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藤宮史の日記

2016-07-13

木版漫画集「或る押入れ頭男の話」刊行決定

14:25

 午後2時半前、雨天。細かい雨が降っている。室内で、冷房を入れずにいられる天気である。

 昨夜、出版社からメールがあり、7月25日に、木版漫画集「或る押入れ頭男の話」が刊行される旨を伝えられた。いよいよ刊行の運びとなったが、この本はいろいろと刊行に関して平坦な行程ではなく、挫折があり、苦労が多くて、感慨深い一冊となった。いや、まだ手許に本が出来上がってないので、ちょっと喜ぶのは早いかもしれない、併し、今は先回りして喜びたい気分である。この頃は、心に負担になることが多くて仕事ができず困惑していたが、ここに来て自分を取り戻すことが出来そうである。なにしろ私の仕事を爪の先ほども認めない肉親の存在は苦いばかりで有難くない。まあ、認めないのは、なにも肉親だけではないが、少数とはいいながら支持してくれる人々の存在を心に刻んで仕事をしてゆきたいと思う。

 話は、ガラリとかわり「過去に気になった物たち」を、また掲載したい。

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▲賞状の画像をポストカードにしてみた。

 これは、私が小学生だった頃に貰った賞状である。すべて図工の授業の、絵画にたいする賞状で小学2年生から6年生まである。4年生と5年生のときは2枚貰っている。私の子供の頃は、図工と体育の授業だけが得意であったが、算数は特に苦手だった。併し、今となってはそれらの記憶は曖昧で、たしかに私は算数の出来がわるくて、担任の教師の奥さん(教員免許あり)のところに出向いて勉強をみてもらっていた。出来がわるい子供を元気づけるための図工の賞状のような気もするが、算数の勉強をみてもらっていた5年生、6年生のときだけではなく、まったく記憶がない2年生のときも賞状があり、また少しだけ記憶がある3年生、4年生のときも貰っている。どちらにしても子供の賞状であるので他愛もない。それから2枚破れた賞状があるが、これは何故破れているのか、今ではもう判らない。多分子供同士で引っ張って破れたものらしいが、詳細は不明である。

hinakawahinakawa 2016/07/17 06:53 フジミヤさんは、若い頃より『黒猫(堂)道』!?を邁進し、より高みを目指して精進し続ける筋金入りの木版漫画家でしょう!?(≧ω≦) 「艱難、汝を玉にす」と言います。産みの苦しみは、技の熟達と共に作品に反映されると信じますし、次の創作への羅針盤と成って自ずから導いて行くものではないでしょうか!? 道源サンなんか、タダ座って居るダケじゃないですか!? フジミヤさんは座って、尚且つ彫って居ます!!(^o^;)タダ座って彫れば雑念は霧散消滅。気が付いた時には、傑作が出来上がっていることでしょう!?(;^_^A    ワタシσ(^_^)は常にフジミヤさんの新作を待ち望んで居り、本棚には新作の為のスペースが確保されて、藤宮史コレクションが増える度に狂喜しています。ヾ(=^▽^=)ノ

藤宮史藤宮史 2016/07/18 18:52 もしかして、hinakawaさんは、私が知っているヒナカワさんでしょうか?ヒナカワさんのお名前は私は個人的に懐かしい気持ちになるお名前のひとつです。・・・創作は、転びながら、つまずきながら、一歩一歩進んでゆこうと思っております。

hinakawahinakawa 2016/07/21 08:36 もしかしたら、フジミヤさんの想起されているのが、阿佐ヶ谷のアパートに御泊め頂いたり、中野の印刷所で相談しあったり等々で、御迷惑を掛けた若い愚者で在ったなら、恐らく( ̄▽ ̄;)多分(-_-;)フジミヤさんが記憶されているhinakawaだと思います。σ(*^O^*) 何時だったか、フジミヤさんに薦められて新宿へ「ソイ丼」を食べに2人で出掛け、その後に「世界堂」へ寄った事を記憶しています。 そんなワタクシσ(^_^)ごときに「懐かしい」と思って頂けるだけで光栄だと思っています。 追伸、フジミヤさんが、まだ手掛けていない前提での話なのですが、作風、モチーフや嗜好性から考え合わせると「何故!?遣らないのだろう」と不思議に思うくらいなのですが是非、萩原朔太郎の「猫町」を検討に加えて頂けると嬉しいです。(≧▽≦)フジミヤさん作画の「猫町」を安直、「ベタ」と批判されようとも熱望して止まないのです!!v(=^ェ^=)v   今日は、朝から雨が降っていて涼しく、フジミヤさんにとっても過ごし易い1日で在ることを願います。

藤宮史藤宮史 2016/07/21 11:25  若かった。あまりにも若かった。今も、精神年齢だけは若いですが、あの頃にくらべて幾分元気(衒気)がなくなりました。私のアパートも三畳ひと間でしたが、貴兄のところも三畳ひと間でした。それに私の部屋より物が多くて寝るスペースがあまり広くないように見受けられ、私より凄い感覚の人がいることに驚き、且つ世の中は広大であると実感させられたものでした。それに三畳ひと間の壁に大きなサイズのミロのリトグラフが掛けられ、それが15万円とか言われて、またびっくりしました。・・・すべて懐かしい、青春時代の思い出です。私にとっては、あの頃の、甘く、苦い思い出は、かけがえのないものです。それらが私の、青年期においての唯一の財産です。・・・よろしければ、私のメールアドレスにご連絡ください。tokyo@g−kuroneko.comです。・・・ネットの時代になって、昔の知人たちと連絡がとれることは嬉しいものです。

