携帯に求めるもの、それはファンキー!
なんかオシャレなケータイが発表されたとかで、はてな内もそわそわしてるみたいですが、しゃらくさいね。俺のケータイなんてバッテリーが4時間くらいしか持たないから常に替えのバッテリーを持ち歩かなきゃダメだし、全然ポケットには入らないし、カメラどころかメール機能もなければ漢字も表示できないです。
役に立たない事典、その2
先日役に立たない事典というエントリーを書いたけど、先に取り上げていた方がいました。
http://d.hatena.ne.jp/editech/20041006
ドント・トラスト・オーバー30`s!
以前書いたエントリーを一部直して再掲します。
「村上春樹が千駄ヶ谷のジャズバーのマスターから作家に転身し、『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞したのが30歳。三島由紀夫は30歳の時より体を鍛え始め、『金閣寺』を書き上げた。映画監督としては、決して遅いデビューではないもののハワード・ホークス、フェデリコ・フェリーニは30歳で初監督を経験した。スガシカオのデビューも30歳。ちなみにデビューではないけど、梅宮辰夫は『不良番長』シリーズを30歳でスタートしている。30にもなって番長はないと思うけど、このシリーズが彼の役者としての転機になったことは間違いない」
このエントリーを書いたあとに何人か30歳で転機を迎えた人たちを見つけたのにメモしてなかったから忘れたや。まあ、30歳で転機を迎えた人たちです。id:Dirk_Diggler師のバースデーへのメッセージの意味もこめて。
TIME誌の“Person of the Year”その2
id:yukattiさんよりリクエストがあったので、さらに30年分を載せます。ちなみに、1974年〜2003年分はこちら。TIME誌の創刊は1927年なので、さらに昔の分はまた後日載せます。
- 1943 ジョージ・C・マーシャル(米国務長官)
- 1944 アイゼンハワー
- 1945 ハリー・S・トルーマン
- 1946 ジェームズ・バーンズ(米国務長官)
- 1947 ジョージ・C・マーシャル
- 1948 ハリー・S・トルーマン
- 1949 ウインストン・チャーチル
- 1950 American Fighting Man(朝鮮戦争?)
- 1951 Mossadegh(イラン上院議員)
- 1952 エリザベス女王
- 1953 KONRAD ADENAUER(独・政治家)
- 1954 John Foster Dulles(米・法律家、外交官)
- 1955 Harlow H. Curtice (GM社長)
- 1956 Hungarian Freedom Fighter(ハンガリー動乱)
- 1957 フルシチョフ書記長
- 1958 シャルル・ド・ゴール
- 1959 アイゼンハワー
- 1960 U.S.Scientists
- 1961 J.F.ケネディ
- 1962 ヨハネス23世(ローマ法王 キューバ危機回避に尽力)
- 1963 キング牧師
- 1964 リンドン・ジョンソン
- 1965 William C. Westmoreland(米・空軍指令)
- 1966 Twenty-Five and Under
- 1967 リンドン・ジョンソン
- 1968 Anders,Borman and Lovell(米・宇宙飛行士)
- 1969 The Middle Americans
- 1970 Willy Brandt (独・政治家)
- 1971 リチャード・ニクソン
- 1972 ニクソンとキッシンジャー
- 1973 John J.Sirika(米・連邦裁判官)
○ャニーズ事務所の肖像権
小田嶋隆さんのブログの『新撰組の不思議』というエントリーにトラックバック。
http://takoashi.air-nifty.com/diary/2004/10/post_10.html
新撰組のホームページの話で「主役である近藤=香取の写真がゼロというのはいかにも異常なのではなかろうか」という疑問ですが、僕はまさにその取材をしたばかりです。
写真を掲載していない件についてNHKの制作に電話取材しましたが、やや恐縮した感じで「事務所の意向によるもの」という返答をいただいたのみ。ジャ○ーズ事務所には取材拒否されました。
この問題、調べていたらいろいろ知らなかったことにぶち当たりました。まず、ネットでは有名な話ですが、インターネット上にはジャニー○のタレントの写真はほとんどありません。
○ャニーズタレントを表紙にした雑誌の書影をウェブに掲載することにすら許可していません。あと、通信社の写真をニュースサイトで掲載するときに、わざわざトリミングして掲載することも多いです。
かなり笑える例)http://anan.magazine.co.jp/issue/bn.jsp?shiCd=AN&gosu=1415
あと、その他の○ャニーズタレント出演ドラマの公式サイトの、キャラクター紹介欄を見ていくとかなり笑えます。ケーキやスケボーの写真になってます(参照=http://d.hatena.ne.jp/atukust/20040627)。
また、ファンサイトにすら写真が使用されていないのは、かつて事務所側が片っ端から訴えた過去があるからという話を聞いたのですが、これは裏とってないです。
むしろ、ファン同士の村八分現象が興味深かったですね。暗黙のルールを知らずに写真を載せると、リンクを切られたり、嫌がらせのメールが殺到したりするとのこと。ひょっとしたら訴えたサイトの話は都市伝説で、このファン同士の足の引っ張り合いが、過剰な権利保護への意識に結びついているのかもしれません。みんなで掲載すれば事務所もどうしようもないと思うのですけどね。だけど、ファンは異常なほどファミリークラブを畏怖しています。
ファミリークラブとはファンクラブ組織。ここがこの話の一番コアな部分かもしれません。ファミリークラブ組織がチケットの販売を一手に担い、そこの会員にならないとチケットは手に入りません。それだけでなくて、ファミリークラブは、チケットの転売(含むネットオークション)に対して以上に敏感で、コンサート会場で抜き打ちのIDチェックをし、転売がばれたら即退場&強制退会させられるらしいです。ヤフオクにアップされたチケットの写真から売主を特定し処分したという話も聞きました。
これに関する話はちょこっとだけですが、『サイゾー』11月号に書きました。せっかく取材しても、この手の話はサイゾーくらいでしか書けません(笑)。