令和6年初釣行

 午後3時半、曇天。気温16度ほど。晴れたり、曇ったりしている。わりあい暖かい。気持ちが乗って、今年はじめての釣行になった。

 午後1時半ごろ、自転車に乗って出掛けた。花室川沿いを河口にむかって走ってゆき、河口に出る。河口付近で、数回キャスティングを試みるが、すぐに根がかりして、メタルバイブレーションのルアーを失った。失意の裡に釣り場を替えて、備前川河口へ行く。

 ここでは、約一時間ほどキャスティングをした。若干、背中の筋肉が痛くなった。そして、備前川の河口からは霞ケ浦が一望できる。

 絵葉書になる景色である。広々として、心が解放されてゆく。釣行と云っても、ほんとうは霞ケ浦の景色を堪能しているのかもしれない。この場所に長時間居るには、何か理由がないと居ずらいので、それが釣行という形になっているのかもしれない。

花粉症とサンドウィッチ

 午後2時まえ、晴天。気温18度。暖かい。暖かくて、花粉の飛散も多いようだ。昼まえに起床したが、起きて、すぐ鼻づまりを実感した。

 昼食に、ひさしぶりにサンドウィッチを食べる。コーンスープと一緒で、この組み合わせは、一時期定番の昼メニューであった。

 この量を、一度に食べるとかなり満腹になる。そして、それから、満腹になったところで、本格的に花粉症の症状が出て、躰はだるい、重い、つらい。なんとなく物憂い感じで、なにもやる気が起きない。が、ようやく暖かくなり、バス釣りもやり易くなってきたので、躰は動かさねばなるまい。そのまえに、散髪もしなくてはならない。頭髪は頭頂部が薄くなり、側頭部の髪ばかり元気なので、散髪に苦労する。若いときには感じられない苦労である。

版画に彩色

 午後4時まえ、晴天。気温14度。やや風がある。併し、さほど冷たくはない。

 先日、刷っておいた版画に手彩色をした。おもに透明水彩絵具である。ホワイトはアクリル絵具を使用。

 ほぼ同じ絵柄であるが、版はふたつである。

 ややボケている画像だが、だいたいこんな感じである。今日は、震災から13年が経った日である。あっと云う間のような気もする。たくさんの人たちが亡くなって、すこし、そのことも考えながら色つけをした。猫の親子の絵であるが、フーセンは亡くなった人のことのようにも感じられる。きっと、いつまでも寄り添っているのだと思う。

右籾の雪景色

 午前8時半、雪降り。気温0~11度。寒い。とても、寒い。窓外は、雪が降っている。雪は、やがて小雨になってゆく。雪と雨が降っている。

 今年の右籾の雪降りは二回目である。一度目は、ちょっと吹雪いて、すぐにやんだ。今回の雪は積もっている。

 右に在るのが隣家で、手前に映っている二本の樹は、左から柘植、そして、柿の木である。柿の木は葉が落ちて淋しい感じである。奥に広がる景色は隣家の畑である。私の住む右籾は村落のような感じで、畑のなかに家屋が点在している。静かな所である。

謎の通信

 午前11時、曇天。気温2~9度。寒い。台所にいても、寒くて立っておられず防寒着をきこむ。

 我家の電卓から、謎の通信が届いた。

 「FF」と「8」は読めるが、あとは判らない。たぶん、宇宙からの交信だろう。電卓は、CAボタンを押すと、普通に計算ができるので、異状なし、とする。

 世の中、つまらない出来事が多いから、せめて、このときぐらいは妄想を逞しくして遊びたいものである。理不尽なこと、不公正、不平不満な出来事は枚挙にいとまがない。是正したくとも、できない。我慢するしかない。ひたすら我慢して、その先にあるのは空虚だろうと思う。併し、今は耐えて遣り過ごすしかない。