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日常メモ

2016-06-25

英国EU離脱に関するテクニカル分析の観点による復習 〜 噂で買って事実で売れ。真実は闇の中。

最近、決算書の読み方を少しずつ勉強しており、前回「5938 LIXILグループの決算書を読んでみる 〜 2」は後日追記として中途半端に終わらせていた。

忙しくて中々時間が取れないうちに、歴史的なイベントが開催された。

流石に記念日なので、自分用にメモしておく。

◎今回書くこと

Brexitのイベントによる為替の動きをどのように考えていたか。開票前の考え、開票時のアクション、開票後の出口について自分が考えていたことをメモする。

※)私はマクロ経済には疎いし、それを上手に扱ってトレードに活かすことができるという考えを(今のところは)持っていない。あくまでも独自の相場観。つまり素人ってことです。

◎目的および動機

・自分の相場観を確認しておくことが目的。

・現在の私は為替トレードしていない。つまり、相場から離れている。しかし、相場観は必要で、しかも様々な人が様々なことを主張しそれに従わざるを得ない状況もある中で、自分の相場観を衰えさせたくないことが動機。

それでは、メモを始めよう。大方次のような順番で話を進める。

1.Brexitを意識した時(Brexitという用語を知った時)

2.英国残留派コックス議員の殺害事件

3.「噂で買え、事実で売れ」?「噂で売れ、事実で買え」? 一体どっち?

1.Brexitを意識した時(Brexitという用語を知った時)

まず最初に、恥ずかしながら私は「Brexit」という言葉を「5月最終週〜6月1週目」頃までは知らなかったと記憶している(終わったことは忘れるので記憶が曖昧。記憶を辿りながらなので記憶が美化されている可能性は(本記事に関しては十分)あり得る。)。

基本的に私は、チャート・価格を元に相場を考え始める。入口は価格データってこと。

それで、4月10日くらいからGBPUSDはテクニカル的に買いトレンドに突入だと思っており、4月20日〜4月25日にかけて買いトレンドに転換したと判断した。

その後、ゴールデンウィークで落とされるも5月半ばからの上昇の動きからやはり買いトレンド継続だと考えていた。

ところが、6月に入っても上昇が続かない違和感。そこで初めて材料を探した

FOMCの利上げ期待が遠のいたというイベントがあってもGBPUSDが上昇しないのだから違和感が出た(流石にFOMCなどの主要イベントは価格以外のファクターであっても価格に影響を及ぼす重要なファクターなので考慮している)。

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材料を探して初めて「Brexit」という用語を知った。当時はpoll(世論調査)によって英国離脱派が僅かに優勢だったからポンドが売られたなどと報じられていた(と思う)。

結局、世論調査ブックメーカー以外にも幾つか実施しているし、結果も途中経過もそれによって異なるし、よくわからない。だからそれが不安心理を煽るのでネガティブ要因としてポンドは売られているのだなと気がついた。

Brexit」という用語、そして「poll(世論調査)」の存在を知ってから漸く考えを売りに転換へ。

2.英国残留派コックス議員の殺害事件

ところが、売りだと考え始めて暫くしてから事件が起きた。

この時はFOMCBOJのイベント付近だったせいもあり、レートをリアルタイムで見ていたからよく覚えている。

急激な反発。当初はテクニカル的にも直近安値付近だったため、そのせいかと思っていたがユーロドルも同様に激しく反発したため、材料探し

そしたら暫くしてから議員殺害の報道を見つける。

その時は即座に買いとは行かない。まだわからなかったから。ただ、そこから(テクニカル的にも良い位置で)反発し、それに追随してEU残留派が優勢という報道が報じられてきたので徐々に買いトレンドを確信

3.「噂で買え、事実で売れ」?「噂で売れ、事実で買え」? 一体どっち?

個人的に、今回のチャンスは2つあったと思っている。

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私の思い描いていたシナリオは次の通り。

1.まずは,任稜笋蝓Brexitというキーワードを元にした噂による(不信感からの)売り)。

2.次に△任稜磴ぁ議員殺害によって離脱はあり得ないだろうという判断からの買い(議員殺害は国民投票による残留決定という「事実」ではないが、残留を織り込んだ「実質的な事実」と私は捉えた)。

これら1および2が1つ目のチャンス。

そして大事なのが、△了点で、国民投票開票開始時点での「売り方針」が「国民投票の結果によらずに」決定されること。これが2つ目のチャンスでに繋がる。

事実、私は△了点で議員殺害事件を「実質的な事実」として捉えており、これは「英国残留と考えていた」のと同義である。しかし、売りなのだ。そこでである。

3.最後に、△任稜磴い鬮で売る。つまり、開票開始少し前か開票開始時点で売っておく。

これが2つ目のチャンス。理由は、これが有利だと考えているから。

開票開始前の時点で、開票後に考えられるシナリオは次の2つ。

1つは「残留」してGBPUSDが上昇する。2つ目は「離脱」してGBPUSDが下落する。果たしてどちらのリスク分散、値動きの幅)が大きいだろうか。後者でしょう。なぜなら、開票開始前に既にGBPUSDは買われているから。

