パドボ。

gougejp2007-10-26



こないだ書店で「SurfTrip」という雑誌を立ち読みしてから
どうしても気になっているもの。


スタンディングパドルボード。


略して「パドボ」。(らしい・・・)
http://www.padobo.com/padoro/index.html


これはロングボードの上に立って、
オールを使って漕ぐというもの。


たま〜に湘南でみかけていたんだけど、
この「SurfTrip」の記事では、
舞台は奄美大島で、このパドボに乗って、
マングローブの林を抜けたり、
波に乗ったり、


もうとにかく楽しそうで、きれいな写真が載ってて。



超欲しくなった。



これがあったら波のない時の海が楽しくなるに違いない!


しかし調べてみるとこのセットは大体20万円くらいするらしく、
しかも板は11ft以上あるらしい・・・



うーむ


都内の狭いマンションに住んでる身としては
かなり厳しいなぁ・・・



でも欲しいなぁコレ・・・

[Book}「サマータイム」


佐藤 多佳子 著 「サマータイム」読了。
★★★★★★★☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)

佳奈が十二で、ぼくが十一だった夏。どしゃ降りの雨のプール、
じたばたもがくような、不思議な泳ぎをする彼に、ぼくは出会った。
左腕と父親を失った代わりに、大人びた雰囲気を身につけた彼。
そして、ぼくと佳奈。たがいに感電する、不思議な図形。
友情じゃなく、もっと特別ななにか。ひりひりして、でも眩しい、あの夏。
他者という世界を、素手で発見する一瞬のきらめき。鮮烈なデビュー作。


佐藤多佳子の本は大好きなんだけど、
コレはデビュー作ということと、
背表紙の紹介を見てなんとなく敬遠していた。


でも読んでよかった。


「黄色い目の魚」とか「一瞬の風になれ」みたいに
泣きはしなかったけど、
デビュー当時からやっぱりこんなに繊細なコトバを使って、
きれいな文章を書いてたんだなぁ。


他の作品同様、登場人物はものすごく魅力的で、
距離が近くて、サワヤカで、
そして一人一人の気持ちが、
ストレートに伝わってくる。


ただひとつ残念だったのは、



夏に読んだらもっと最高だった!


サマータイム (新潮文庫)

サマータイム (新潮文庫)