廃校をスポーツクラブに
4月4日付けの日経新聞の東京・首都圏経済欄に中野区が廃校をスポーツクラブに活用する記事が掲載されていた。
記事のよると廃校となった小中学校の校舎を改修して、区民にスポーツクラブとして開放するとのこと。
13年まで区が運営し、その後町会や体育協会のメンバーで構成する任意団体が民間企業と連携して運営主体を引き継ぐ模様。
事業内容としては、体育館やグラウンド、フットサル場の安価の貸し出し、健康教室の開催、その他福祉施設としての活用が予定されている。
だいぶ前に廃校の再活用をスポーツで提唱したことがあったが、今回実際に動き出している地域があることを知って本当に嬉しい。
改めて学校とスポーツクラブの相性の良さを記したい。
同じ地区にバスケ及びサッカーのクラブチームがあること想定
体育館→バスケチームがそのまま使用。*正規の試合のコートサイズかどうか注意が必要。
グラウンド→サッカーチームがそのまま練習用に使用。こちらも正規の試合のコートサイズかどうか注意が必要。夜間照明の有無の確認必要。
保健室→トレーナー室
職員室→オフィス(各団体で使うこと可能)
教室→ミーティングルーム
調理室→そのまま使用。食堂があるといいのだが、選手の夜ごはんなどを準備することができればベスト。ここのスタッフによる栄養指導なども地域住民にできるとおもしろいかもしれない。
会員が集うカフェになるのもいいかもしれない。
こんなイメージでしょうか?
廃校を改修したTechcrunch社のオフィス
プール→夏場にクールダウンやリハビリに使用
教室が余ることが予想されるため、その他の用途を色々と検討していく必要がある。
スポーツに関連する本だけを集めた図書館
外人選手も巻き込んだ英語教室(発音だけでも覚えてもらえれば...)
将棋・囲碁教室(老若男女集って指すことができればいい経験ではないだろうか?)
街の将棋部屋が校内に引っ越すイメージでしょうか?
PC教室(近隣に学校が多いので、いずれ学生にHPのデザインや運営をしてもらえるかもしれない)
音楽・バンド教室(将来試合でブラスバンド隊がアメリカの大学スポーツのように応援歌を奏でるかもしれない。映画ドラムラインのイメージ。)
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どうだろう。
どれだけ多くの文化が一つの建物に凝縮されるだろう。
民間と連携を取ることができればなおさらいいだろう。
空き時間にそれこそスポーツジムとしても運営できるだろう。
いずにせよこんな未来が少しでも早く実現すれば、本当の意味でのスポーツが地域と密着するかもしれない。
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