2009-09-20
919speakersでUst中継とかPAやってきた&技術面のTips反省点など【前編】
まずは、昨日行われた919speakersに参加されたみなさん&スタッフ各位、おつかれさまでした。
アジェンダ
おれは本イベントのUstreamを使った生中継(および録画)、会場のPAを担当してきました。このあたりはまあ既にエントリを数本書いていますが:
- 919speakersに参加します! - GP通信annex
- TwinPact100とCamTwistを使ったUst配信テスト - GP通信annex
- 919speakersのPAおよび中継システムの仮組の状況 - GP通信annex
- 919speakersのスタッフ用資料(のスクショ) - GP通信annex
このような事をするのは昔PAのバイトやったりマニピュレータの仕事やってた時以来かもしれないので不安半分・楽しさ半分みたいな感じでしたが、ミッション的には概ね満足いく成果が挙げられたと自負してます。
というわけで本エントリでは、イベント当日のログ、技術的に得られたノウハウと反省点なんかをつらつらメモって置こうとおもいます。なお、肝心の勉強会本編の内容については他の参加者のエントリーなどにお任せし本エントリーでは言及しません。*1
セッティング
本番が13:00からで、仕込み開始は9:30の予定でしたが、会場までの足の都合で9:00くらいからのセッティングになりました。
まずは会場全体の配置を考えます*2。で、カミテからMC、話者、スクリーンとPA、オペレーター(おれ)みたいな感じになりました。
次に配線をします。配線は、前日に作っておいた仕込み図を参考にしながら行いました。仕込み図、作っといてよかったです。
会場に仕込んだ状態の写真

- 左手にあるマイクは、客席の拍手とか質問を拾うためのものです。通称「オーディエンスマイク」。たまたまSM57を持ってるので使ったのですがコイツは志向性が強いので向かないです。本来ならばステレオでコンデンサーの集音マイクがベストと思います。

- スクリーンの左下くらいにあるのがアイーナからレンタルした簡易PA装置です。音量はフルテンにしといてミキサー側でコントロール可能なレンジを極力大きくとりました。
配線の順番のTips
基本はまず電源ケーブルから行います。最後は話者席まで這わせるケーブルとか長めで動きがあるもの、と考えるといいと思います。まとめると:
- 移動可能性のないものが先、動きのあるものが後
- 配線経路が短いものが先、長いものは後
こう考えるといい感じになると思います。
インターネット接続のチェック
配線をしつつ、早めに来た人に協力をお願いしてネットにつながるかどうかをテストしました。アイーナの7Fは無線LANのAPがないので元々不安があったのですが案の定だめだった。ので、事前からバックアップ案で考えていたイーモバイルを当日MC(司会)をやった中島さんからお借りしてネットを使えるようにしました。すごい助かった。
イモバすばらしい。なんといってもUSBなのでプラグ&プレイでサクっと使えちゃうのイカします。
サウンドチェック
すべての配線が終わったらデジタルミキサー*3と簡易PA装置を立ち上げて、サウンドチェックをしました。当日、マイクは3本(MC用、話者用、オーディエンス用)使ったのでまずは全部をテストします。オーディエンスについては、実際にいる人に客席で拍手してもらったり、喋ってもらいながらやってあとは来客数などを考えつつ大体で設定しておきました。
グラフィックEQがない環境におけるハウリング対策
今回は学校の教室くらいの箱で音が回りやすく、しかもグラフィックイコライザーがありませんでしたのでハウリングは気になっていました。案の定、PAの音量を上げるとすぐにヒーーってなった。ので対策として:
- 前述したとおり、PAはフルテンにしといて、ミキサー側で細かく音量を調整できるようにした*4。ハウりそうになったら音をちょびっとだけ下げるとか、そういう事をやりやすくするため。
- digi002のチャンネルについているパラメトリックEQでオーディエンスの高域をばっさりカットしました。実はこれ他の問題*5もあったのもあったのでなのですが、結果として拍手とか笑い声とかがハイおちして遠くでなってる感じになって絵で言うと空気遠近法的なパースというか音の立体感が出て、しゃべりといいかんじに混ざってなかなかよかったです。
- PA装置の位置を最初スクリーンに対して中央においていたんだけどシモテ側に移動した。話者がカミテにいるのでなるべく距離をとろうと思ったのでそうした。
あと、話者のPCからの音声も拾おうと思ったのでステレオミニプラグ-RCA L/Rな回線も用意しました。テストはiPhoneに入ってる曲でやってだいたいの音量を設定。ミキサー側の入力ゲインは-10デシベルにしましたが、-20デシとかある卓使うんだったらそれの方が多分使いやすいかも。なぜかというと、こういったカンファレンスの話者のパソコンの音声出力レベルはわりと低く設定されているのかもな、というあたりからの推測です。まあそのへんは臨機応変にするか、発表者に事前に「音声は最大にしといてね」とかアナウンスしておく(<これが多分ベスト音質になる)とかがいいかも。
ちなみに、PC音声つきの発表は1本しかなかったのですがこういう感じになりました。いやあ音が入るとまじでカッコイイですね!発表の勉強になりました。
映像のテスト
今回はUst中継で話者をPIPするとか、テロップ入れるとかそういうのがあったのですずりょさんからTwinPactをお借りして使ったのですが、それのテストと同時に前項のUst録画で発表しているoiyanさんに協力をお願いしたりしながらプロジェクタの調整なども同時に行いました。
TwinPactはIEEE1394で配信用PC(MacBook Pro)と繋いでいるので、まず先にTwinPactの火を入れて次にPC、とやらないとデバイスを認識してくれないので注意が必要かもです。昔のSCSIとかのノリだね。
Ustのテストとテロップの文言チェック
ここまで出来てもう確か10:40くらいになってたかな。9:30仕込み開始だとちとヤバかったかもなあ。。で、後は実際に現場にいる人の協力をいただきつつUst中継のテストというか簡単にリハーサルを行いました。
テロップの文言チェックはちょっと足りなかったな。要するに印刷物の文字校みたいな事をちゃんとやんなかったんで、結構本番中に直したりとかするハメになったりしました。おれが悪いでしたサーセン><
なんかエントリがクソ長くなりそうな件
なので、一回ここまででエントリ公開しちゃうかな。続きはあらためて書きますので宜しくベイベ!
