ごりぽんソフトウェア

2018-06-18

nasneで複数(?)の外付けハードディスクを使う方法

nasneが使える外付けハードディスクは1台だけで、PlayStation3やPlayStation4のように複数台のハードディスクを取っ換え引っ換えという訳にはいきません。ですが、BUFFALOのHD-QSSU/R5シリーズを使って、その制限を微妙に掻い潜ることができたので、ちょっと書いてみようかなと。

HD-QSSU/R5シリーズについて簡単に書いておくと、要するにRAID0/1/5やスパンが組める4ドライブ内蔵でeSATA/USB2.0接続の外付けハードディスクです。ただしすでに販売終了していて、手に入れようと思うとちょっと苦労しそうですが、まあそれはさておき。今回はこれをRAIDではなく「通常モード」と呼ばれる、内蔵のドライブをそれぞれ単独で4ドライブとして使うモードで使います。

まずはHD-QSSU/R5を「通常モード」に設定し、USB接続で1ドライブだけ見えるモード(ACCESSランプが1つだけ緑色点灯で他は消灯)に切り替えて、Disk1が見える状態にしておきます。このあたりはBUFFALOのオンラインマニュアル「はじめにお読みください」に記載されているので、詳しくはそちらを。切り替えたらFAT32でフォーマットしておきます。

次にnasneに接続して、通常通り外付けハードディスクとして登録します。しばしアクセスがあって必要な情報が書き込まれるので、終わったのを確認したら、nasneの電源は入れたままでUSBケーブルを抜きます。もしこのまま挿し直せば、登録済みハードディスクとして認識する状態です。

抜いたら、HD-QSSU/R5をUSBで4ドライブ全部が見えるモード(ACCESSランプが1つだけ緑色点灯で他は橙色点灯)に切り替えなおして、今度はPCに接続します。暫し待つと認識して一気に4台のドライブが見えるようになりますが、とりあえず中身は触らず開いたエクスプローラーは閉じて、適当なパーティション操作ツール(私はMiniTool Partition Wizard 10を使用)で、先ほどnasneによって初期化されたDisk1(パーティション操作ツールで表示されるディスク番号とは違うので注意)の内容を、まるごとそのまま(アライメントやサイズの調整無し)で残りのDisk2〜Disk4にコピーします。

コピーが終わったら再度USBケーブルを抜いて、もう一度HD-QSSU/R5をUSB接続で1ドライブだけ見えるモードに切り替えます。これで下準備は完了。

nasneからUSBケーブルを抜いた状態でDisk1からDisk4のどれかに切り替えて、切り替えたらnasneにUSBケーブルを接続。数十秒待つと、何もなかったかのように登録済みハードディスクとして動作します。以降、nasneからUSBケーブルを抜いて、ドライブの切り替え操作をして、またnasneに挿し直せば4ドライブを切り替えて使用できるようになる、という仕組みです。普通に挿し替えるよりはちょっと手間がかかりますが……。

ちなみになんでこんなことが可能かというと、HD-QSSU/R5がホストマシン(今回の場合はPCやnasne)に対して報告するUSBのデバイス名称が「HD-QSSU2」固定で、ドライブを切り替えても変化しないからです。nasneからは同じドライブにしか見えていないはず。試せていませんが、この構成でDisk1〜Disk4のどれかが壊れて、例えばメーカー違い・容量違いのドライブに交換したとしても、パーティションの内容を他からコピーすれば、そのまま認識して使用継続が可能だと思われます。

なお、録画予約の情報はnasneの内蔵ハードディスク側に保存されるらしく、予約した後でドライブを切り替えても予約は残ります。逆に、録画済みの番組は全て外付けハードディスク内で完結しているので、USBケーブルを抜けば外付けハードディスクに録画した分の番組がリストから消えますし、ドライブを切り替えてからUSBケーブルを挿し直せば、切り替えた先のドライブに入っている番組が見えるようになります。

弱点としては、そもそもnasneは頻繁に外付けハードディスクを差し替えるようにはできていないので、ある程度は運用でカバーする必要があります。当然ながら外付けハードディスクに対して録画中にUSBケーブルを抜いたら大惨事ですし、外付けハードディスクを抜いている間に外付けハードディスクに対する録画が始まったら、どうなるかわかりません。

それでも、HD-QSSU/R5の標準で最大6TB(1.5TB×4)、換装前提なら8TB(2TB×4)で、通常の4倍の容量がnasneで扱えるようになるわけで、意味はあるかなと。

今回はRAIDを使いませんでしたが、前回の実験で使ったようなHD-QS3.0TSU2/R5相当の750GB×4構成でRAID5を組んで互換モードに設定し、2TiB+47.48GiBの2ドライブとして接続すれば、2TiBのRAID5でデータが保護される外付けハードディスクとしても使用は可能です。ただし、いくら外付けハードディスクでRAIDを組んでも、内蔵ハードディスクが壊れたら全部アウトですので、あまり意味は無いかなと思って使っていませんが……。

本当はnasneの内蔵ハードディスクをeSATAで繋いだRAID5構成のHD-QSSU/R5にして、内蔵ハードディスクをデータ保護する計画だった(だから750GB×4のRAID5で約2.046TiBの構成にしてあった)のですが、内蔵ハードディスクの交換は新品の初回起動前にしかできないらしいですし、失敗したら2万円が吹っ飛ぶのが怖くて。ええ、チキンと呼んでください(苦笑)。どなたか試してみて、うまく行ったら教えてくれると嬉しいです(他力本願モード)。

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