イスラム教の人たちは、今「ラマダン」と呼ばれる断食のときです。1ヶ月もの間、日の出から日没までいっさいの食べ物を口にすることができません。それでも仕事はあるし、学校はあるし、たいへんなことだろうと想像します。この「ラマダン」が明けると「ハリラヤ・プアサ」と呼ばれる、イスラム教にとって、一年で一番大切な日がやってきます。今年は10/13。シンガポールでは祝日になります。

   

ハリラヤは日本でいうと「お正月」のようなもの。つまり今は、新年を迎える準備のときでもあります。師走の賑わいでしょうか。イスラム教の人たちが多く住むゲイランとブギスには、華やかなイルミネーションが飾られ、巨大テントが出ています。テントの中にはハリラヤに必要なものを売る店が500軒ほど入っています。