あなたの趣味を

病気になったとき、それまで趣味だったことが一切イヤに
なった。できなくなったものもあった。


ビーズやとんぼ玉で創るストラップ
カラー紐で編むアクセサリー
美術館へ行くこと
読書(漫画含む)
お菓子作り
エアロビ
キーボード演奏
詩を書くこと
旅行
写真を撮ること


今でもまだ出来ないものの方が多い。
だけど読書を始めた。

充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)

充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)

梅田望夫さんがブログで紹介していた本(但しあまりお勧めではないらしい)。
まだ読み始めたばかりだから、どんな内容なのかよく分からない。
ただ、主人公がどんどん替わっていくような気がする。
なんなんだろう、とても違和感?のある本。
違和感の正体を知りたくて、ページが進む。
梅田さんがなぜ「お勧め」ではないのかも知りたい。
そういう視点から本を読むのも初めての経験で、ちょっと楽しい。


今回の3連休の帰省は、体力的に厳しいことは判っていた。
が、
写真が撮りたくてたまらなくなった。
1年間、まったく触りたくなかったカメラ。9月の連休に帰省した
とき、カメラに入りっぱなしになってたフィルムを使い切るつもりで
写真を撮った。
現像してみたら、1年前と比べてあきらかに写真が下手になっていた。
こういうものにも「感覚」があるんだな、と思った。


タイトル背景に使ってる葡萄画像は、9月に撮ったもの。唯一、
綺麗に撮れた。これ見てて、また写真を撮りたくなった。
自分の気に入る写真が撮れるようになるまで、何百枚もフィルムを
無駄にした。今回も、何百枚も撮らなければ「勘」は取り戻せない
とは思う。たぶん被写体になんらかの「思い入れ」みたいなのが
ないといけないような気がする。


信州の秋は心を動かす被写体があるような気がした。
今度の写真は綺麗に撮れているだろうかw