Hatena::ブログ(Diary)

神崎コンサルノート RSSフィード

Twitter Button from twitbuttons.com

2012-01-04

要件定義と要件のツボ

10年ほど前より要件定義をUMLで行い、徐々にUMLでの要件定義が体系化してきた。

そして、2008年にAmazon.co.jp: 顧客の要求を確実に仕様にできる要件定義マニュアル: 神崎 善司: 本の執筆を機会に要件定義の手法としてまとめ上げることができた。

出版をきっかけに、具体的に案件で利用しているかた方からフィードバックをいただき、応用範囲が広がっている。

この体系化をもとに一昨年は既存システムの分析を実践し、昨年何回かその成果をプログラムの大海に溺れないために発表した。

やはり既存システムの分析は苦労している方が多く、実際に「既存システムの分析のサービスはないかと」何回か打診を受けた。

しかし、既存システムの分析を素手で行うのは無謀。

スライドにもまとめたがトップダウンボトムアップのアプローチを併用して短期間にまとめ上げる目処をつけたので、この機械化も今後のテーマである。

一方要件定義の方はUMLを使わない「要件のツボ」に注力し、はじめて要件定義を行う人でも短時間に要件をまとめられるツールにまとまってきた。

次のバージョンでは細かな改善と同時にパッケージ間の関連をグラフィカルに表示し、その関連をドラッグ&ドロップで調整する機能を追加した。

これで規模の大きいシステムの要件定義をサブシステム分割して定義できるようになり、同時に関係性の調整もできるようになった。

このバージョンは今月中には公開する予定である。

昨年要件定義の勉強会を何度か開き、その中でUMLツールか要件のツボのどちらかを選択できるようにした。結果的には多くの人が要件のツボを選択して要件定義を行い、短時間で要件を洗い出すことができた。

専用ツールなので当然定義スピードはUMLのツールよりは早いが、問題点も見えた。実際に使っていただく中で様々なフィードバックを得ることができた。

その中でも多かったのが「どうやって要件を定義するか」というのが課題になった。

「勉強会でリードされれば出来るが、一人では厳しい」という意見がもっとも多かった。

そこで次のバージョンではスタートアップ画面をユースケース毎に整理し、それに合わせて考え方を紹介する動画を用意した。

またサンプルの充実も兼ねて「要件のツボ」でERP用のテンプレートを作成する予定である。

要件のツボでの定義方法のサンプルとすることと、基幹系のシステム開発案件の立ち上げを早くすることが目的である。

去年までは要件のツボの機能強化に努めたが、今年は使い方や活用方法についての情報発信に注力する予定である。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/good_way/20120104/1325653014
リンク元