ごりぽんソフトウェア

2011-02-08

Androidの開発環境を用意してみる

さて、年始から沈黙しまくりだったわけですが、そろそろ本腰入れてAndroid端末向けのプログラムを開発しようかと思います。ということで、まずは開発環境を用意しつつ、インストール手順(WindowsXP向け)も書いてみようかなと。ただ、あまりに手順が多すぎて、マトモに書いてると膨大な量になってしまうため、必要最低限しか書きませんのであしからず。それでも結構長いですけど。

  1. JDKのインストール
     OracleのJava SE DownloadsのページからJDK(jdk-6u23-windows-i586.exe)をダウンロードしてきてインストールします。特に設定は弄らないので、インストーラーを起動して[次へ(N)]→[次へ(N)]→[次へ(N)]→[完了(F)]としてインストール。JREがインストール済みの場合は[次へ(N)]が1回減ります。
  2. Android SDKのインストール
     Android DevelopersのDownload the Android SDKのページから、Android SDKのインストーラー版(installer_r09-windows.exe)をダウンロードしてきてインストールします。インストーラーを起動して[Next]→[Next]→[Destination Folder]を"C:\Android\sdk"に変更→[Next]→[Install]→[Next]→[Finish]としてインストール。
     インストーラーが終了し、それと入れ替わりに[Android SDK and AVD Manager]が起動します。しばらく待つと[Choose Packages to Install]というダイアログが開くので、[Accept All]を選ぶ→[Install]。終わるまで結構掛かる(早くても20分程度、場合によっては1時間弱)のでじっくり待ちましょう。終わり際に開く[ADB Restart]ダイアログに対しては[Yes]。インストールが終了([Cancel]ボタンが[Close]ボタンに変化)したら開いているウインドウをひと通り閉じます。
  3. Eclipseのインストール*1
     MergeDoc ProjectのEclipse 3.6 Helios Pleiades All in OneのページからFull All in One (JRE あり)のPlatform版(pleiades-e3.6-platform-jre_20101025.zip)をダウンロードしてきます。インストーラーは無いので、ダウンロードしたzipファイルを右クリック→[すべて展開(A)...]で展開ウィザードを開いて[次へ(N)]→[参照(R)]から[宛先を選んでください]ダイアログを開く→"C:\Android"を選択する→[OK]→[次へ(N)]→[展開されたファイルを表示する(H)]のチェックを外す→[完了]として展開します。
     展開できたら、スタートメニューに登録します。[スタート]の上で右クリック→[エクスプローラ(X)]としてエクスプローラを開き、"プログラム"フォルダ内に移動して"Eclipse"フォルダを作成、作成した"Eclipse"フォルダ内に"C:\Android\eclipse"フォルダにある"eclipse.exe"と"eclipse.exe -clean.cmd"のショートカットを作成します。前者を"Eclipse - Android"、後者を"Eclipse - Android(クリーンアップ起動)"という名前にしておきます。
     続けて同様にスタートアップにも登録します。先程の"プログラム"フォルダ内にある"スタートアップ"フォルダに入り、そこで"C:\Android\eclipse"フォルダにある"eclipse.exe startup.cmd"のショートカットを作成します。こちらの名前は"Eclipse - Android スタートアップ"にしておきます。
  4. Pleiadesの更新
     MergeDoc ProjectのページのPleiades本体ダウンロードから最新版(pleiades.zip)をダウンロードしてきます。適当な場所に展開して、中に入っている"features"と"plugins"のフォルダをフォルダごと"C:\Android\eclipse\dropins\MergeDoc\eclipse"の中に上書きコピーします。他のファイルは実行時には必要無いものなので、捨ててしまって構いません。
     お手軽に済ませるなら、ダウンロードしたzipファイルを右クリック→[すべて展開(A)...]で展開ウィザードを開き、[次へ(N)]→[参照(R)]で[宛先を選んでください]ダイアログを開く→"C:\Android\eclipse\dropins\MergeDoc\eclipse"を選択する→[OK]→[次へ(N)]→[ファイル置換の確認]ダイアログに対して[すべて上書き(T)]→[展開されたファイルを表示する(H)]のチェックを外す→[完了]として展開します。readmeなど余計なファイルも展開されますが、いちいちコピーする手間は省けます。
  5. JDT(Java Development Tools)プラグインのインストール
     [スタート]→[すべてのプログラム]→[Eclipse]→[Eclipse]でEclipseを起動します。[ワークスペース・ランチャー]ダイアログに対しては、[この選択をデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しない(U)]のチェックをONにして[OK]。
