トークショー告知「東浩紀vs速水健朗」ジュンク堂新宿店

東浩紀さんとのトークショーをやることになりました。(*追記。すでに予約いっぱいになったそうです。ありがとうございました)

ライトノベル的 VS ケータイ小説的」

  • ■2008年9月5日(金) 19:00〜
  • 会 場:新宿三越アルコット8F「ジュンク堂書店 喫茶コーナー」
  • 参加費:1000円(ワンドリンク代込み)
  • 定 員:40名(定員になり次第〆切になります)

http://www.junkudo.co.jp/top-shinjyuku-event.html
申込み:ジュンク堂書店新宿店7Fカウンターにて
またはお電話でのご予約も承ります。(TEL 03-5363-1300)

ゼロ年代の文芸を語る上での重大トピックスといえば、ライトノベルケータイ小説の台頭をあげることができるでしょう。まったく正反対に見えるこの二つのジャンルですが、ある共通点があります。それは、「ファスト風土」と呼ばれる、現代の風景と切離すことのできない小説であること。ライトノベルを通して日本文化の動向を鋭く批評してきた東浩紀氏と、ケータイ小説のなかのローカリティに注目した速水健朗氏が、「郊外」を切口に現代の文学的想像力について語りあいます。

このようなイベントが開催される経緯を話すと、東さんのブログの7月のエントリに書かれているような、ひょんなことからメールをいただき、それに対して「マジ話題になってませんよ。書評も出てませんよ。東さんに頼むにしても媒体ないですよ。世の中腐ってますよ! マジで!」と返事したところ、東さんが一肌脱いでくださったという。
トークの内容は、おニャン子クラブではゆうゆが好きだと言ってはばからない東浩紀さんのヤンキーサイドを引き出すべく、高井麻巳子派の僕が存分に抉っていくといった感じでしょうか。いや嘘。これから相談して決めると思いますが、僕にとっては、これが最終打席。気合いを入れて望むつもり。

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち

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新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

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