Sportsman 2.0 このページをアンテナに追加 RSSフィード

人気ブログランキングへ

2013-06-03 ガンバ大阪が示す地方巡業の当たり前な鉄則

ガンバ大阪が示す地方巡業の当たり前な鉄則

| 00:36 |  ガンバ大阪が示す地方巡業の当たり前な鉄則 - Sportsman 2.0 を含むブックマーク  ガンバ大阪が示す地方巡業の当たり前な鉄則 - Sportsman 2.0 のブックマークコメント

今年からJ2に参戦しているガンバ大阪の集客力がハンパない。


D



ガンバ大阪効果でJ2観客動員が好調

そもそもがJ2にいてはいけないチームがいるのだから、それだけでも話題になる。

日本代表の中心MF遠藤、そしてDF今野、日本人が好きなパスサッカーチームカラーも興味を引く要因だろう。

ここで思う事、そう地方巡業って強いから成り立つのだ。

スターがいるから成り立つのだ。

スターがいない、知名度がない、強くないチームが全国を廻っても効果がないのだ。

この場合強いの定義は世界的にみて強いかどうか?

この1点に限る。

開幕10試合の観客動員数は全て1万人を超えている

1)長崎−G大阪(長崎)  1万8153人

(2)G大阪−京都万博)  1万8041人

(3)山形−G大阪(NDスタ)1万7223人

(4)札幌−G大阪(札幌D) 1万7020人

(5)富山−G大阪(富山)  1万3639人

(6)千葉札幌(フクダ)  1万3583人

(7)G大阪−横浜FC(万博)1万3476人

(8)札幌栃木札幌D)  1万3248人

(9)松本−熊本(松本)   1万2959人

(10)熊本−G大阪(うまスタ)1万1874人

ちなみにJ1の下位チームになると1万を超えるのがやっとのチームが多い事を考えると、

正直今年はJ2にいた方が観客動員が伸びたかもしれないと考えるチームもいるかもしれない。

地方巡業の元々の理由は、

普段見れない人たちに向けて実際の競技を見せて関心を高める事だろう。

しかしこれは改めて考えると、強い人の論理であるはずだ。

そして強いの定義は世界的に比べても強いかどうか?

この点で考えると、地表巡業で成功しているのはひょっとして

大相撲

プロ野球

そしてガンバ大阪だけかもしれない。


例えば地方巡業が多いラグビー

2012/09/09(日) 13:00Kick Off / 月寒 / 2200人

こちらパナソニックvsNTTコムの試合

世界的スター、ソニー・ビル・ウィリアムズがいるのにも関わらず

訪れた人は2200人。


D


続いてまたもやパナソニック栃木でのサニックスとの試合

2012/09/16(日) 15:00Kick Off / 足利陸 / 2608人



こちらは山形で行われたNECvs NTTドコモの試合

2012/09/23(日) 15:00Kick Off / NDスタ / 1720人

NECには必見の重戦車トライゲッター、ナドロがいるのだが...

D


ガンバ大阪が示唆している事、

それは当たり前のことだが、地表巡業は強い人がいてこそ成り立つビジネスモデル

そうでない場合は、地場にしっかり腰を下ろして固める事。

そう、ホームタウンを大事にせよ、ということ。


日本のバスケ協会、ラグビー協会、バレーボール協会が改めて認識してもらえると嬉しい。

地方を回るより、まずは強化せよ。

強くなってからでないと、地方でもお客は来ない。

ならば先に地元に密着して基盤を作って収益モデルを作ること。

これが大事だろう。

やはりスポーツという興行形態は勝利がついてこないと、人々の観戦動機にはつながらない。

こんな当たり前な事をガンバは伝えているのではないだろうか?

それを汲み取れているスポーツ関係者は何人いるだろうか?



