経営システム工学の学生さんよりレイアウト提案

本当に突然、1ヶ月ほど前、経営システムの同じゼミの学生さん8名が来店し、私を訪ねてきました。経営システム工学で学んだことを、生協のパンショップ混雑解消に、ぜひ活かしたい、という提案でした。
「売り場の科学」と言われるものは、生協でも様々活かされておりますが、今回提案を受けた科学的アプローチは、私が初めて目にするものでした。
いろいろ説明が難しいのですが、端的に言えば「利用者の並び方をフォーク並びにすると、劇的に列の長さが短くなる」という理論です。経営システム工学では確立された理論であるとのこと。
組合員からの提案は通常、「組合員にとっての良し悪し」という視点だけで語られることが多いのですが、今回は私たちの働き安さ、営業効率なども加味された提案だということが、とても嬉しいのです。さすが経営システム工学。
昨日は3回目のミーティング。きれいにまとめられたプレゼン資料をもらいました。13種類も考えてくれたレイアウト案を、私の現場の声も加味して1つに絞りました。斬新なレイアウトですが、現場のカンとしても、いけそうな予感がします。一生懸命説明する学生さんを見ていると、レイアウト変更に、できる限り協力しようという気持ちにもなりました。
まさに生協の出資・利用・参加の典型ではないかと思うのです。
これから新学期にむけて実現可能かどうか、具体的な検討に入ります。
ちなみに、ゼミ担当の先生にはナイショだとか。成功したら胸を張って先生に報告するそうです。(笑)