2007-08-14 335_真夏の午後 スケッチ 湿度が高くうだるような午後。 ガラスボールの水は 木の枝葉を投げ入れられたまま ただ腐ってゆく。 とろりとだるい重みを持った水と 漆黒の色に朽ちていく水中の葉が 湿度と暑さに共鳴するように 何かをささやきかけてくる。 決して美しいものではないのに、 でも、美しい。 これは、なんだ?