Facebookページはこちら

スポマン JAPAN!


f:id:gomanjp:20120206140223j:image:medium




関連ポッドキャスト

ポッドキャストスポーツ・ビジネス特集!スポーツに関わる経済とお金と話





関連togetter: JBLの観客動員を増やすためには

関連togetter: Vリーグ会場選定基準を定めてみる

関連記事:書評5:社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年

関連記事:書評16:琉球ゴールデンキングスの奇跡

関連記事:湘南ベルマーレについて考える

2013-01-20 IMG アカデミー 世界のトップを生み出す施設

IMG アカデミー 世界のトップを生み出す施設

| 23:42 |  IMG アカデミー 世界のトップを生み出す施設 - Sportsman 2.0 を含むブックマーク  IMG アカデミー 世界のトップを生み出す施設 - Sportsman 2.0 のブックマークコメント

残念ながら今日世界第5位のフェレールに敗れてしまったものの、

錦織圭の躍進は日本のスポーツ界にとって明るい話題だけでなく、

多くのアスリートを勇気づけていることだろう。


錦織の13歳から本拠地としているのが、アメリカフロリダ州にあるIMGアカデミー

IMGは世界のトップ選手を抱えるアスリートのエージェント企業。

育成、トレーニング、契約、スポンサー様々な面でトータルにアスリートを支援する。

日本の選手でも錦織の他に、宮里美香浅田真央石川佳純石川遼室伏広治など多くのアスリートが所属している。


ここのアカデミーが驚くべきことは、その広大なキャンパスのみならず施設の充実ぶりだろう。

テニスコートだけでも50面以上。

ジョコビッチシャラポワなどの面々も登場する。


D


その他に、ゴルフ、野球バスケットボールアメフトサッカーの施設があり、

トータルのトレーニングとサポートを行っている。

敷地内には寮はもちろん、美容院やその他の生活面の施設も完備。

アカデミーに所属できるのは18歳までだが、もちろんプロに進んだ選手は錦織のようにここを拠点とする事もできる。


D


D


アカデミーの年間の授業料は約600万ほど。

全額親が負担するケースもあれば、スカウトしたり各協会や所属からの負担もある場合もある。

いずれにせよ全員が全員プロになれるわけでもないが、

アメリカの場合その後有名大学へ進学、そこで活躍しいずれまたIMGにお世話になるケースもあるという。

ビジネスでいうならば先行投資とリターンってところだろうか。

しかし見込んだ選手が必ずしも大成しないのがスポーツの難しいところ。

アカデミーはそこのリスクを埋めるためかどうかはわからないが、

一般向けのキャンペや教室も開いている。


一つ日本ではあまり馴染みのないアカデミーの使用例を紹介したい。

NFL 2011-2012シーズンの新人王、キャム・ニュートン

D


このシーズンはロックアウト(スト)のため、キャンプのない異例のシーズンだった。

QBクォーターバック)という司令塔のポジションの性質上、キャンプがないままシーズンを迎える事は相当不利な条件であった。

そのため、ニュートンがIMGでどのような準備を行ったかというと、

ドラフト直後にIMGアカデミーの約185㎡の4ベッドルームの宿泊施設に入る。

そこで、IMGが契約しているコーチ、2000年のハイズマン賞受賞者、クリス・ウェンキ氏の指導を受ける。

D


疑似NFLキャンプを再現したトレーニングに加え、

フィジカルトレーニング、そしてQBに最も大切なフォーメーションやディフェンスの陣形を読む教室での指導も加わる。


途中元NFLQB、ケン・ドーシィー氏も加わる。


D


そして準備万端、ロックアウト終了後のニュートンの活躍ぶりは、もはや語る必要もないだろう。

ちなみに、当時のアカデミーでのトレーニングについてニュートンは、こう語る。

D



ちなみに費用は全額スポンサーのアンダーアーマーの負担だそうだ。


D



IMGアカデミーでは、他競技でもこのような疑似体験を通してプロの世界への移行、またはシーズンへの移行をスムーズにする手伝いを行っている。


D

D


さて、では日本ではこういったサポートを得られるところはあるのだろうか?

トップアスリートならナショナルトレーニングセンターになるのだろう。

民間では私の知る限り存在していないというのが日本の現状だろうか?

規模はともかく、そしてサービスに限りがあるものの、先日のNHK特番「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介されたイチロー選手のトレーニング機器を開発したワールドウィングが近いかもしれない。


(動画は2008年時のもの)

D


ここは小山氏が提唱する初動負荷理論をもとに、独自のトレーニングをアスリートに提供する。

その理論に基づいて開発されたマシーンをイチローは自宅に導入している。

中日の山本投手、ブルワーズの青木選手、その他ゴルフの青木功選手、陸上の100m日本記録保持者の伊藤浩二氏なども通っていた。


「奇跡」のトレーニング

「奇跡」のトレーニング



ちなみに番組で彼が語った言葉、

「大人になって体が成長していくとセンサーをみんな失っていく」

「特に無理やりバランスを崩して大きくしていく人たちはどんどんセンサーが崩れていってわからなくなるんですよね、みんな」


という言葉は清原へのアンチテーゼだろうか?

