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藤宮史の日記

2017-01-16

大寒波にふるえて

01:48

 17日、午前1時半過ぎ、晴れのち曇り、気温摂氏1〜9度。先日は、厳しい寒波にやられて室内にいても震えどうしであった。その時期は、私は三島に居て、室内気温が5度以下と云う東京では考えられない状況に閉口していた。

 今は、阿佐ヶ谷のアパートの一室で、エアコンの暖房をフル回転させて温かく過している。つくづく部屋は狭いに限ると実感した。なまじ広すぎる部屋は軀に毒である。

 木版漫画「羅生門」は、トレペ写しに入っている。いまは9枚目である。

2017-01-07

木版漫画「羅生門」下描き完成

09:00

 午前9時前、晴天。気温摂氏1〜11度。寒い日が続いているが、なんとか木版漫画「羅生門」の下描きは、朝方ほぼ完成した。結局34枚であった。漫画の短篇にしては、ちょっと長いが、冊子にしてみると長いものではない。

 彫版は見開きページの2枚目、3枚目の雨版のところで止まっていたが、いよいよ進めてゆかねばなるまい。

 下に載せた画像は下描き原稿の一部である。

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▲光で反射した部分を修正したら、ちょっと濃い感じの画像になってしまった。

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▲濃い画像であるが、これの方が見やすい。

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▲こんな感じの下描き原稿が34枚ある。

 物語の後半部分は人物描写が多いが、前半は羅生門などの構造物の描写が多数ある。

2017-01-03

2017年を迎えて

07:00

 午前6時すぎ、晴天。併し、まだ陽は登っていない。気温摂氏4〜13度。幾分気温が高く過ごし易い。

 それにしても新しい年を迎えられることは、ありがたいことである。この現実に感謝している、そして、今年こそはチカラの限り仕事をしてみたいと念願している。

 木版漫画「羅生門」の下描き原稿は、年末年始不休で進め、31枚目まできた。あと2、3枚描けば下描きは完成する。この作品は、前半のページに羅生門などの構造物を割合緻密に描いたので、彫版に際しても後半の人物描写のコマにくらべて時間が掛る予想である。1ページの彫版に1日から2日ほど掛るとして、33ページでは33日から66日掛る計算である。もっとも、ページによってはコマ絵に粗密があるので、あいだを取って49.5日ぐらいのものであろうか。勿論、49日強を連続して彫るわけにはいかないので、軀の休みを入れると60日ほど掛る計算である。それから、忘れてはならないのは、トレペ写しである。これは一日あたり4ページ掛るとして、33ページでは8.25日である。そして、これらの作業が終ったのち、バレンによる刷り作業では、一日あたり2枚〜4枚刷るとして、16日強〜8日強となる。もっとも、8日強など、数字の上のことで、実際は16日以上掛るのを計算している。これらを全て計算すると84日強である。そして、それから版下作業に掛るが、これは10日ぐらいを考えたい。兎に角、すべての作業を終えて、手許に版下原稿が上がるのは、早くても3ヶ月以降の4月すぎである。その日が来るのが待ち遠しいが、いつも木版漫画を作っていて思うのは、作品を作っていると歳月の流れが莫迦に早く感じられることである。あっ、と云う間に、1年が過ぎ、3年が過ぎ、10年が過ぎてしまった。併し、手許には木版漫画が一作、また一作と残っていった。

2016-12-29

木版漫画制作順調 !!

02:24

 30日、午前2時すぎ、晴天。気温摂氏2〜10度。いよいよ連日冬日になってきた。外出した折、早足で歩いても、軀は暖まらない時節である。軀だけでなく心も寒い時節である。

 木版漫画「羅生門」は、24枚目の下描き原稿を完了した。建物等、構造物の描写がないと、ぐんぐん描き飛ばしがきいてハカがゆく。構造物等があると、だいたい一日あたり1ページを描くのがやっとであるが、ないと、一日3ページは描ける。もっとも、人物描写でも、構成を考えたり、マキコをモデルに下人や老婆のデッサンをしたのちコマ絵を完成させるので、まるっきり楽と云うわけではない。

2016-12-25

模型製作2

06:30

 午前6時半頃、晴天。本日の、東京の気温摂氏2度〜10度。昨日にくらべ、一転して冬日である。室内にいると暖房を焚いているので、寒い実感はない。

 木版漫画「羅生門」の制作は、16枚目のコマ絵で渋滞している。昨日いちにちが、そのために潰れてしまった。勿論、それなりの成果はあった。

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羅生門の天井裏を段ボール紙で作ってみた。

 この模型をもとにコマ絵を制作するが、また、今度は二階の壁や柱の様子を作画するのに私なりの工夫が必要になった。時代考証的には問題があるだろうが、画面づくりとしてはや多少の演出や省略は致し方ないだろう。

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羅生門の室内には、本来、三手先組物と云う装飾的な部材が柱ごとにあるが、それを省略した。

 梁の隅にある赤色の線描は蜘蛛の巣である。ちょっと、ごてごてして整理のつかない画面になってしまっているが、小説の通りにしてゆくと、こうなる。