暖かい日々ともお別れ?
この冬はなにやら暖かくて、積雪らしい積雪もないままに
12月も半ばを過ぎようとしているわけですが。
今日、とうとうかなり本格的な感じで降ってきました。
とたんに車がみな減速運転になり、街全体の動きが
どよ〜んとにぶくなったように感じます。
ああ、冬だなぁ。
先人の記録。
今話題の映画 「硫黄島からの手紙」は、純粋に見たいというよりも
半ば義務感で見なくちゃいかんよなぁとか思っておる私でありますが、
たまたま手に入れたこの本、ちら見のつもりで頁を繰ったら、もういけません。
あっというまに内容に引き込まれ、はっと気がついたら読了しておりました。
萌芽舎刊『おんなたちの満州』
満州で新婚生活を送っていた著者が経験した、敗戦から引き上げまでの顛末記です。
戦に負けるということの悲惨さ、必死で生き抜く筆者の姿、
どちらにも胸をうたれました。
しかしあの時代、こんな話はゴロゴロしていたんだろうなぁと思うと
本当に胸がふさがる。
というか、今この時にも、ダルフールあたりじゃこんな話が
ゴロゴロと進行中なんだろうなぁ。
うむうう・・・。