ワールドウィングのトレーニング機器がイチローのセンサーを保ってくれるという。

同じく年末の特番を見ていたら、清原と桑田のトレーニングの質の違いは明らかだっただろう。


D


さて話を戻して、ワールドウィングのオフィシャルサイトを見る限り、

周囲の施設と提携しており、合宿的なキャンプを張れるものの、

IMGアカデミーとは様々な意味でまだ道のりは遠い。

これはまだまだ日本におけるトレーニングの位置づけの低さ、そして市場としてまだ未成熟な部分だろう。

しかし、今後日本がスポーツ大国になっていくためには、すぐには無理でも、

少なからずこんな施設が存在していることだけでも大きな意義があるのだろう。

いずれ日本にもこういった拠点ができることを夢見つつ、イチローのセカンドキャリアはこういった事業であることを期待してみたい。


D

D

D

D



このテーマに興味を持たれた方は、ぜひポッドキャストもお楽しみ下さい!

f:id:gomanjp:20120206140223j:image:medium

スポーツと部活の多様性

Facebook ページも是非!



関連記事:書評:室伏広治 超える力

関連記事:沖縄とスポーツビジネス

関連記事:海外で活躍する日本人トレーナー

関連記事:白樺のポーズと体幹の重要性

関連記事:オリンピック招致とアスリートのセカンドキャリア

関連記事:「伊藤浩司さん J1神戸とコラボ」に思う

関連記事:地域密着型スポーツクラブと部活の未来7(交流編)

関連記事:文武両道!? 日本のスポーツ界が直面する課題

関連記事:書評26:サニーサイドアップの仕事術

2013-01-13 「ヘッドレスチキン」と「桜木JR」という最強の戦術

「ヘッドレスチキン」と「桜木JR」という最強の戦術

| 22:53 | 「ヘッドレスチキン」と「桜木JR」という最強の戦術 - Sportsman 2.0 を含むブックマーク 「ヘッドレスチキン」と「桜木JR」という最強の戦術 - Sportsman 2.0 のブックマークコメント


アメリカバスケ用語、

「ヘッドレスチキン」

をご存知でしょうか?

90年代NY Knicks ファンならジェラルド・ウィルキンス(ドミニクの弟)を思い出してみるといいかもしれない。


D

D


バスケにおけるヘッドレスチキンの定義は、

ゲーム・インテリジェンスのなさ、

次にカットインした時に、見てる側に悪寒が走る選手、

苦し紛れの片足ジャンプが多い選手、

TO(ターンオーバー)が多い選手、

ショットセレクションが悪い、

キープ力がない、

外角シュートが弱い 

このヘンとする。


つまり余計な時にカットインしたり、シュートしたり、TOしたりする選手。

アメリカはそこは観客も目が肥えているし、指導者も相当うるさい。

そのため外人やアメリカの大学帰りの選手は己の出来ること出来ないことが比較的整理されている場合が多い。

例:トヨタの松井、伊藤選手


D


日本のヘッドレスチキン代表は意外と思う人も多いかもしれないが、ある意味バスケ界の顔、五十嵐選手だと思う。

アイシンの柏木選手と比べて、ゲームメイク力と外角シュート力とゲーム・インテリジェンスのレベルはかなり低い。一言でいえば「判断力」につながる。


D

D


まだ本調子じゃないものの、無駄な片足ジャンプがないことや、TOしないことや、ゲームインテリジェンスという意味では田臥選手の方が見ていてはるかに安心する。

彼の問題は外角シュートだが、それはとりあえず置いておいたとして。


D


では、ヘッドレスチキンにならないためには?

単純に1対1のスキルの高さだろう。ボールを奪われないという大前提で、横、縦、高さ、前後、もしくはタイミングでずれを作れるかどうか?

その上で狭いハーフコートの中でスピードを上げた際に、止まってジャンプシュートできるか?

周りが見えているか?

決定力があるか?


