続・脱力日記

描いたり作ったりしてる人のダラダラ日記

 335_真夏の午後



湿度が高くうだるような午後。
ガラスボールの水は
木の枝葉を投げ入れられたまま
ただ腐ってゆく。
とろりとだるい重みを持った水と
漆黒の色に朽ちていく水中の葉が
湿度と暑さに共鳴するように
何かをささやきかけてくる。
決して美しいものではないのに、
でも、美しい。
これは、なんだ?