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2009-10-24

盛岡アートフォーラムで「ココ・アヴァン・シャネル」観てきた

久々に映画館いったかも。ヱヴァ「破」以来かな。関係ないですがフォーラムのスタンプカードは有効期限が短すぎやしませんか。

そして今回が初アートフォーラムだったわけですが、何を観たかというと表題の通りです。ココ・シャネルさんの若い頃の話という感じでした。今年産のフランス映画です。なお、「ココ・シャネル」という映画もやってます(もう終わっちゃったかな?)が、そっちは観てない。

というわけで本エントリでは作品の感想と、ついでにアートフォーラムの感想を書いておきます。

映画の感想(若干ネタバレあるかも)

総合的な感想としては悪くない映画で、ココはかっこいい人で、おれは久々におフランスな映画をみたなあ、という感じでした。あとこの映画はどんな人にオススメしたいかなあ…結構難しい。。ものづくりに携わっている人、とくに女性向けなのかなあ。

古い封建的な時代の空気とか、貴族とか貴婦人みたいな服飾デザインとか当時の風俗描写が緻密に再現されていて*1、そのあたりがまず単純に面白かったんですが、おれ服とかシャネルとかよくわかりませんが、主役のココ・シャネルさんはロッケンローな女性ですね、先にも書いたけどかっこいいス。まぎれもなく彼女はオリジナルなものを作り出した人だしイノベーター。って書くとなんというか、「旧体制vsアナーキスト」みたいに見えちゃって成り上がり的なサクセスストーリーっぽいのですが、そうでもないんだよな。あくまでも思うまま、かつしたたかに生きている女性像が描かれている作品なんだと思います。

また、この作品は彼女のクリエイターとしての手腕を描いている映画ではなく、あくまでもその時代背景と彼女のスピリットの対比を描いている作品だと感じた。なので、後半部分の仕事しだしてからのストーリーはかなり端折り気味で、正直「あれ?」って感じがありまあ、そういう映画というかなんというか、よくも、わるくもフランス映画っぽいというか。

あと映像的には全体的に静かな感じで*2、あと、こういう作品だからビスタサイズだろうなあ、って思ってたらなにげにシネスコだった。海岸の絵とかお屋敷から庭を移した俯瞰とかきれいだったです。

しかし漁師が着ているボーダーシャツをシャレオツ方面にインポートしたのって彼女だったのね。ああいうシャツ、ジャズギタリストパット・メセニーがいつも着ていますが*3、あれってシャネルだったりしてね?どうなんでしょ。

アートフォーラムの感想

盛岡市は映画館通りにこないだ出来たアートフォーラムは旧・フォーラムの場所ではなく旧・名劇をリニューアルした劇場で、ヌッフ・ドゥ・パブの上にあります。内装はMOSSビルのフォーラムの準じた感じで飲み物も売ってます。

ここには2つのスクリーン(8番館,9番館)がありますが、とにかく隣の館でやってる映画の低音がダダ漏れで音響はイマイチだったなあ。。。あれ、なんとかなんないのかしら。特に、この映画のような静か目の音響の作品を観てる時に、隣の館でサブウーファーがんがんならしまくりなアクション映画なんかやられた日には大変残念な思いをすると思うですよ。今日そんな感じだったのでそのへんは残念だったなあ。実際、鑑賞に集中できなかったです。

あと最後列で観たのですが、映写ブースが後方壁面からせり出している影響で多分あんまし後ろの方で観るとサラウンドとかがいまいちよくないかも。今度観る時は後ろから3列目あたりで観ようかな、と思います。

*1:ポロやってるとことか

*2:静かな感じから一転するラストシーンが際立っていた

*3:関係ないけどおれも良く着ています。ブランドとかのじゃないけど

2009-07-15

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」見てきたメモ

書くの忘れてたのでちょっとメモっておきます。この前の土曜日、カミさんと一緒に盛岡フォーラムのレイトショーで見てきました。これを見るにあたり、金曜ロードショーでやった「序」見たり、TVシリーズの録画(拾参話-拾九話)あたりを見直したりしてから行きました。

つうわけでメモなので、まとめず箇条書きします。

  • 全体的にTVシリーズよりストーリーやキャラクターが整理されて見やすかった。
  • 色々と設定は変わってましたが、基本的なものはTVシリーズのままいってる感じの印象。
  • ゲンドウは若干いい人っぽくなっててシンジは若干勇ましい感じになってた、どことなく巨人の星の一徹と飛雄馬的な。
  • アスカもレイも性格の特徴がわかりよい感じになってた。
  • アバンタイトルにいきなりでてきたメガネかけた新キャラは作品世界の中でいいカウンターになっているのではないかなあ。TVん時はこういう立ち位置の人いなかったもんな。強いて言えば加持さんだったかな(狂言まわし的というか俯瞰的ななポジションの人。今回はちょっとちがっぽい)
  • 序もそうだったが使徒かっこいい。
  • 自然体でつくってる感じがした(実際はわかんないけど)。自主制作アニメのすごい版テイストが炸裂してた。
  • SDATのクローズアップずいぶん多かったな
  • パンフレットの装丁がおもしろかった