藤宮史藤宮史 2016/07/21 18:38 メールアドレスが間違っていました。正しくは、
tokyo@g-kuroneko.com です。

hinakawahinakawa 2016/07/23 14:40 やはり、ワタクシσ(^_^)三(畳)条ヒナカワの事にて御座候。 部屋は御互い狭いながらも各々の夢と妄想を目一杯に拡げていました。
因みに、アノ「ミロ」のリトグラフは贋作の可能性が高いのです。(×_×)未熟な学生は騙されたようです。「アノ画家たちの本物の絵(版画)を手元に置きたい」という流行る気持ちに付け入られました。
何故、そう思うかと云えば以前、お金に窮した時に、画商に買い取って貰おうと電話で問い合わせたところどうもよい返事が頂けそうもないので諦めました。
画商とのやり取りで、「ミロ」のリトグラフには贋作が多いのだと推測出来ました。
「本物」という数パーセントの可能性があるからなのか未だに、あの「ミロ」を所持しています。(*´∀`*)
関東もソロソロ、梅雨明け間近だと思われますが、室内にても熱中症で倒れる方が多いとの事ですので御注意下さい。(^ .^)y-~~~
メールにて御連絡させて頂きます。フジミヤさんが懐かしがって貰えるような画像も添付出来ると思います。フジミヤさん御自身にとって納得のいく創作に専念出来る喜びを、今後とも共有出来れば幸いです。(^ε^)v

2016-07-12

木版画「ばら園」完成 !!

19:12

 午後7時前、晴天。午前11時すぎに、高円寺の画材屋まで自転車を走らせてゆくと、またしても熱中症のような状態になってしまった。昼の気温は摂氏32度に達したので仕方ないとも思えるが、どうにも体力の低下は否めない。実年齢よりも軀の高齢化が進んでいる。

 俄かに生命の危機を感じながらも絵具を買って木版画を完成させる。

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▲サインを入れたら完成である。

 この木版画「はら園」の制作は、紆余曲折があり、すんなりいかなかった。苦手な多色刷りを選択したことで、色彩の設定がむずかしく、いったい自分は、どう云う表現を望んでいるのか判らなくなることがあった。併し、完成してみると、まずまずの出来上がりで満足している。特に猫の毛彫りが、集中力を切らすことなくできたことは良かった。

2016-07-06

木版漫画集「或る押入れ頭男の話」制作快調 !!

16:02

 午後4時前、曇天。室内気温摂氏27度。暑さもひと段落して、2、3日まえにくらべて随分過ごし易い。

 新しい単行本の「或る押入れ頭男の話」の制作が快調である。今は、カバーの印刷校正をして、次の作業に掛るところである。刊行されて書店にならぶのが楽しみ。

 映画「禅」をみると、道元禅師が只管打坐を説き、内なる仏をみよ、と言われている。わたしも考えてみる。幽明境を異にすると、なるほど淋しいものである。併し、内なる仏をみるように、内に故人を感じれば寂しさも幾分やわらぐものである。いつでも思っていれば忘れることもないし、はなれることもない。

hinakawahinakawa 2016/07/07 07:30 フジミヤさんにとっての、内なる故人とは誰のことなのでしょう。 ワタシσ(^_^)も新刊が書店にならぶのを楽しみにしています!! 健康に気をつけられて、創作に励まれることを心より願って止みません。(^.^)b

藤宮史藤宮史 2016/07/10 13:44  エアコンの効いた室内での座職のせいか夏に弱くて困っています。先程も、阿佐ヶ谷駅前の松屋で牛丼を食べに行ったら、ゆき道で直射日光にやられて半分熱中症のような具合になって閉口しました。今年の夏も、暑い夏になりそうです。熱中症には気をつけたいと思っております。

2016-06-28

一週間が吹き飛んだ

11:25

 午前11時すぎ、雨天。気温摂氏25度前後。小雨になって、雨ふりの音は聞こえない。

 21日から一週間、三島に幽閉されていた。雑事を、遠方にいて出向いて処理せねばならぬ身の上は哀れである。而も感謝されず、老耄の言辞に辟易しても、短気をおこすわけにもゆかない。まことに苦しいかぎりである。

 昨晩、ようやく逃げるようにして解放されたが、まだまだ難事は多い。ひと頓挫していた木版画の未完成品を見ると溜息ばかりがでる。併し、しぶとく作業を続ける以外にない。

2016-06-14

木版画「ばら園」完成目前 !!

18:55

 午後6時半ごろ、曇天。近所のセブンイレブンまで自転車に乗って食料の買い出しと82円切手を購入して手紙を出す。コンビニの店内に立つと弱い立ちくらみのような感じになって気分がわるくなり、早々に引き揚げた。またしても肩腰の凝りによる血行不良らしい。自分の軀に老人を感じる。

 体調不良により仕事が思うように出来ないが、手紙を書いたりメールでの連絡などは頻繁におこなっている。6月10日は、母親の容態が悪いとの父親の一方で三島に駆けつけたが、案に相違して危篤と云うことではなかった。併し、具合が良いわけでもない。私は10日、11日と三島に居て、食糧の買い出しやら選択やらで忙しく立ち働いたが、その疲れが今になってじわじわ出ているようである。

 体調がわるくなるまえに木版画「ばら園」の制作は進行していて、今は予定の色版の刷りをすすめている。

 「過去に気になった物たち」を掲載したい。今回は、大正時代のコインホルダーである。硬貨を収める部分が50銭、10銭、5銭、1銭のコインの寸法になっていて時代を感じさせる。江戸時代明治時代の財布ときて今度は大正時代であるが、すべてお金に関する物である。これは私の古銭趣味からきている。

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▲上着のポケットに入れたコインホルダーを取り出して、粋に会計を済ませていた往事が偲ばれる。