猛暑一段落

 午前11時前、曇天ときおり雨天。気温摂氏23〜27度。本日の東京は過しやすい。あれだけの連日の猛暑も一段落したようで、これからの日々は雨降りが多い天気の予報である。
 8月11から12日に、また三島に行き、今回は物置小屋の解体撤去をした。もっとも撤去をしたのは業者であるが、3時間あまりで、きれいに小屋がなくなり、一抹の寂しさと、また新たな展開を期する気持ちもあるが、やはり名状しがたい思いがつよい。それは、おもに理不尽であると云う思いであるが、それは拭い去れない。併し、とにかく、小屋はなくなった。ひとつ問題が解決し、山積している問題に、また向かわなくてはならない。

▲物置小屋の跡地には草がはえていない。ここだけ時間がとまり、45年前の姿をとどめている。
 過去を探る心の旅は、自分を確認することである。以下に掲載さいする画像は、40年程まえに、沼津市西武デパートで母親に買ってもらった藩札(寺社札)である。これの購入時は、私が小学4、5年生であったと思われるが、藩札の販売価格の500円は当時としては安いものではなかったと思う。、母は、子供の好奇心に寛容で、よく理解を示してくれた。

▲大和興福院の寺社札。和紙に木版印刷してある。複雑な形象の朱印、黒印も押されている。十市郡新堂村、庄屋年寄總百姓とあり、現在の奈良県あたりであろうか。