2012-06-03
犬なら普通のこと
- 作者: 矢作俊彦,司城志朗
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/10/30
- メディア: 単行本
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2009年の「このミス」で5位の本作品。タイトルが作品に合ってて格好いいけど、これ「犬」なくて「猫」だったら気が抜ける。猫あるあるをまとめた作品っぽい。クライムノベルってあまり読んだことが無いジャンル(覚えているのは「奥田英朗」の「最悪」ぐらいだけど内容は忘れた)なのであまり詳しくないのだけど、あまり自分には合わないかもと思った。別に犯罪者が嫌いとかそういうのでは無いけど最後の銃撃戦になるまで何故かそこまでテンション上がらなかった。ぶっちゃけ本作品を読みつつも「悪の教典」を併読していてそちらのほうが面白いのでそう思ってしまったのかも。(でも「悪の教典」もクライムノベルといえばそうなのかもしれないけど...)ただ、描写が下手とかいうのでは無く普通に作品の水準は高いと思うので好きな人にとっては面白いと思う。ただ、少し気になったのは沖縄弁とクライムノベルとの親和性の低さ。舞台が沖縄ということで登場人物の大半が沖縄弁を利用しているのだけど、どんな緊迫した場面でも沖縄弁で凄まれるとその緊迫感が削がれてしまっていたように思う。むしろそのギャップをわざと出しているのか?これは音声化するとまた違うのかもしれない。というより自分が沖縄に行ったことが無いので文章の音声化が上手く出来ないのが原因かもしれないが。全く関係ないけど、本書の超個人的なハイライトは某野球選手が唐突にプレイ内容ではなく容姿で侮辱をされていたこと。言いすぎだと思ったけど少し笑ってしまった。
2012-06-02
ガープの世界
「小説家というのは、死に到る患者しか診ない医者のことだよ」
- 作者: ジョンアーヴィング,筒井正明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1988/10
- メディア: 文庫
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- 作者: ジョンアーヴィング,筒井正明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1988/10
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アーヴィングの作品はいくつか読んでて「オウエンのために祈りを」「ウォーターメソッドマン」「ホテル・ニューハンプシャー」は既読。アーヴィング作品はこれと「サイダーハウス・ルール」が有名ということで結構期待して読んでみた。本作では「T.S.ガープ」という数奇な小説家の一生を描いたもので、時々ガープの作中作もあったりする。このガープという作家はウィーンで青春時代を送ったり、レスリングをしていたりと、アーヴィング本人と共通している点が多い。というよりアーヴィング作品には上記以外にも「熊」「強姦」など繰り返して出てくるキーワードが結構あるということにいくつか読んでてようやく気が付いた。村上春樹の「井戸」とかに近いものでそれだけパーソナルなキーワードなのだろうか。アーヴィング作品の特徴としては人生の特殊なパートだけ切り取って描写するのではなく、登場人物の生まれてから死ぬまでを綿密且つ執拗に描くことが多いようで本作もタイトル通りガープの世界、ガープが生まれてから死ぬまでを描いている。読み応えがあり、過去に登場した登場人物もほぼ漏れなく再登場したりとラフなようで緻密な構成は流石。その一方で読むのが結構ハードというか体力を要求されるので一気読みすると結構辛いし、一気に読まないと前の展開を忘れがちなので悩ましい。アーヴィング作品って正直読んでいるときは飽きはしないのだけどやたらテンポ良いわけでも無いのでそこまで面白いとは思わないことが個人的には多く、若干意地で読んでるところもある。でも読後数日経つと非常に面白かったと思えてくる。この感覚は旅行するときに似ていて、旅行も旅行前と旅行後が楽しいのだけど、旅行中自体は実は意外と退屈だったりする。「ガープの世界」の感想というよりかはアーヴィング作品の感想になってしまった。とりあえずこの作品アーヴィング既読作品の中では個人的には2位。(1位は「オウエン〜」)「サイダーハウス・ルール」も読みたいのだけど、先述した例えで言えば毎日が旅行だと苦痛なので、また暫くしてから読もうかと思っている。
2012-06-01
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/03
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元々作品名だけは知ってたのだけど、最近何かを読んでいるときにそのタイトルのパロディを見かけて気になり読んでみた。最初は完全にミステリ作品だったと思ってたので最後になってあれ?という感じになってしまった。たしかにミステリ要素はいくつかあるのだけど、本作品の主軸というわけでも無い。「砂糖菓子の弾丸(で)は撃ちぬけない」ものは何かというのが大きなテーマになっている。ネタバレ的な話にはなるけど結局撃ちぬく対象となっているのは「現実(の困難)」であり、「砂糖菓子」は「現実からの逃避」という手段の比喩であり、作中でその対義として使用されている「実弾」は「現実を受け入れての取り組み」ということだろう。最後の結末は結構残酷ではあると思う。当然の帰結といえばそうなのだけど救いが無い。個人的には結構好きだけど。細かく指摘すれば彼女が何故嵐を予測できたのかなど、説明不足な箇所がいくつかあったように思うけど初期作品でそういう指摘は野暮だと最近思ってきた。その点は恩田陸の「六番目の小夜子」と似た感想。とにかくも2時間弱で最後まで一気に読みきってしまったので文章力は確かだと思う。桜庭作品は初読なので他の作品をいくつか読んでみたいと思った。