仮に残留となった場合には上げるだろうが、既に上げていて織り込んでいる中で更に上げる値幅はどのくらいだろうか。しかも利益確定の売りも出てくる。

それならば、「離脱」というネガティブサプライズがあった場合に備えるべきだ。

だから、投票の結果に関わらずに開票時点で「売り」。もっと言うと、開票開始から結果判明までは右往左往するリスク、Offer/Bidが薄いリスクもあるからその回避もある。

結果は、EUから英国が離脱したね(´・ω・`)

2016-06-14

5938 LIXILグループの決算書を読んでみる 〜 2

前回「5938 LIXILグループの決算書を読んでみる 〜 1」の続き。

前回は固定資産の計算が分からなかったがそこは飛ばしてLIXIL貸借対照表を、流動資産、固定資産、流動負債、固定負債、純資産に分けて検算した。前回のより分かりやすく書きなおすと下記キャプチャのようになろう。

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さて、ここからは貸借対照表について深掘りしていくが、まずは貸借対照表とは何かを改めて復習しておく。

貸借対照表とは

貸借対照表とは「財政状態を表す財務諸表」である。

平たく言うと、企業が調達した元本(BSの右側)を把握し、またその運用形態(BSの左側)を明らかにするもの。

つまり、損益計算書を分析することは、キャッシュフローを分析することになろう。

もっとも、キャッシュフロー分析は、2000年以降はキャッシュフロー計算書を使用しているだろうが・・・。

(後日追記予定)

2016-06-08

5938 LIXILグループの決算書を読んでみる 〜 1

LIXILグループホームページに「決算公告」がある。

今回は少し古いが「第14期(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで(PDF))」を読んでみる。

この記事については、少しずつアップしていく。

2016年6月13日)

LIXILのページにアップされている「第14期(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで(PDF))」を使用する予定だったが、PDFで扱いづらいのでデータベンダーの端末からダウンロードしたものを使用する。

ただ、何故か分からないが数値が異なる。

しかし、今回はこれを正として、あくまでも貸借対照表の読み方を勉強することを目的とする。つまり、数字が正しいかどうかは気にしない。辻褄が合うかどうかだけを気にする。

さて、それではまずは流動資産の部。

1.流動資産

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流動資産は次のように求められる。

流動資産)=(実際キャッシュ残高)+(売掛債券)+(棚卸資産

ここで、

(実際キャッシュ残高)=(現金預金)+(有価証券)であり、LIXIL貸借対照表では「現金及び短期投資」に該当する。

(売掛債券)=(受取手形)+(売掛金)であり、LIXIL貸借対照表では「受取手形及び売掛金合計」に該当する。

棚卸資産)はLIXIL貸借対照表では「たな卸資産合計」に該当する。

ただ、今回は「その他流動資産合計」という項目があるため、これを足して

流動資産合計」=151,833 +415,678 +220,110 +88,659 =876,280

と求められる。

2.固定資産

固定資産は次のように求められる。

(固定資産)=(有形固定資産)+(無形固定資産

実際にLIXILの固定資産を見てみると・・・。

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固定資産は、どの項目を足せば良いのか分からないw。

有形固定資産合計(総計)=1,209,749 、無形固定資産(純額)=317,359 の2項目を加えて、それに流動資産合計を加えると資産合計と辻褄が合わないし。。。

幾つか組み合わせたがよく分からん。

そのうち分かるでしょうということで、今回は飛ばす・・・。

次に負債

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流動資産流動負債)=(買掛債務)+(短期有利子負債

ここで、

(買掛債務)=(支払手形)+(買掛金

LIXILの場合、次の通り。これは計算通り。

(流動負債合計)=(支払手形)+(買掛金及び未払費用)+(未払費用)+(支払手形及び短期借入金)+(1年以内返済予定の長期借入金及びキャピタルリース)+(その他の流動負債合計)

次に、固定負債。これも固定資産と同様に計算が分からん。。。

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とりあえず、固定負債金額が表示されていないので負債合計から計算すると次のようになる。

固定負債)=(負債合計)−(流動負債)=1,513,067 −759,300 =753,767

LIXILの項目から下記を計算すると、固定負債の額と一致するため、これらが固定負債の内訳だろう。

ただ、この時、借入金合計って何の合計なの?