この辺が鍵となる。

毎回五十嵐選手のようにカットイン時に床にドカーンとダイブせざるを得ないシュート状況は、見栄えのインパクトはあるものの、判断として往々にして苦し紛れの結果である。

それにファウルもらえないことが多く、逆速攻の対象にもなる。

つまりカットインがヘッドレスチキンかどうかのリトマス試験紙。


カットイン時に綺麗に終われる選手は大抵レベルが高い。

床に転がったり、ボールをはたかれたり、簡単にシュートブロックされたり、TOしたり、当てもなく空中に飛んだり、派手にチャージしている選手は、まず頂けない。

こういう人を見かけたらヘッドレスチキンと呼んであげましょう。


違う意味でのヘッドレスチキンは、求められてもいないのにポンポンシュートを放ってしまう人にも当てはまります。

ブレックスの山田、三菱の鵜澤あたりがそうかもしれません。

彼らがアイシンでプレーできない理由はその辺りでしょう。

逆にアイシンの鈴木監督はそこの見る目があると思う。


アイシンの戦術はこの約10年一環として「桜木JR」。

これが戦術なのです。


D


離されれば打つ、

近寄れば抜く、

状況が悪ければ背中を向けて押し込んでポストプレイに持ち込む、

ダブルチームが来たらパスを出して3ptを呼び込む。

彼のJBLで卓越した技術と、ゲームインテリジェンスのあるPGと外角シュートを打てて余計なことをしない選手とディフェンスの頑張りで成立しているチームです。

わかりやすく言えば、連覇した時のロケッツ。


D


当時のロケッツは、オラジュワンが戦術でした。

彼のまわりに、スミス、オーリー、エリー、カセルというシューターを並べ立てる戦術。

後はリバウンドとディフェンスを頑張る選手一人。

まぁー途中ドレクスラーというずるい選手も加入しましたが、NBAのGやFでボールキープできない人なんていないので、余計なことをせずに3ptラインで待つ。

ずれはオラジュワンが作ってくれる。

後はゴールにカットするか、パスをもらって3ptを打つか。

単純なものだ。

当時のヘッドコーチに戦術家としての名声はアメリカではありません。

(ちなみにロケッツの戦術を発展させたのが、スパーズのグレッグ・ポポビッチでしょう)

アイシンがここ何年も行ってきたのはそれ。

佐古から柏木、小宮から朝山、外国人と多少の入れ替わりはあれど、気付きませんか?

役割は一緒です。

(ちなみに佐古選手の力は突出していました。

3pt良し、カットイン良し、カットインから止まる事も出来たし、ゲームメイクの意識も高かったです。)


D

D

D


つまりこれが何を意味するかというと、判断を簡略化することで、ヘッドレスチキンタイムの出現率を減らしているとも言えます。

ヘッドレスチキン現象が出るとすれば、ショットクロックがゼロに近い時です。

一度JBL日本人選手のショットクロック10秒切った時にシュート確率を出すと面白いかもしれません。

おそらくヘッドレスチキンが浮かび上がることでしょう。


一方でチキンなだけに鶏と卵で、アイシンの鈴木監督はこういった選手の存在を理解していて、あえてチーム編成に加えていないのかもしれません。

アイシンはゲーム・インテリジェンスが高い選手が多いのが特徴です。

役割付けをはっきりした指導を行っている裏返しかも知れませんが。。。

いずれにせよ、彼はそこにたいして敏感、むしろアメリカのスタンダードで考えているといえるでしょう。


日本ではパッシングゲームが主流です。

これがヘッドレスチキンを生んでいる元凶かもしれません。

パス・ラン主体のパッシングゲームではどうしてもボールが散らばる。

そして動きの中で目の前にスペースが生まれると、人間どうしても本能的にそこに向かいます。

その時にヘッドレスチキンかどうかで結果に大きく差が生まれます。

パッシングゲームのもう一つの弱点は、責任の所在がわかりにくい、つまり明確な役割がオフェンスで付けにくい。


日本の傾向として、190センチ台のFの選手が特に苦労する傾向があります。

その理由は、大学バスケとJBLのレベルの差でしょう。

では何が違うかというと、3つ挙げられます。

  • 外国人選手の存在
  • フィジカル
  • ディフェンス

JBLではここのレベルが急激にアップします。

結果、コートが狭く感じます。

フリーの時間が減ります。

ずれを作るのが容易ではない。

ゴール下近辺の高さが全く違う。

大学バスケの現状では、190センチ以上あって動ければ、かなり活躍できてしまうのが現状です。

しかし一つ上に上がると、ワンドリブルでレイアップに行けていた世界が大きく変わります。

相当なドリブル力含む前述の1対1能力


ボールを奪われないという大前提で、横、縦、高さ、前後、もしくはタイミングでずれを作れるかどうか?