2012-05-30
マルドゥック・スクランブル
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/10/08
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マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/06
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マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/07
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興味はあったので読んでみたけど、感想としては中々難しい。本作品の一番のハイライトがカジノでのギャンブルの場面なのだけどそこを楽しめなかったのがその原因だと思う。読了後に各書評を読んでみたのだけどそこが一番面白くて本作品の肝だという人が多く、作者の後書きを読む限りでもそこに一番力を入れていたようなのだけど、個人的には作品の中で一番冗長な箇所に感じた。描写の問題というよりは相性の問題だと思う。自分としてはハードボイルド作品のカタルシスだけを求めていたので、丁寧に詳細な描写は逆にクドく感じてしまった。あと、その箇所を読む時は用事が重なった影響で数日に分けて読んでしまったのも原因かなと。なので人によっては感想はかなり違うとは思う。それ以外は結構楽しめて読めたと思う。文章で読むアクションシーンは結構イメージ出来ないことが多いのだけど本作品に関しては結構具体的に脳内で映像化することが出来て読んでて分かりやすかった。キャラクターも魅力的なので映像化したほうが面白い作品なのかなと思ってたら、アニメ作品になってるみたいで。ただサイトを見る限りでは自分の脳内イメージと違うけど(特にボイルド)。ちなみに本作品で一番良かったのは作者の後書きかもしれない。皮肉とかじゃなくて作品を作るということがどれだけ困難で劇的で美しいかということがよく分かる。
マボロシの鳥
- 作者: 太田光
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/10/29
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友人と旅行に行くときはよく録りだめした爆笑問題のラジオ聴きながら行くことがあり、その中で本に対する想いや書評も聴いていたので気にはなって本作を読んでみた。小説というより童話に近いテイスト。展開や構成としてはいくつか好きなものはあったけど、正直結末としては弱い。物語と書いたというよりは太田光のイデオロギーを投影させる手段としての小説なので、物語としての強度はあまり求められていないように思えた。それが意図的なものか作者の未熟さなのかは分からないが。すべて短編または中短編という長さで文体も全て異なっていて、処女作品というか実験的な作品という気がする。将来的には色々な作品が書けるよりは、その中で最適な文体を選択した一貫性のある作品を読んでみたい気がする。
夏季限定トロピカルパフェ事件
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/04/11
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小市民シリーズの2作目。以前に読んだ春期限定いちごタルト事件の時系列的に次の作品。前回で何故「小市民」であろうとしたかというメインの謎が解決されたのでどうなるかと思ったが、相変わらず面白かった。前回と同様に短編ごとのミステリと、作品全体を通してのミステリが平行して展開されていて、一応注意深く読めば最後の謎は分かるようになっている。最後の展開は唐突という人もいるかもしれないけど、あれはあれで中高生独特の潔癖性が出ているようで個人的には好き。あれが青年中年の探偵の発言だったらリアリティが全く無い。ていうか少し気持ち悪い。そして、この作品の肝は小鳩君と小佐内さんの関係性だと思うのだけど今作品で登場人物が増えておらず、その会話劇が薄まらないのは良かったと思った。小市民シリーズは一気に読みたいところだけど、冬季はまだ発売されていないようなので秋季を読むべきか悩ましいところである。ていうか前のシリーズの刊行から結構空いているけど本当に出るのか。
2012-05-25
乳と卵
- 作者: 川上未映子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/02/22
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東京に住む主人公の家に大阪から姉とその娘が2泊3日の旅行に来た。姉の目的は豊胸手術だった。
