第10回ハロプロ楽曲大賞2011 アイドル楽曲部門

昨年の第9回ハロプロ楽曲大賞2010 アイドル楽曲部門はこちら
http://d.hatena.ne.jp/gonkato/20101129/1291026914

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第10回ハロプロ楽曲大賞2011 アイドル楽曲部門の投票結果と選考理由を綴っていきます。
(※今年は、実際に見たアイドルの楽曲に限定、さらに各グループ一曲のみに絞りました。)

今年も悩みました。5~3位は今年も入れ替え可能。



弟5位
「プリーズ! プリーズ! プリーズ!」さくら学院バトン部 Twinklestars(0.5点)

選考理由:
完全無欠の武藤会長。目覚ましにぴったりのイントロ。



TIF2011



MV







弟4位
エビ中一週間」私立恵比寿中学(0.5点)

選考理由:
トップアイドルを目指す、”平日一般人じゃないのよ”とまで言い切る意識の高いアイドルのあるべき一週間の過ごし方を小気味よく歌う。
最後には「ください お休み」と本音もこぼす。

よいものが見つからなかったので動画はなし。







弟3位
「なう。」LinQ(1点)

選考理由:
軽快で明るい曲調に乗せられた現在的な歌詞が感覚的にスッと入ってくる。どこか切ない雰囲気がたまらない。








弟2位
「Hello!IVY」さくら学院(3点)

選考理由:
さくら学院に出会うのが遅過ぎた。
今年のTIF初日の芝生エリアで初めてさくら学院を見て、少し不器用で一番背の大きい子が気になった。
松井愛莉さんだ。
二日目のメインステージでさくら学院の貴賓溢れるステージにときめきが止まらなかった。
そして、「Hello!IVY」を観て、涙を堪えた。
”IVY Girlは優しくて IVY Girlは輝き光る IVY Girlは優しくて IVY Girlはキラキラひかる”
という歌詞とメロディ、パフォーマンス、フラッグ揺れる会場の一体感、全てが素晴らしくて、切ない。
あったかもしれない幼少時代を回想できる場所がさくら学院
(※各グループ一曲と宣っておきながらさくら学院が二曲入っていますがご容赦下さい)



MV







弟1位
「デモサヨナラ」Dorothy Little Happy(5点)

選考理由:
仙台に住んでいることもあり、2011年に一番見たアイドルはドロシーだったし、見て一番泣いたのがドロシーだった。
3月11日の震災を経験してもなお、爪痕残る東北での勢力的なライブ活動を続けてきたアイドルはドロシーだけで、ドロシーには今年一年楽しませて頂いた。とても感謝しています。

2010年の9月から仙台でイベントがあるたびに足を(それなりに)運び、彼女たちの成長を(それなりに)見守りつづけ、迎えた1月10日、仙台 CLUB JUNK BOXで行われた東京女子流とのツーマンライブ。それはドロシーにとって初の箱ライブだった。
「デモサヨナラ」初披露と同時に誕生したオレモーコール、終盤「別れの時」での美杜ちゃんの感涙。このライブではそれまで遠かった印象のあったドロシーとの距離感が少しだけ身近に感じられ、一ファンとしてドロシーを応援していた時間が報われた瞬間でもあった。この時はまだ「デモサヨナラ」はなんて事のない、ただのいい曲の一つだった。

その後しばらくしてパフォーマンスへの物足りなさやその他アイドルの台頭など諸々の理由から、私はドロシー現場への足が遠のきはじめていた。
そんな矢先にTIF2011を迎えた。
「ソウル17」「Hi So Jump!」「冬の桜」「デモサヨナラ」などメロディと振り付けがキャッチーで分かりやすい数曲のみのセットリストで望み、初日は多くの初見客の心を掴むことに成功した。
二日目。(自分は決して熱心なドロシーヲタではないのに親になった気分で)緊張して手を震わせフリコピをしながら朝一のスマイルガーデンを見守った。
ラストの「デモサヨナラ」が終わると客席から自然と拍手が起こり、爽やかな風が抜ける。拍手はしばらく鳴り止まなかった(気がつくと目から涙が出ていた)。この日朝一のデモサヨナラは、一生忘れる事はないだろう。