その上で狭いハーフコートの中でスピードを上げた際に、止まってジャンプシュートできるか?

周りが見えているか?

決定力があるか?


がないと綺麗にシュートまで行けません。

そのため、朝山、広瀬、大西などが大学ほど華々しく活躍できずに苦戦してしまうのです。

この手の選手は幾多あまたと輩出され続けられるのが今の日本の現状です。

一方川村選手レベルまで行くと、見苦しいTOの数がだいぶ減り、アシストも残すという結果につながってきます。


D


このレベルの選手が増えないと、日本は世界では勝てないでしょう。

そしてこのレベルの選手が増えないからこそ、日本のバスケ界はアイシンと桜木JRという戦術をもう10年近くも超えられないのです。

これが日本の実情です。

竹内兄弟が桜木JRを超えられなかった時点で日本と世界の距離はまだまだ遠い。

では超えるためにはどうするのがいいでしょう?

現状二つの選択肢があると思います。

パッシングゲームの幻想を捨て、育成現場から1対1強化の指導指針を協会が率先して出す。

②役割分担を徹底した戦略で、育成現場からスペシャリスト養成の方針を協会が出す。


②のわかりやすい例として、日本にもヘッドレスチキンにあまりならない選手はいるが、ほとんどがシューターという傾向が強い。

D

D

D

D


やはりバスケットは突き詰めればシュートを入れる競技。

1対1に強くなる、有利になるための最大の武器、そしてヘッドレスチキンを避けるためには、シュートが上手ということは必須条件ということだろう。

シュートの指導が実は一番の近道かもしれない。

そしてその先に始めて日本バスケ界のイノベーションが待っているのだろう。


いかがでしょう。

日本のレベルアップのために「ヘッドレスチキン」。

この言葉を流行らせませんか?

まだイメージが湧かない人はこの少しえぐい動画をご覧下さい。


D


このテーマに興味を持たれた方は、ぜひポッドキャストもお楽しみ下さい!

f:id:gomanjp:20120206140223j:image:medium

スポーツと部活の多様性

Facebook ページも是非!


関連記事:日本のバスケとイノベーション

オススメ記事:3pt シュート誕生から25年

関連記事:Jimmer Fredette 日本人が目指すべきプレイヤー、彼が目指すべきプレイヤー

関連記事:Dirk Nowitzki(ダーク・ノビツキー)の育て方

関連記事:男子バスケ発展の阻害要因

関連記事:田臥勇太

2013-01-03 日本のバスケとイノベーション

日本のバスケとイノベーション

| 00:44 |  日本のバスケとイノベーション - Sportsman 2.0 を含むブックマーク  日本のバスケとイノベーション - Sportsman 2.0 のブックマークコメント

