です。
全く無駄がそぎ落とされていて、必要なところだけが凝縮されている形のように見えました。
この形の美しさは、車で例えると『ポルシェ』や『フェラーリ』のようなスポーツカーのようだと思いました。
私は昨年『MP−57』という素晴らしいアイアンを試打しまして、昨年の私の中での『アイアン・オブ・ザ・イヤー』に輝いたのですが、今年のこのニューアイアンにもとても期待が持てそうです。
今は、他のメーカーからも素晴らしいアイアンが続々と誕生していますが、やはりミズノのアイアンは特別だな・・・・。と思いました。
構えてみると、その美しさに見とれてしまいました。
ミズノのアイアンなので、当たり前といえば当たり前なのですが、毎回新製品が発売される度に『目の保養』をさせてもらっている気がします。
ずっと見ていても飽きることがありません。
この美しさのせいか、『周りの風景の溶け込んでいる』といいますか、すごく自然な感じがします。
クラブというのは、こうでないといけないな・・・・・・。と思いました。
打つ前から『ナイスショット』が約束されているようです。
素振りをしても、そのバランスの良さを感じることができます。
とても振りやすく感じます。
力まず、そして力を抜きすぎないで打てる、丁度いい感覚です。
試打を開始しました。
まず感じたのが、やはりその当然ともいえる『打感の良さ』です。
まるでインパクトが『無』になった、といいますか、何の抵抗感も感じません。
『柔らかい』を通り越して、『無』になった感じです。
手に何の衝撃を残さない感じです。
以前も例えましたが、野球で木製バットの小さい芯でボールをとらえ、ホームランを打った時のようです。
金属バットで芯をとらえても素晴らしい感触なのですが、木製バットにはとてもかないません。
今日はまさにそんな感じです。
他のメーカーからも『軟鉄鍛造アイアン』はたくさん発売されていて、どれもとても素晴らしい打感なのですが、『ミズノアイアン独特の感触』とでもいうのでしょうか?
素晴らしすぎる感触だと思いました。
以前、友人から聞いた話なのですが、
「『打感』って、結局は『音』なんだそうだよ・・・・。」
とのことです。
なんでも、ある雑誌に『打感』=『音』なのだ・・・・。という記事が載っていたそうでして、『打感』というのは結局は『音』で決まってしまう・・・・・。というものなのだそうです。
しかもその結論を出したのが他ならぬ、このミズノということなのだそうです。
『音』を消して、打ってみると『軟鉄鍛造』も『チタンフェース』も区別がつかなくなるのだそうです。
私はその記事を読んでいないので、なんとも言えないのですが、私は『打感』=『音』というのは、あまりにも乱暴すぎる意見のように思えました。
『打感』は『音』に強く影響される・・・・・。というのでしたら、十分に納得できるとは思うのですが、『=(イコール)』というのはちょっと強引過ぎる感じもしました。
もちろん、『アイアン作りにおける世界のトップメーカー』ともいえるミズノが発表しているのだから、深い研究による結果なのだとも思いますし、信憑性も高いと思います。
しかし、私はこれまでの経験上、『=(イコール)』というのには疑問を持ちました。
私はこれまでも練習を続けていく上で、自分自身何度も『耳栓』をして、周りの『音』と自分の『インパクト音』を消す練習をよくやりました。
この練習は慣れないうちは、『芯』を外しやすく、球筋も安定しないので、『集中する』という他に『スイングを固める』意味でやっていました。
その時にも、『打感の違い』はじゅうぶん把握できていたように思います。
ドライバーについてまで、『打感=音』とはなっていないと思います。
ドライバーなどは、特にその違いが顕著だと思います。
私はその記事を読んでいないので解りませんが、たぶん『アイアンについて』だけの記事だと思います。
周りの仲間や、知り合いのプロに聞いてみても、ちょっとその記事の内容には疑問をもっているようでした。
『近い』とか『大いに影響される』ということはあっても、全くの『イコール』ではないと思います。
『操作性の高さ』というのはこういった形から、もう打つ前から予め『約束』されているような感じがしました。
実際に打ってみても、とても気持ちよく球筋を変えることができる感じです。
『ドロー』『フェード』を打ち分けることはもちろん、繊細な感覚をお持ちの方でしたら、その『曲がり幅』まで、細かく調整できそうです。
高い技術をお持ちの方でしたら、とても打ち分けが易しいアイアンといえるのではないでしょうか?