ずっと川上弘美と混同していて読んだ気になっていたことに最近気付き、川上未映子作品を今回初めて読みました。最初は読点の入れ方が特徴的で正直読みにくかった。口語体というか脳内で読むより実際に口に出したほうが読みやすい。文体が特徴的過ぎるのは個人的にはあまり好きじゃなくて、それは本に限った話でもなく、例えばCDの歌詞カードも歌詞の文字自体がデザインになってたりするのも同様に好きじゃなかったりする。なので前半は合わないかと思いながら読んでたけど後半は文体にも慣れてきたのと後半の親子の感情が爆発する箇所が即座にイメージとして浮かぶほど鮮烈で読後感は良かった。もう一つの短編も中々残酷で良かったので結果満足。それにしても乳房や卵子など女性ならではの悩みを読んでいると本作に限らず常に居心地の悪さを感じてしまうな。
2012-05-23
苦役列車
- 作者: 西村賢太
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/01/26
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小説書きとして、終わりたかった。
以前から読みたいと思っていたが、図書館では「貸出中」ばかりで今頃読む。本作者の作品は初めて読んだのだけどとにかく面白かった。色々書きたいところなのだけど難しい。「苦役列車」と「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」という2編から成るのだけどこの構成は過去と現在を補完する上で非常に良かったと思う。近代文学と現代文学の文体が混在しているような文章で、町田康の小説を読んでいるときと同じような印象(読みにくいようで読みやすいというテンポ感)が個人的にあった。他には「苦役列車」の稿では林芙美子の「放浪記」を、「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」の稿での小説への想いを吐露する場面では浅田二郎のエッセイをそれぞれ思い出した。模倣とかいう話ではなくて、ストレートな独白であるようで様々な要素を含んでいるので色々想起させるものがあるのかもしれない。人によっては全く感想が違うと思う。私小説というジャンルはあまり読んだことが無いので適当なのだけど同ジャンルの他作品に比べても圧倒的な強度なんじゃないかと思う。というより言葉通りの自分語りの私小説では決して無いと思う。例えとして妥当か分からないけど女性エッセイ漫画における西原理恵子だったり、厨二的オタトークにおける平野耕太の存在に近いんじゃないかと思った。他の作品も是非読んでみたいところ。でも近所の図書館には無かった気がするけど。
ジョーカーゲーム&ダブル・ジョーカー
- 作者: 柳広司
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/29
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- 作者: 柳広司
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/08/25
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「このミス」の上位作品ということで人気の為なかなか借りられなかったのだけど、図書館を覗いたら偶然あったので借りる。
戦中の日本、結城中佐という謎の諜報員によって設立された「D機関」と呼ばれる極秘の諜報機関。その諜報機関を軸としたスパイミステリ。両作とも短編集ですべての作品に共通して登場するキャラクタは「結城中佐」のみなので毎回話としてはリセットされている雰囲気があり、2作連続で読んだというのもあり少しだけ後半は飽きてしまった。逆にいうと1話目が一番面白かった。ホームズにおけるワトソンみたいな存在がいないと継続した面白さは難しいのかもしれない。というより最初に出てきた佐久間という軍人がその役割を担うのかと思ってた。設定自体は魅力的なので1作目はともかく2作目は中長編レベルで読みたかった。どうでもいいけど「D機関」って何かデジャブ感あるなと思ったら最近見たシュタインズゲートの「Dメール」だ。結城中佐=厨二病。
2012-05-22
真犯人
- 作者: パトリシア・コーンウェル,相原真理子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/12/06
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「家に電話したけどだれも出ない。スーザンの両親のところにいるのかもしれない。ああ、まったく嫌な仕事だな。こんなことやりたくねえよ。何がメリー・クリスマスだ。俺が訪ねて行くと、相手はへなへなになる。そいつの人生をめちゃくちゃにするようなことを俺が言うからだ。」
「あなたはだれの人生もめちゃめちゃになんかしてないわ。」
「そうか。それじゃ覚悟してくれよ。これからそうするんだから。」
非常に読み応えはあったのだけど、とにかく読み疲れた!読破時間が普通の日本ミステリの3倍ぐらいかかったと思う。毎回書いてるように海外作品を読むのは個人的にはハード。巻頭にある人物表が無いと把握が完全に無理。むしろ各章の前に「こいつ死亡した」、「実は○○の子供」とか展開に合わせて変更した人物表を載せて欲しいぐらい。
有名な検屍官シリーズの4作目らしいのだけど初めて読んだ。評判どおり面白かったです。普通のミステリだったら「検屍官の見立てだと、死亡推定時間は〜」ぐらいの描写しかないのだけど、本作だとその検屍官がメインということでその仕事内容が詳細に書かれて中々興味深かった。ていうか検視って解剖のことだけだと思ってたら、現場検証も含むんですね。犯人のプロファイリングの第1質問でいきなり「白人か黒人か」って聞いてて驚き。そんなに重要なのか。