f:id:gomanjp:20130103003807j:image:w360:left

JSportsがありがたいことに、ウィンターカップのハイライト動画を盛りだくさんアップしている。

JSports チャンネル

とても楽しく見ている。


たくさんの試合を見ていて強く感じることは一つ。

プレーが完全に金太郎飴なのだ。

どこの学校も同じに見える。

どこのプレースタイルも同じ。

パスしてラン、パスしてラン、動きの中で1対1、セットプレイはほとんど見受けられない。

違いが見受けられない。

これは男女問わず、ほぼ同じ傾向と言っても過言ではないだろう。






D


D


しかしこれは高校生レベルだけの話ではなくて、実は下から上までほぼ同じなのだ。

これは昨年のブログ記事でも記している。


全日本女子決勝:いい加減違うスタイルを求む


そこでふと思った。

何か全然違うアプローチでチーム作りをしたならば、いいところまで行くのではないか?と。


誤解を恐れずに、そして育成のプロセスや細かいことを抜きにして簡単に書くとこういうイメージだ。

フォワードとセンターにガードの役割を果たせる。

そしてガードのゴリゴリポストアップ勝負で挑む。

オフェンスは遅攻め。

むしろアメリカバスケのように完全なセットプレイ重視。

日本全国津々浦々行われるパス&ラン・ムービングオフェンスはやらない。

ディフェンスはオーソドックスにしっかり守る。



狙いは簡単で、日本全国行われているパス&ラン・ムービングオフェンスは、

ガードが潰れると機能しなくなる。

そこでガードがゴリゴリポストプレー勝負することで、相手ガードのファウルトラブルを誘引する。

スタメンクラスのガードを退場、もしくはプレイタイムを減らすことで勝利を狙う。

また、インサイドとアウトサイドの役割が逆転することで、相手は慣れないディフェンスを強いられる可能性が高く、ここでまたファウルトラブルを誘引できる可能性が高い。

そしてセットプレイーに対するディフェンスも、日本全国でパス&ラン・ムービングオフェンスしかやっていない以上、大半は守り慣れていないはずだ。


何が言いたいかと言えば、ビジネスでいうイノベーションのセオリーに照らし合わせてみると、

このような他と違うスタイルが一つくらい生まれてもいいのでは?

ということだ。


マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏のブログ

第27回  アップルのイノベーションの源流

より引用します。



イノベーションは非連続、すなわち「思いつくかどうか」の勝負である。優れたイノベーションを生むには、「思いつく」ことが必要で、「思いつく」には「考える」ことが必要だ。常日頃から考えていなければイノベーションは生まれない。何を考えるかではない。どのように考えるかが重要である。やはり、答えはアップルにあった。Think Different。スティーブ・ジョブズ復帰後の1997年にアップルが掲げたスローガンである。他と違うように考えることが重要なのだ。

違っていて当たり前の世界で個性を出そうとするなら、もっと、トンデモなく、徹底的に「違うこと」が求められる。そこまで意識して初めて「ぶっ飛ぶ」ことができる。ぶっ飛んでいること - 難しく言えば、連続性を断ち切る非連続。つまりそれがイノベーションだ。

Different、違い。それが決定的に重要だ。気が違っているのではないかと、クレイジーではないかと思われることも厭わないほど「違う」ことを重視する。Think Different のスローガンを掲げたCMで使われた台詞を紹介しよう。これこそがイノベーションを生む源流だと思う。

クレイジーな人たちがいる。

不適合者、反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。

四角い穴に、丸い杭を打ち込むように

物事をまるで違う目で見る人たち。

彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。

そんな彼らを引き合いに出すことも同意しないのも自由。

賞賛しても、けなしてもいい。

しかし、彼らを無視することだけは出来ない。

なぜなら彼らは物事を変えていくからだ。

彼らは人類を前進させるからだ。

彼らはクレイジーと言われるが、

私たちは彼らを天才だと思う。

なぜなら自分が世界を変えられると

狂信的にまで信じる人たちこそが

本当に世界を変えることができるのだから。


せっかくだからCM映像を見てみよう。


D


気分は高揚する。


日本の指導者にThink Different、他と違うチーム作りをする人が現れた時に始めて日本のバスケもレベルが上がるのかもしれない。


Think Different

Just Do It


D


2013年は何か一つでも違うことをしてみよう!


このテーマに興味を持たれた方は、ぜひポッドキャストもお楽しみ下さい!

f:id:gomanjp:20120206140223j:image:medium

スポーツと部活の多様性

Facebook ページも是非!



参考ブログ:広木隆の「投資の潮流」第27回  アップルのイノベーションの源流

関連記事:全日本女子決勝:いい加減違うスタイル求む

関連記事: 渡嘉敷来夢が目指すべき選手

関連記事:長岡の一年

関連記事:Jimmer Fredette 日本人が目指すべきプレイヤー、彼が目指すべきプレイヤー

関連記事:Dirk Nowitzki(ダーク・ノビツキー)の育て方

関連記事:書評:勝利にひそむ運と必然

関連記事:残念なベストアンサー: ブログ「バスケ女子日本代表ちぐはぐ」に対し

関連記事:バスケ女子日本代表 ちくはぐ

2012-09-24 沖縄のスポーツビジネスモデルを北海道に置き換えて考えてみる

沖縄のスポーツビジネスモデルを北海道に置き換えて考えてみる

| 01:18 |  沖縄のスポーツビジネスモデルを北海道に置き換えて考えてみる - Sportsman 2.0 を含むブックマーク  沖縄のスポーツビジネスモデルを北海道に置き換えて考えてみる - Sportsman 2.0 のブックマークコメント