『高慣性モーメントアイアン』とは違い、どのように打っても曲がらないアイアンではありませんし、『ミス』にたいしては『シビア』だとは思うのですが、それを補ってあまりある『操作性の良さ』だと思います。
『方向性』と同時に、『距離の打ち分け』もしやすいのではないでしょうか?
実際にラウンドしていても、丁度100ヤードとか、80ヤード・・・。とうように上手い具合に距離が残ってくれることは少ないものです。
中途半端な距離を打ち分けなければならないケースも多いように思います。
そういった時にこういったアイアンは威力を発揮してくれると思います。
『球の上がりやすさ』も、思っていたよりもいい感じでした。
普段は『7番アイアン』を打つのですが、今日は『6番アイアン』ということもあり、多少は上がりにくいのかな?と思っていたのですが、1球目から『ナイスショット』を打つことができ、とてもいい感じでした。
気合いを入れすぎず、楽な気持ちで打っていけます。
適度にリラックスして打っていけるので、集中力が増してきているようです。
こういった美しい『ハーフキャビティアイアン』はこれまでも、ミズノから発表されてきていますが、そういった数年前のモデルよりも、近年のアイアンは美しさは据え置きながらも、『易しさ』は増してきているように思えてきます。
もちろん『ダウンブロー』で打たないといけませんが、決して打ち込みすぎず楽に振り抜いていける感じです。
球の高さを低く抑えていきやすいので、風の強い日でも上手くコントロールしていけそうです。
『飛距離』という点では、やはりこれまでのこういった美しい『本格的アイアン』『正統派アイアン』と同様、飛ぶアイアンではありませんが、それを上回る『操作性』があるので、アイアンショットにとても重要な『距離感』を養えるアイアンだと思いました。
ミズノらしい、『実戦的』なクラブです。
練習場でもそうですが、コースでよりその性能の高さを発揮していけるアイアンだと思いました。
このアイアンの美しさと『芝の緑』とがうまく調合されていくような気がしました。
飛ぶアイアンではありませんが、球の食いつきも良く、スピンが効いている感じがするので、思い切ってピンを攻めて行けそうな予感がします。
扱いづらいクラブだと、どうしても大事にいき過ぎてしまい、『守り』に入ってしまうのですが、このようなクラブだと『アグレッシブゴルフ』をしていけそうです。
『安定性』も、この優れたバランスからとてもいいと思いました。
こういった『ハーフキャビティ』だと、私の経験上『マッスルバック』のようなイメージで打っているのですが、『マッスルバック』ほどのシビアさは今日は感じられませんでした。
球筋も安定していますし、少し『キャビティ』なっている分の『容易さ』のようなものも感じ取ることができました。
『芯』は決して大きいとは思いませんでしたが、『マッスルバック』ほどの小ささではなく、それほど『ナーバス』になる必要もないと思いました。
もちろん『ミスヒット』すれば、それなりの結果が待っていますが、『易しすぎない』ので、技術や感性も高めていけるアイアンだと思いました。
店員さんの説明によると、このアイアンも最近よく見かけるようになった、『ラウンドソール』を採用しているのだそうです。
そうすることによって、振り抜けがよくなっているのだそうです。
こういったところも、昔のアイアンには見られなかったことだと思いますし、こうすることによって、『抜け』がよくなるので、つっかかる感じも少なくなりますし、すごく打ちやすくなったように思います。
パッと見た目ではなかなか見分けがつかないようなところでも、こういった素晴らしい創意工夫を見せてくれているんだなあ・・・・・。と思いました。
『ハーフキャビティ』は、キャビティアイアンの中では、もっとも『シビア』といいますか、難しい部類に入るとは思うのですが、この『MP−62』は意外な程打ちやすく感じられました。
何の嫌な感じも残さず・・・・・。といいますか、いい感触だけが残ってくれたような気がしました。
ある程度の『ミート率』と『パワー』が必要なのかもしれませんし、『カーボンシャフト』や『軽量スチール』を使っておられる方には難しく感じられるかもしれませんが、私的にはとてもバランスのとれたハイレベルなアイアンだと思いました。
今年の私の中での『アイアン・オブ・ザ・イヤー』は、『スリクソン ZR−30』『ヤマハ インプレスX Vフォージド ツアーモデル 』の『ツートップ』かな?と思っていたのですが、やはり『真打ち登場』といいますか『本命』が出てきたな・・・・・。と思いました。
ミズノのアイアンは名器揃いですが、このアイアンも間違いなくその仲間入りをしたな・・・・・。と思いました。
アーチを支えて、スイングのパワーをさらに引き出す ミズノ アーチハンモック
スポーツ障害の予防を目的として開発されたアンダーウェア スリクソン position ZERO



































いろいろアイアン選びに迷われているようですね。
『どちらが優しいのか?』『ミスの許容範囲』という言葉がありますが、やや疑問を感じてしまいました。
ちょっと質問なのですが、カズさんは『素振り』を毎日続けておられるのでしょうか?
