幸福な無名時代

けいおん! 2 [DVD]

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文藝年鑑 平成22年版

文藝年鑑 平成22年版

本は集中力がなくほとんど読んでませんが、ちょくちょくとエサをついばむ小鳥のようなことをしています。
『新潮』11・1 大江健三郎「死んだ人たちの伝達は火をもって」 『群像』10・8 池田雄一「おるたな赤ちゃん」 『神的批評』大澤信亮「あとがき」 『b1228』真路潔「『YOU CAN KEEP IT.』を読む」 『脳天壊了』吉田知子
どれもおもしろかったです。
けいおん!』②も観ました。
このために図書館でのビデオ視聴は中止。
『文藝年鑑』や『読書人』『図書新聞』も見ず、『父の墓』を返却し、『小説は何処から来たか』を継続。
後藤明生の本で、太宰治の「負けないこと」のために小説を書いているという考えがピッタリいまの私にはまりました。
帰り際、郵便局に野口武雄さんへの手紙とメルキド7をゆうメールで出して、ファミマのATMでCDラジカセ代の2万円を卸し、そして家のポストにはみちまろさんからの年賀状が入っていました。
『白い城』『夜と霧』『ヴァインランド』『野生の探偵たち 上』『ピストルズ』『1Q84 BOOK3』『サロン・ド・マロリーナ 2号』と文庫数冊・新書1冊をいま読んでいる。
こういった生活をしているともう本もビデオもCDもいらない、と思う。
いまあるもので十分です、と。
しかしコレクションを充実させ、老後や次世代を守りたいのでまた買っちゃうのか。
それでももうなんでも買っちゃうのはやめにしようか。
しかしまた5月の東京旅行に10万円貯めないといけないのでそんなに余裕があるわけじゃない。
小説執筆は思ったより快調です。
いま読んでいる本はどれも読みやすいので、自作もリーダブルなものになっているのか。
ベケットブランショには挫折したしな。
大長編小説はまだ読める力がないと思う。
4、50代に読むか。
それにしても真路潔さんの評論はとてもよかった。
プロの作家の物の見方にちゃんと真摯に向き合い定説を覆す感じで。
本は読まなくてもいい、買わなくてもいい、小説を書かなくてもいい、そんな自由な態度でやっていきたいです。
小説は読めないもの、書けないもの。
つらいもの。
だからこそ楽しく生きたい。
小説とともに。