前回は沖縄県とFC琉球の観光とスポーツを融合させたビジネスモデルに注目してみた。

そこで今回は、このビジネスモデルを北海道に当てはめて考えてみたい。


沖縄のポイントはプロチームのキャンプの誘致。

プロ野球ではどの地域も圧倒する人気名所となっているが、Jリーグにはここ数年でやっと本腰を入れ始めた。

比較的安く、暖かい場所で充実した施設を提供できる利点を存分に活かして県とクラブが協同で誘致及び振興に務める。


では同じビジネスモデルを適用したとして、地理的な性質として真逆の北海道ができることは何だろう?

そう、それは夏場に涼しいことを利用して夏合宿、夏のキャンプを誘致することだろう。

競技としてはラグビーバスケットボールバレーボールなど秋から冬にかけて行われるスポーツだろうか。

残念ながらこの点で、サッカーはシーズン中のためにコンサドーレは夏に同じモデルを適用するのは難しい面もあるかもしれない。


しかし実はラグビーでは既にその動きは始まっていたのだ。

北海道バーバリアンズというチームを知っているだろうか?

なんと日本のスポーツ組織として初のNPO法人認証を受けたクラブチームである。

札幌の定山渓温泉に位置し、2007年には遊休化していたNTT東日本の6ヘクタールの土地を取得し、ラグビーパークタウン構想を打ち出している。

さらに2009年にはtoto助成を申請し、クラブハウス、グラウンドの整備費など約4000万円弱を得た。


このtoto助成という制度は、スポーツ振興に還元するために2002年に始まったが、申請手続きなどかなり煩雑で難しく、一般的にはハードルが高いなどの難関のようだが、ここは大学教授などの力も借りてなんとか書類を作成したようだ。


全国クラブ大会の決勝の常連であるこのクラブは、ラグビーの他にクリケット、パークゴルフ、クロスカントリースキーなどの種目にも取り組んでいる。

そして定山渓観光協会と夏合宿の誘致や様々なイベント(大会開催、大会へグラウンド開放、雪合戦など)を幅広く行っている。


北海道、もしくは札幌市はこの流れにもっと乗れないだろうか?

沖縄県のように県の予算を割くことはできないだろうか?

予算をつけてもっと合宿やキャンプを誘致し、練習試合の調整などを行う。

対象はトップリーグのラグビーチームから大学・高校のチーム。

芝生のグラウンドのメンテナンスも自前で行っているから、そのノウハウを活用した講習会などもできるかもしれない。

そして温泉とセットだから観光としても申し分ないだろう。

観光でもお金を落としていってもらえるとしたら、北海道としてはいい事づくめだろう。

もちろん夏にきてもらって気に入ってもらえたなら、そのまま冬にはスキーに再び訪れてもらうという好循環を作れたらさらに良し。


現在バーバリアンズは209名の会員の会費やその他協賛企業のスポンサーそして寄付などで運営を賄っている。

新たな収益源として観光とスポーツを融合させたビジネスチャンスに自治体が気付くだろうか?

彼らの動きを促進させたいものだ。

そしてその先この分野におけるレバンガ北海道やコンサドーレとの協同体制が築ければ、よりスポーツの力が大きくなっていくだろう。

レバンガはバスケチームを札幌に誘致できるかもしれないし、コンサドーレは冬のオフシーズンのトレーニングとしてクロスカントリースキーなどでチームを誘致できるかもしれない。

いずれにせよ、廃部の流れがまた始まった日本のスポーツ界には新たな収益源を作り、経営を安定させることが日本のスポーツ界には急務だ。

沖縄で芽を出し始めた観光と融合したビジネススキームが北の大地でも花開くことを願おう。


ポッドキャストもやっています!

「スポマン JAPAN!」


毎回素敵なゲストを迎え、様々なトピックを独自の視点で楽しく、熱く、テンポよく語るスポーツトーク番組。


Facebookページも更新中!


関連記事:沖縄とスポーツビジネス


関連記事:クラブ経営者の育成急務; Jとbjとライセンス制度


関連記事:クラブ経営者の育成急務; Jとbjとライセンス制度 -カズの視点-


参照記事:ラグビー愛好日記: 明治好発進&北海道バーバリアンズほか

人気ブログランキングへ