頂いたコメントを拝見している限り、とてもそのようには思えません。
素振りを毎日されておられるのでしたら、決してこのような『消極的な言葉』は出てこないように思います。
素振りを積極的に毎日継続されておられたら、どちらのアイアンでも問題なく、使っていけることと思います。
カズさんは、『上手くなりたい』と以前、コメントに書かれていましが、今回頂いたコメントを拝見しますと、そのような気持ちが伝わってきません。
クラブの『易しさ』にばかり頼っておられるように感じられます。
『ミスの許容度』という言葉が出るのは、練習によって自分のスイングを高めていく・・・・・。という崇高な気持ちが感じられません。
敢えて「どちらが易しいか?」というご質問にお答えするとしたら、同じシャフトで、全く同じスペックだったとしたら、私は『MP−57』だと思います。
『MP−62』は、やはり『ある程度シビア』なクラブだと思います。
そういった意味では『スイングの質』が求められるクラブだと思います。
昔の『MP(ミズノプロ)アイアン』に比べれば、格段に打ちやすくはなっていると思いますが、それでも誰でも打てるというものではありません。
やはりこういった『上質のクラブ』を打つには『豊富な練習量』が求められるのです。
『素質』や『年齢』『体格差』などは全く関係なく、『上手くなりたいという心』と『豊富な練習量』のみが要求されるのです。
少なくとも『許容範囲の広い』という言葉は、豊富な練習量をこなしておられる方には出てこない言葉なのではないでしょうか?
『MP−62』の方が振りやすい・・・・。と感じられるのでしたら、そちらの方を使ってみられるのもいいのかもしれません。
ただ、『振りやすい』というのは『シャフト』がとても大きく影響しているのをご存じでしょうか?
『振り抜きやすい』というと、どうしても『ソール形状』ばかりが強調されそうですが、実はシャフトがとても重要なのです。
「そんなの知っているよ・・・。常識だよ。」と反論されそうですが、同じ2本のモデルの同じ番手のアイアン(例えば、『MP−62』の7番アイアンでシャフトダイナミックゴールドS200)でも、厳密に言えば『全くの別物』なのです。
どういうことかといいますと、店頭に発売されているクラブ(ウッド、アイアンなど全て)は同じ『フレックス』のシャフトで表示されていても『振動数』『バランス』『フレックス』などは、実はバラバラなのです。
『S』と表示されていても実際に『振動数』などを計ってみると『X』の振動数だったり『SR』の振動数であったり・・・・。とバラバラなのが現状なのです。
それはどのメーカーのクラブでも言えることだと思います。
シャフトは『カットの仕方』ひとつとっても、全く違ったフィーリングになりますし、『ヘッドの入り方』などでも全く異なったものになってしまうのです。
『大量販売』されているクラブセットでは、ここまで厳密に揃えられていないのが現状だと思います。
そしてこのバラバラな14本を使っておられる方が殆どなのだと思います。
私の予想なのですが、多分『アマチュアゴルファー』の『90%以上』の方々がこの『振動数』などを気にすることなくバラバラなクラブセットを使っておられるのではないかと思われます。
私はもちろん自分のゴルフセットはドライバーからウェッジまで全て『振動数』や『バランス』などを揃えておりますし、後輩たちにも『本気でうまくなりたい』と練習している人たちにはこの『リシャフト』を薦めております。
そうしてメキメキと結果を残しています。
プロはもちろん『上級者』の方はほとんど、この『リシャフト』をしており、自分に合うようにカスタマイズしています。
そうしてみんな『自分だけのクラブ』を大切に使っているのです。
クラブを買い換えた時も、必ず自分用に『カスタマイズ(リシャフト、バランス調整)』しているのです。