(長期借入金合計)+(繰延税金負債)+(少数株主持分)+(その他負債合計)=753,767

ちなみに、負債合計は他人資本のこと。

最後に、純資産

3.純資産自己資本

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資産は、とりあえず次の項目だけ理解する。

(純資産)=(自己資本)+(非支配株主持分)

LIXIL貸借対照表では、つぎのように計算される。

(資本合計)=(資本金合計)+(資本準備金)+(当期未処分利益)+(自己株式)+(有価証券未実現損益(資本勘定))+(その他資本合計)

最後に、負債合計と純資産合計を加えると資産合計になる。

資産合計=(負債合計)+(資本合計)= 1,513,067 + 547,806

ちなみにこれが、

「総資本(資産合計)=他人資本負債合計)+自己資本(純資産合計)」の関係。

2016-06-06

4739 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の損益計算書

「3.損益計算書」で、損益計算書について簡単に学んだので実際に企業の損益計算書を眺めてみる。

どの会社でも良いが、たまたま思いついた「伊藤忠テクノソリューションズ」を例にしてみる。

伊藤忠テクノソリューションズの損益計算書はここで公開されている。

この記事を書いている時点で「2016/3」の損益計算が最新として公開されているので、キャプチャをとってのせておく。

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Excel版もダウンロードできたので、ついでにそれも。

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さて、これを例に実際に「3.損益計算書」で学んだ項目を計算する。

具体的には、「売上総利益」、「営業利益」、「経常利益」、「当期純利益」の4つである。

まず、「売上総利益」だが、これは「売上高−売上原価」で求められる。

CTC損益計算書では、

「売上収益−売上原価」=391,606−300,080=91,526

確かに正しい。

次に、「営業利益」を求める。

営業利益」は「売上総利益」から「販売費および一般管理費」を除いたもの。

CTC損益計算書では、「販売費および一般管理費」の他に「その他の費用」および「その他の収益」も加味しなければならないため、

営業利益」=「売上総利益」−「販売費および一般管理費」+「その他の収益」−「その他の費用」=91,526−63,464+450−569=27,943

となる。

これは、CTC損益計算書1円違う100万円違う(単位が百万円。これ違ってもいいのかな。私の間違いかな。)けど、計算が間違っているようにも思えない。なぜ?

とりあえず、無視する。

次に、「経常利益」を求めるべく、「営業外収益」と「営業外費用」を知りたいが、どれか分からない。

経常利益」=「営業利益」+「営業外収益」−「営業外費用

「税引き前当期純利益」=「経常利益」+「特別利益」−「特別損益

なので、営業利益から経常利益を求めるには、営業外収益と特別利益の合計として、

金融収益」+「持分法による投資利益」=193+50=243

とすれば良い。

また、営業外費用特別損益の合計として、

金融費用」+「関係会社株式売却益」=243+0=243

とすれば良いので、

「税引き前当期利益」=「営業利益」+(「金融収益」+「持分法による投資利益」)−(「金融費用」+「関係会社株式売却益)=27,943+243−243=27943

最後に、「税引き前当期利益」から「法人税および住民税」を除くと当期純利益が算出される。

CTC損益計算書では「法人所得税」のみが表示されており住民税は見当たらないが、これでよいのだろう。

当期利益」=「税引前当期利益」−「法人所得税」=27943−9804=18139

7.キャッシュフロー分析

前回「6.資本効率性・損益分岐点分析」の続き。

キャッシュフローとは

企業が実際に得られた収入から支出を差し引いて手元に残る資金のこと。

キャッシュフロー計算書とは

1.営業活動によるキャッシュフロー

2.投資活動によるキャッシュフロー

3.財務活動によるキャッシュフロー

キャッシュフロー分析とは

企業がいかにキャッシュフローを有効に獲得し、配当や借入金の原資を確保しているかを明らかにするもの。

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6.資本効率性・損益分岐点分析

前回「5.安全性分析」の続き。

◎資本効率性分析とは

資本がどれほど効率よく運用されているかを判定しようとするもの。

回転率が高く、回転期間が短いほど資産効率は高いことになる。

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5.安全性分析

前回「4.収益性分析」の続き。

安全性分析とは

企業が長期的に事業を継続させていくことができるかどうかの判断指標を提供するものであり、

企業の短期的な債務の弁済能力の分析、長期的な財務構造の安全性・健全性の分析を含む。

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流動比率は高いほうが良いとされている。理想的には200%以上あることが望ましいとされている。

当座比率は100%以上あることが望ましいとされている。

・固定比率は100%以下であることが理想的とされている。

固定長期適合率は100%以下であることが望ましいとされている。

・負債比率は100%以下であることが望ましいとされている。

4.収益性分析

前回「3.損益計算書」の続き。

収益性を測る指標(利益率)には、2つある。

1つは、ストック量としての資本をベースとする「資本利益率」。

もう1つは、フロー量としての売上高をベースとする「売上高利益率」。

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3.損益計算書

前回「2.貸借対照表」の続き。

損益計算書とは、一定期間における企業の利益獲得過程を表示するものであり、「経営成績」の評価が把握できる。

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2.貸借対照表

前回「1.財務諸表」の続き。

貸借対照表とは、一定時点(決算日)における資金の源泉と使途の関係を一覧表示するもので、「財政状態」を把握することができる。

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