テレビは選挙一色なので雑記でも…
米澤穂信の『ボトルネック』を読み終えた。
当たり前のことだけれど、どんなに世間的には評価が高くたって、本なんてモノは個人の「好き/嫌い」なわけで。
残念ながら、この作品は、後者だった。
ストーリーの世界に入り込めそうで、結局最後まで入り込めなかった。
たぶん二十代に読んでいたら違った受け止め方をしたんだろうと思う。
それぞれの年齢で、それぞれに受け止められて、感じられる本こそが「良い本」だとすると。
この作品はそうじゃない、となってしまう。
でも本って「読むタイミング」だったり「出会い」にも大きく左右されるからなあ…
なかなか難しいものです。
で、気を取り直して。
次はふたたび池井戸潤。
氏の出発点であり、江戸川乱歩賞を受賞した『果つる底なき』。
先週末に読み始めて、現在80ページくらいのところ。
まだまだ序盤、でも少しずつ展開に動きが。
ぼくにとって氏の前作は、間違いなく面白かったのだけれど、構成とストーリーにそれほどの意外性と斬新さは感じられなかったので。
今作に期待しています。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 講談社
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今週末は奥さんに臨時の仕事が入ったので、ぼくが和果担当。
ごはんをあげたり、お風呂に入れたり、遊んだり。もちろん、ぐずり出したらひたすら抱っこし続けたり。。
家でくつろぎながら、いつもより和果と一緒にいる時間が長い週末。
なんとも言えない、良い時間を過ごしています。
無邪気に笑う和果を見ていて、ふと和果の幸せや将来のことをうっすらと考え始めたら。
そうだっ、忘れてた!
和果が眠った隙に選挙投票へ行ってきましたよ。父親として!!
さあ、明々後日から韓国です。
家族3人、初の海外旅行なのです。