とか。

一番思ったのは、次回作がとても楽しみになったって事です。もしかして「破」は壮大な次回予告だったんじゃないの?!くらい楽しみ。

2009-01-12

「チェ 28歳の革命」観てきた&これから観る方へ

盛岡フォーラムでレイトショーがあったので、カミさんとみてきました。結構お客さん入っていて若干おどろいた。下手したらポニョみた時よりお客さんいたような。あと某Web系つながりの知り合いとも遭遇した。*1

で、こちらはっきり言って万人向けの映画ではありません。説明っぽさがない、いわゆるストーリーがはっきりとした「劇」っぽさを排除したシナリオ、戦場とその数年後のインタビューや演説シーンが交錯する編集、例えればドキュメンタリー以上にドキュメンタリーっぽいというかそんな感じ。史実を知らない人にとっては退屈に映るかも知れません。

ただまあシネマスコープの広い画面にひろがるリアルな感じのゲリラ戦(山の中〜旧ハバナ市街)の様子は緊張感がありそういうのが好きな人にはオススメかもですが*2、見に行く予定の人は前提知識として下記のDVDと書籍あたりをチェックしておく事をオススメします。*3

ゲバラがなぜ革命家になるに至ったのか?を知っておくためには是非観ておきたい映画です。つか、或る意味必須かもしれない。パンフレットに監督もそんな事書いてた。まったく同意。*4

チェ・ゲバラ伝

チェ・ゲバラ伝

本は色々ありますが、第三者の日本人による著書であるのと網羅的に書かれている点でおすすめかもです。特に、この映画でなぜか描かれていなかったキューバ上陸前のグランマ号〜カストロと別れるあたりエピソードやそのあとの話もチェックしておくとよいかと。それと革命軍にどんな人がいるのか?あたりをチェックしておくといいかもしれないです。

最後に個人的感想ですが、後編までがひとつの作品だと思われるので、まだ封切になってない「チェ 39歳別れの手紙」をみるまで保留です。

ひとつだけ言えるのは、世界情勢があれな昨今に、この映画を観るという事はとても意味が深いことになるとおもう。後編みてからまた書きます。

*1:なかなかありそうでないんだよなあ

*2:ちなみに後編はビスタサイズらしい。うまい事考えたなあと

*3:他にも色々な文献などあるとおもいますが、自分が読んだもの観たものから紹介します

*4:つか、これ含めて3部作と考えてもいいかも

2008-09-26

「グーグーだって猫である」観てきた

多分、アニメ以外の邦画を劇場で金払って観たのって「スワロウテイル」以来じゃないだろうか?んな事はないかな。。

秋分の日の火曜日、おれは大島弓子は読んだ事ないんだけど、大の大島弓子ファンのカミさんのリクエストで盛岡フォーラムで「グーグーだって猫である」観てきた。火曜日はカップル割引でふたりで2,000円で観られた。スバラシイ。

舞台が吉祥寺で、ロケも吉祥寺でやっていて、とてもなつかしかった。神奈川住んでいる頃よく行ったんだよな。友達ん家もあったし取引先の会社もあったりして、結構なじみ深い。中でも一番なつかしかったのが井の頭公園んとこの飲み屋「いせや」。前も書いたけど、いせやのトマトは東京一うまいとおもう。あと駅前のバラック街みたいなとこでよくADAT用のS-VHSのビデオテープまとめ買いしてたのを思い出した。あのあたりの某大学の学祭で演奏もやった事あったっけな。まあ、なじみ深いし雰囲気も好きなので、もし万が一?今から東京に住むんだったら吉祥寺がいいと思っています。

あと音楽は細野さん。最近の東京シャイネスっぽいテイストのサウンドだった。アコギ基本なアレンジで、ヨーロピアンな響きのカントリーサウンドみたいな感じだったかな。落ち着いた感じでよかった。あと猫の発情のMEがウケた!このセンスは流石だわ。サウンドデザイナーがやったらぜったいダメだしされそうな作品性が高い音でしたw

内容はそうだなあ、やはり少女マンガ作家の話だけに「笑いあり、涙ありの、乙女ちっくな青春映画」という感じでしょうか。ヴェンダーズの作品まではいかないものの全体的に起伏が少ない感じでゆっくりしてる*1ので、派手なストーリー展開が好きな人は退屈かもしれませんが。

あとはもう描写がいちいち染みる映画でした。猫を飼いはじめたせいもあるんだけど*2、じんわりくる。、ヨーロッパ圏の映画が好きな方、特に女の人におすすめです。

上野樹里はのだめなんちゃらを思い出してしまうけど演技うまいなーって思った。キャラ立ってる。ちなみに主演は小泉今日子でしたが、おれの中では主演は吉祥寺の町に思えた。

盛岡フォーラムでは来週の金曜日(10/3)までみたいですので見たい人はお早めに劇場へ!

*1:といっても1シーンは結構短くてテンポは悪くない

*2:つっても猫映画ってわけじゃないですよ