かくれた次元

かくれた次元
 「あ、うん」の呼吸とは、打てば響く感があり、師弟関係を思わせる。
 しかし、もたれ合いの関係は、はっきり言って私は苦手である。以前は、気にならなかったのだが。
 よっぽど、人との付き合いに悩んでしまったからかもしれない(笑)
 まず、第三者から見て、理解できないような行動をとる。それは、お互いのルールにのっとっている為、第三者は存在しない世界観である。それは、一見、互いに付き合いやすく、楽かもしれない。でも、教育上、子供の模範とはなれないと勝手に先を見通してしまった。特に子どもはその場の空気を読み取れないため、方程式たるものを見出しにくいからだ。繰り返すが、二人限定のルールが存在するのかもしれないが、他で成り立たないルールは、他で通用しないから。(算数の計算ができないの子供にも、自分の中では間違えてしまう法則があるという考えのもと)


 人間関係での相手との距離感に悩んだとき、手に取った図書。
しかし、科学的な根拠からの証明実験がつらつらと続いていたので、途中で挫折してしまった。私は、理科の地道な実験に興味を示さない。先走って、結論を急いでしまう短気な性格ゆえ。(おっと、もっと過程を楽しもう。私の欠点)
 では、最後の章を読んでみればよかったかも。機会があれば、再読してみたい。ちなみに、この図書は、既に地下倉庫にやられてしまっている。どういう根拠で地下倉庫行きになるのかわからない。思えば、私が借りたい図書は、地下にあることが多い。