雑記

雑な記録。略して雑記。

空と山

私は冬はあまり好きではない。
寒く乾燥しているからだ。


寒いと服を余計に着なければならない。クールビズが終わり、ネクタイを締めなければいけなくなる。コートを着て出勤したら、ロッカーにそれを掛けに行かないといけない。
乾燥すると肌がカサカサになり、風邪も引きやすくなる。起きたとき喉がカサカサする。寒さとのダブルパンチで深夜に目が覚めてしまうこともある。


しかし、物事には正負の側面があることがほとんどだ。
冬も悪いことばかりではない。
そう、空気が澄むので、空と山がとても綺麗に見えるのである。


快晴の日の青空は見ていると心も晴れてくる。
星が瞬く夜空はロマンチックだ。心が闇に呑まれ泣きたくなることもあるけれど、それでも美しい。
雪化粧をした峰々は「俺を見ろ」と言わんばかりだ。こうしたときは山に囲まれたこの土地をありがたく思う。
雄大な自然は狭量な私を少しだけおおらかにしてくれる。
喜ぶことにも悲しむことにも疲れてしまった私を癒してくれる。


気付くと下を向いていることも多いけれど、目を上げることを忘れないようにしよう。