     Eclipseが起動したら、メニューから[ヘルプ(H)]→[新規ソフトウェアのインストール...]と進んで[インストール]のダイアログを開き、[作業対象(W)]のプルダウンメニューから「Helios - http://download.eclipse.org/releases/helios」を選択、一覧が表示されたら(表示されるまでに時間が掛かる場合があります)、[プログラミング言語]の中の[Eclipse Java 開発ツール]のチェックをONにして、[次へ(N)]→[次へ(N)]→[使用条件の条項に同意します(A)]を選択→[完了(F)]。ダイアログが閉じてEclipseの画面に戻りますが、インストールは継続中(進行状況はウインドウの右下隅に表示されています)なので終わるまで待ちます。終わると[ソフトウェア更新]ダイアログが出るので、[今すぐ再始動(R)]でEclipseを再起動しておきます。
  6. ADT(Android Development Tools)プラグインのインストール
     JDTの時と同様に、メニューから[ヘルプ(H)]→[新規ソフトウェアのインストール...]と進んで[インストール]のダイアログを開きます。今度は[追加(A)]で[リポジトリーの追加]ダイアログを開き、[ロケーション]に"https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/"を、[名前]欄には"ADT Plugin"を入力して[OK]。一覧に[開発ツール]が表示されたら、そのチェックをONにして[次へ(N)]→[次へ(N)]→[使用条件の条項に同意します(A)]を選択→[完了(F)]。インストール中に出る[セキュリティ警告]のダイアログに対しては[OK]を選び、[ソフトウェア更新]ダイアログでは[今すぐ再始動(R)]を選んでEclipseを再起動しておきます。
  7. ADTプラグインの設定
     Eclipseのメニューから[ウインドウ(W)]→[設定(P)]と進んで[設定]のダイアログを開きます。左側の一覧にある[Android]の項目をクリックして少し待つと[Android SDK]ダイアログが開いて何やら確認されますが、とりあえず無視して[設定]ダイアログに戻り、ダイアログの右側にある[SDKロケーション]欄に"C:\Android\sdk"を入力し[OK]。[設定]のダイアログが閉じるので、隠れている[Android SDK]ダイアログを表に出して[続行]で閉じ、Eclipse自体も一旦終了させ、[スタート]→[すべてのプログラム]→[Eclipse]→[Eclipse - Android(クリーンアップ起動)]で起動しなおしておきます。
  8. AVD(Android Virtual Device)の作成
     Eclipseのメニューから[ウインドウ(W)]→[Android SDK および AVD マネージャー]と選択して[Android SDK および AVD マネージャー]ダイアログを開きます。何故かEclipse起動後の最初の1回は失敗するので(原因不明)、エラーを示す[Android SDK]ダイアログが開いたら[OK]で閉じ、もう一度同じ手順でやりなおします。
     左側のリストから[Virtual Devices]を選択して、[新規...]から[Create new Android Virtual Device (AVD)]のダイアログを開き、[名前:]に適当な名前を入力、[ターゲット:]のプルダウンメニューからAndroidのバージョンと、[Skin:]の[ビルトイン:]プルダウンメニューでエミュレーションするハードウェアの解像度を選択します。SDカードのエミュレーションを利用するなら[SD Card:]の[サイズ:]にSDカードの容量も指定しておきます。設定できたら[Create AVD]ボタンを押してAVDを作成します。ちなみに、SDカードのエミュレーションをするように設定した場合、SDカードのイメージファイル作成が重いため固まりますが、少し待てば終わります。
  9. AVDの設定
     [Android SDK および AVD マネージャー]ダイアログに戻るので、さっき作成したAVDの名前を選択して[開始...]→[Launch Options]ダイアログで[起動]。エミュレーターが起動するまでしらく待ち、エミュレータの画面上にドロイド君が表示されたらエミュレーター自体を操作し設定を行います。
     まず、[F2]キー→[Settings]→[Language & keyboard]→[Select Language]→[日本語]と選択し、システムを日本語環境に切り替えます。続いて、[Esc]キー→[日付と時刻]→[自動]のチェックを外す→[タイムゾーンの選択]→[日本標準時(東京)]と選択し、タイムゾーン設定も変更します。設定出来たら、[F7]キー長押し→[電源を切る]→[OK]と選択し、しばらく待ってからエミュレータのウインドウを閉じます。

とりあえず以上で、Androidアプリのプロジェクトをビルドして、日本語のエミュレータで実行することが可能な環境の出来上がりです。ただ、私の場合ずっとVisualStudioだったので、色々と戸惑うことが多いんですよね。ならばということで、少しでもVisualStudioっぽい使い方が出来るようにと、ちょっと設定を弄ってみたので、次回以降にそのネタを出そうかと思います。

*12月10日のエントリでEclipse 3.6.1(Eclipse 3.6 SR1)のコード補完のフリーズを解消する方法について触れているので、そちらも参照してください。