TIFでのメンバーの表情はそれまでにないほど輝いていたし、自信に満ちていた。二日目昼の、最高の舞台、スカイステージでのパフォーマンスも申し分なかった。


結果「TIFのMVPはドロシーだ」と多く讃えられるほどブレイク。ツイッターのタイムラインには「ミモリ」の文字列が並び、歌って踊れる仙台のアイドルがたった二日で全国区にのし上がってただただ驚き、嬉しかった。
そしてそれまではただの良曲でしかなかった「デモサヨナラ」はTIFを経験すると同時にドロシーの新たな代表曲になり、いつのまにか自分の中でも大好きな曲へと変わっていた(TIF以前ではこれほどドロシーがブレイクするとは思っていなかったのでこの勢いが今でも信じられない。)

しかしこのままの勢いを維持出来るかどうかという不安要素が皆無という訳でもない。
先日二回目の新宿ワンマンで待望のメジャー1stシングルがサプライズで発表された。その時は、てっきり次シングルのA面は「Life goes on」だと思い込んでいたのだが、後日発表されたのは「HAPPY DAYS!」という楽曲だった。
そして11月26日に渋谷公会堂で行われたアイドル横町祭で「HAPPY DAYS!」が初お披露目されたが、初聴ではメジャー感が先行してしまいどこか物足りない印象を受けた(どうやら坂本サトル氏の楽曲ではないらしい)。結果的に、90年代の懐かしい匂いの残る坂本さんの手がけるドロシーの楽曲が好きなのだと改めて思い知らされた。坂本氏の手を離れる(?)かもしれない2012年のドロシーやいかに。

楽曲と関係ない思い出ばかり綴ってしまいました。でも、私の「デモサヨナラ」は楽曲だけでなく、みなさんの思い出と共にある一曲です。ドロシーにとって2011年は、様々な意味で重要な年だった。
※楽曲とパフォーマンスだけなら冬の桜の方が実は好き。



初披露時のデモサヨナラ(1月10日 仙台 CLUB JUNK BOX)



TIF後のデモサヨナラ(10/22 新宿BRAZE)



MV










48系はリリースラッシュの割には良曲が少なかった様に思えたので、
来年以降の期待を込め、敢えて投票しませんでした。

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次点
「NO:ID」B♭(リスト外ですが、楽曲だけならば「NO:ID」は文句なしの弟1位です。)
「Winter blossom 〜冬の桜〜」Dorothy Little Happy
「FRIENDS」さくら学院(リスト外)
「夢に向かって」さくら学院
ド・キ・ド・キ☆モーニングさくら学院重音部 BABYMETAL
「めだかの兄妹」さくら学院帰宅部 sleepiece
「きもち」LinQ
ハジメマシテ」LinQ
「プチャヘンザ!」tengal6
「ゆうやけハナビ」東京女子流
「鼓動の秘密」東京女子流
「鼓動の秘密 -YMCK REMIX-」東京女子流
「Limited addiction」東京女子流
「Don't Be Cruel」東京女子流
「Attack Hyper Beat POP」東京女子流
「MAX! 乙女心」SUPER☆GiRLS
「笑顔がぽろり」SUPER☆GiRLS
「Be with you」SUPER☆GiRLS
「キラ・ピュア・POWER!」SUPER☆GiRLS
「みらくるが止まンないっ!」SUPER☆GiRLS
「どしゃぶりリグレット」私立恵比寿中学
「ザ・ティッシュ 〜とまらない青春〜」私立恵比寿中学
「nerve」BiS
「Loop&Loop」ひめキュンフルーツ缶
「恋愛エネルギー保存の法則ひめキュンフルーツ缶
「サンタさん」ももいろクローバーZ
「だって あーりんなんだもーん☆ 」佐々木彩夏
「胡桃とダイアローグ」AKB48 チームA
人魚のバカンスAKB48(高城亜樹仁藤萌乃横山由依河西智美北原里英佐藤亜美菜増田有華)
「わがままコレクション」AKB48 (多田愛佳前田亜美小森美果佐藤すみれ渡辺麻友松井珠理奈)
「週末Not yetNot yet
「ハグ友」Not yet
「初恋は実らない」おじゃる丸シスターズ
「恋のお縄」チームZ


2010〜2011の間に誕生し、実際に見ていないアイドルもかなりの数いるのでやっぱり選ぶグループには偏りが出てしまいましたね。しかし今年は良いアイドルと良曲が多過ぎて困りました。