ドライバーでもフェアウェイウッドでもユーティリティでもアイアンでもウェッジでもどれでも良いのです。
この番手のクラブが1番振りやすいな・・・・。と感じられるものがあるはずです。
その1本を『基準』として『セッティング』するのです。
そうすることによって、クラブは全くの『別物』になるのです。
今までは難しくて打てなかったクラブが信じられないほど打ちやすくなるのです。
以前も書きましたが、『シャフト』でクラブは全く違ったものになるのです。
自分に合うようにセッティングできていると、『自分の物差し』ができますし、その日の調子もつかみやすくなります。
そして何より『世界に1本の、その自分の為のクラブを手にすることにより、愛着が湧き他のクラブへの『浮気心』が湧いてこないようになるのです。
『マイクラブ』を大切にするようになりますし、それにより『感覚』も鋭くなりますし、上達も早くなるのです。
『リシャフト』というと多くの方が『ドライバー』ばかりをしておられるようですが、『クラブセット全体』でのバランスで考えなければ全く意味がありません。
自分のクラブセットすべてを揃えることにより、ゴルフは信じられないほど易しくなるのです。
もしミスしたとしても、クラブは合っているのだから、自分のスイングが悪かったんだ・・・・。と思えてくるようになり、そのスイングの欠点を克服していけるようになるのです。
カズさんには信頼できる『クラフトマン』が近くにおられますか?
聞くところによると、現在は量販店などでも『クラフトマン』を置いている店もあるようですが、できれば自分で工房を開いておられる方がおすすめです。
幸い、私はこうした信頼できる『クラフトマン』が2人いて、いつもお世話になっているのですが、できればカズさんもそういった方を探して頂きたい・・・・。と思います。
今日、私が書いたことは『クラフトマン』の方や『上級者』の方たちには深く理解して頂けることと思います。
カズさんが「そこまでしなくてもいい・・・・。」と思われるのでしたら、それでも結構だと思いますが、『本当に上手くなりたい』と願い『競技ゴルファー』を目指されるのでしたら、こういったことを考えてみられるのもいいのではないでしょうか?
『自分だけの世界の1本のクラブ』を持つことで、上達のスピードはどんどん加速していくことでしょう・・・・・。
もちろん『素振り』を続けていくことも条件のひとつですが・・・・・。
以前『上手くなりたい』と書かれていましたが、私はカズさんが『どこまで』上手くなりたいのかが、解らなくなってきました。
『100前後から90前後』でいい・・・・・。と言われるのでしたら、ここまでする必要はありません。
そのうちなれるでしょう。
しかしそのもっと先を望まれるのでしたら、もっと考えを変えて行かれたほうがいいのかもしれません。
『クラブの易しさ』『ミスの許容度』といった消極的な考えでは、『上達への道』は正直厳しいかもしれません。
上手くなるには、やはりそれなりの『代償』が必要なのです。
それは決して『お金』をかけることではなく、『練習』『情熱』といったことだと思います。
私の周りにも『上級者』はたくさんいますが、その誰もがみんな『24時間クラブを握っていたい・・・。』と思っている人達ばかりです。
毎日の練習に情熱を傾けているのです。
ゴルフは上手くなっても、決して『課題』が無くなるスポーツではありません。
常に悩みながら、みんなゴルフを楽しんでいるのです。
『100冊のレッスン本を読むよりも、毎日の素振り』です。
『練習場で1000発打つよりも、毎日の素振り』です。
素振りというのは、単純であまり面白みがなく飽きやすいかもしれませんが、以前も書きましたが、これほど重要な練習はありません。
どうか続けていってください。
そしてもっと積極的な気持ちを持って頂きたいと思いました。
いろいろと書いてしまいましたが、もし失礼があればお詫びします。
私の意見は以上です。
それでは失礼します。