ドル高円安でNFP悪化による下げは解消、WTIオイルは上昇継続
ドル円は前営業日にNFPの結果が悪くて下落した。
「2016年10月7日21:30@JST発表の9月NFP(米国雇用統計)は15.6万人(予想:17.5万人)で予想より悪く、失業率も5.0%(予想:4.9%)で予想より悪くドル円下落」。
しかし、本日はドル買・円売により、NFPでの下げ分をほぼ戻した。
予想される理由は下記。
・トランプとヒラリーの討論が行われたが、ヒラリー優勢により大統領選に対する安心感が広がったから(※トランプ当選をリスクと考えている前提)。
・9月のNFPは悪かったが、新規失業保険申請件数など雇用指数は総じて良いため(※LMCIにも注目が集まるかもしれない)。
2016年12月の利上げに向けて、ドル高継続だろうか。
※)11月利上げは無さそう。
FRBメンバーの発言にも注目は集まるか。
Fed speakers:
— zerohedge (@zerohedge) 2016年10月10日
Monday: Evans
Tuesday: Kashkari
Wednesday: Dudley and George Thursday: Harker, Kashkari
Friday: Rosengren, Yellen
ところで、WTIも上昇している。
理由は政治的なもの。
ロシアとサウジアラビアが増産凍結を示唆。
Oil Spikes Above $50 As Russia, Saudis Hint At Output Freeze... Again https://t.co/n6LERNncH3
— zerohedge (@zerohedge) 2016年10月10日
プーチン大統領〜「ロシアは増産凍結、もしくは減産の用意がある」(Bloomberg)
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2016年10月10日
WTIは上昇だと考え続けており、50台にのせてきたと思っている。
先日は「WTI上昇」で安心感が出てきたかと考えた。
「相場 〜 日本株、ドル円、原油(WTI)」時の考え。
2016年はWTI先物が20ドル台をつけた時から、原油買いだと思っていて、原油高・ドル安だと思っているのですがどうだろうか。
WTIは50台をつけてから調整売りだったが、39から再度反発して今再び調整模様で46.85(2016-08-25)。これ、44.5くらいまでしか下がらないのかと思っているけど、直感www。