2007年10月15日 サプリメントの効果(ナイアシンの効果)
知っておきたいビタミンの効果(ナイアシンの効果)
ナイアシンとは
ナイアシンは別名、ビタミンB3、ニコチン酸とよばれているビタミンB群の一種です。たまに誤解する方がいるのですが、ニコチン酸とニコチンは全くの別物です。タバコに含まれているニコチンは有害物質ですが、ニコチン酸は体に必要なビタミンです。ニコチン酸という名前はタバコのニコチンと化学構造が似ているのが由来です。現在でもニコチン酸といわれることがありますが、まぎらわしいためナイアシンとよぶ場合が多いようです。ナイアシンは糖質、タンパク質、脂質の代謝に関わっているビタミンです。
ナイアシンの不足はペラグラという病気の原因になります。ペラグラとは顔や手足に炎症がおき、悪化すると胃腸障害や精神障害にもなる皮膚病です。通常の食生活では、ペラグラの心配はないと考えていいと思います。しかし、ナイアシンが不足すると口内炎、不安症、食欲減退の原因となります。
ナイアシンはアルコールやアルコールの処理段階で発生するアセトアルデヒドを分解する働きがあります。アセトアルデヒドは悪酔いの原因とされている物質です。そのため、お酒を多く飲む人はナイアシンを多く必要としています。ペラグラ患者の多くは同時にアルコール依存症の人が多いことが明らかになっています。その他、ナイアシンは血行を良くし、冷え性や頭痛を予防する働きもあります。
ナイアシンを多く含む食品
魚、赤身の肉、ビール酵母、レバー、卵、アボガド、プルーン
ナイアシンの効果と働き
- 他のビタミンBと同様に水溶性。
- 皮膚を健康に保つ。
- 血液循環を良くする。
- 頭痛をやわらげる。
- 脂質の代謝を促進する。
- 神経の働きを正常に保つ。
ナイアシンフラッシュとは?
ナイアシンを多く摂り過ぎた場合(大体100mg以上)は皮膚が赤くなり、チクチクする場合があります。これはナイアシンフラッシュという症状です。ナイアシンフラッシュは不快な症状ですが、時間とともに消えていきます。
ナイアシンではなく、ナイアシンアミドを選んだ場合はこのようなナイアシンフラッシュがおこることはありません。最近のナイアシンサプリメントはナイアシンアミドであるものが多いようです。
ナイアシンは体内で合成できる
体内ではアミノ酸のトリプトファンからナイアシンを合成することができます。しかし、これだけでは足りないため外部からナイアシンを摂る必要があります。
お酒が好きな人にはナイアシンは重要なビタミン
ナイアシンはビタミンB群の中では必要量が多く、人によっては不足する場合があります。特にお酒好きな方はナイアシンをたくさん必要とします。実際のところ、お酒好きな方はナイアシンだけではなくビタミンB群が全体的に不足気味です。ナイアシンも含めてビタミンB群を積極的に摂るようにしましょう。
ナイアシンが悪酔いを防ぐ
ナイアシンは悪酔いの原因であるアセトアルデヒドを分解してくれる効果があります。お酒を飲む前にナイアシンを多く摂ることで悪酔いを防ぐことができるでしょう。その場合はナイアシンだけではなく、ビタミンB群を多めに摂ることをおすすめします。
アルコールはビタミンB群を著しく破壊するため、お酒好きな方はビタミンB不足になりやすいためです。