真犯人に関しては唐突な感じもしたけど、フェアアンフェアとかいう話ではないので別に良いかなと。むしろ黒幕に関しては何で予想出来なかったの悔やむレベル。読んでて「レッドドラゴン」や「ハンニバル」を思い出したんだけどアメリカのミステリということで似ているところがあるんだろうか。他の検屍官シリーズを2,3冊ぐらいは読んでみたいけど流石に連続は疲れるからしばらく後回しかな...。
春期限定いちごタルト事件
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/12/18
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インシテミルに引き続き米澤穂信作品。こちらのミステリ+青春小説のほうが作者の真骨頂ということで青少年育成推奨ミステリという感じで学校の図書館に置いてありそうなミステリ。勿論良い意味で。小さい苦悩を人生最大の苦悩に変換してしまうあたりが実に中高生らしい思考法というか、こういう描写の上手さは恩田陸と通じるところがあるような。面白かったが個人的に気になった点というか、恐らく多くの人が思ったことだと思うけど「小市民」を目指すため互いに協力している二人だけれども、学校からプライベートまで男女で過ごしているというのは「学校」という閉鎖空間では「小市民」どころか「特権階級」だと思うのだけどいかがなものだろうか。「古典部」シリーズも読んでみたいところだけどそちらはアニメで現在進行形で鑑賞中なので放送終了後に読みたいところ。ていうか放送終了後にブックオフの100円コーナーに大量に置かれそうな予感(笑)
2012-05-21
カジツツアー(つくばパークダイナー)
とりあえず箇条書き。
・リハ遅刻。
・初めてつくばパークダイナーに行ったけど意外と近くて驚き。自宅からかぼちゃ屋ぐらいの距離感。但しライブハウスの近場にコンビ二が無くて焦る。
・入り口でスタッフのゲン君と出会ったのでゲン君の甘酸っぱい話を聞きながら一緒にコンビニへ。
・会場入りしたら「宮本菜津子 loves アディー」が始まる直前で急遽撮らせてもらう。終演後にも話して仲良くなれた。ラッキー。
・客席から「アディー!」と叫ぶ声。つくばにもアホな人がいるんだなと思ったらオグだった。
・「the mornings」というバンドのボーカルの方が元チョモマネの新井さんに似ているという話とナルトと盛り上がる。ただ、北沢さん曰く「そう?」ということだったので多分その程度の相似。
・チョモ本番。個人的には前半は音のバランスとかで微妙だった気がしたけど、後半は結構良かったと思う(アンプトラブルあったけど)。個人的にチョモのライブは最近見たKAIKOOでのライブが良すぎてあれが基準になっているので辛めになってしまう。
・お客さんがテンション高くて助けられたとこもあったような。面白かったです。地方は初見の人もいると思うので盛り上がるか勝手にドキドキする。個人的には撮りやすくて良かった。
・チョモのライブの時に「オグゥー!」と野太い声。つくばにも怖い人がいるんだなと思ったらアディーだった。
・打ち上げでダイク君と小学校あたりに見てた昔のアニメについて話す(ワタル,ラムネ40など)。とりあえず自分が「からくり剣豪伝ムサシロード」と「サムライトルーパー」を混同していたことが判明した。
・打ち上げ後にチョモ号に同乗。ありがとう。ライブハウスの周辺で騒ぐメンバーを車に乗せるナルトとゲン君。今ツアーでこの光景は恐らく5回以上は見る。
・なっちゃんが機材をあらかたライブハウスに置き忘れてた。あとでゲン君のツイッター見たら彼もデジカメ忘れてたらしい。
・途中のラーメンが食べたくなり、コンビニの前でカップラーメン。中学校時代の話をする。
・朝帰りは目に眩しい。と思ったら大して眩しくなくてアレ?と思ったら金環日食だった。半酔いだったので余計不思議な気分だった。
・今回のツアーは大人の遠足な気分だ。
2012-05-20
テロリストのパラソル
- 作者: 藤原伊織
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/05
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前からタイトルだけは知っていたけど、タイトルが有名過ぎて逆に手を伸ばしていなかった作品。
直木賞と江戸川乱歩賞同時受賞ということだけど、文学的な要素とミステリ要素を両方含み、更に一定の水準を超えた作品ということでその両賞を獲るのは分かる気がした。(それぞれが単独で両賞を取れる水準かは分からないけど。)序盤の前半の会話の洒脱な感じは他のミステリ作品には無い感じで良いと思ったが、後半はそれが減った、というより文体が作中で微妙に変化している気がしたのが個人的には残念。別にそれが作品のつまらなさに繋がるというわけではないけど。
あと解説でも触れられていたけど、キャラ立ちがしっかりしていて、尚且つ出てきたキャラを漏れなく生かしていてキャラの無駄遣いが無いのが新人作家とは思えなかった。そういう点や話の展開から「からくりサーカス」という漫画を思い出したが、それほど類似点があるわけではないとは思う。ミステリというよりはハードボイルド作品。ある意味中二展開って奴かもしれない。因みにタイトルは謎解きに特にそれほど意味は無かったりする。


































