2011年05月01日
更年期障害の症状を軽くするサプリメント(大豆イソフラボンの効果)
大豆イソフラボンとは
大豆という食品は日本人の健康を支えてきた貴重な食品です。
豆腐、納豆、味噌、醤油などは大豆がなくては成り立たないもので、誰しも大豆の恩恵を受けています。
この大豆ですが、日本では毎日のように食されていますが、アメリカではほとんど食されていなかったのです。
日本人は寿命が長く、年齢を重ねてもアメリカ人よりも健康な人が多いのはどうしてなのか?が議論されたことがあります。
その要因のひとつに日本人は大豆を食べる習慣があることがあげられました。今では大豆の素晴らしさが理解されるようになり、日本だけではなく西洋諸国でも食される機会が多くなりました。
大豆はすべての必須アミノ酸を含んだ完全タンパク食でり、しかも動物性食品に劣らない含有量です。タンパク質以外にもビタミン、ミネラル、食物繊維を含んでおり、低脂肪です。
このように大豆の優れた利点は多いのですが、大豆が含んでいる成分で最も注目されているのが大豆イソフラボンという物質です。大豆イソフラボンがホルモンバランスを整え、更年期障害のつらい症状に効果があることが広まったからです。
女性は閉経期を迎えると、それに伴い体調が悪化することがあります。この閉経に伴う症状はいわゆる更年期障害といわれているものですが、ホルモンのバランスが乱れることが原因とされています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンではありませんが、女性ホルモン様物質といわれており、乱れてしまった女性ホルモンのバランスを整える効果があります。
体内には女性ホルモンの受容体であるエストロゲン受容体というものが存在しますが、大豆イソフラボンは、まるで女性ホルモンのようにこのエストロゲン受容体と結びつくことで効果を発揮します。つまり女性ホルモンのような振る舞いをすることで、ホルモンバランスを整えるのです。
大豆イソフラボンは実際には、ダイゼイン、ゲニステイン、グリステインといったイソフラボン類の集合体です。なかでもゲニステインは抗酸化作用が強く、体内で発生した活性酸素を除去する働きがあるため、乳がんの予防効果もあるとされています。
今では体のほてりだけではなく、ホルモンバランスが乱れる更年期障害の症状全般をおさえる目的で大豆イソフラボンが広く利用されています。
更年期障害の特効薬というものは聞いたことがありませんが、大豆製品を積極的に摂ることと合わせて、大豆イソフラボンを摂ることを検討してみてはいかがでしょうか。
大豆イソフラボンの効果と働き
- 更年期障害の症状を軽減する効果がある
- 乳がんを防ぐ効果がある
- 抗酸化作用があり、活性酸素の害から体を守る
大豆イソフラボンを摂る時のアドバイス
大豆イソフラボンは、更年期障害の強い味方となりうるサプリメントですが、摂りすぎには注意が必要です。比較的新しいサプリメントであり、長期的に摂った場合の安全性がはっきりと確立されていないからです。
大豆イソフラボンの摂取量は70ミリグラムほどが適当とされています。これは普段食事から得られる大豆イソフラボンの量も含んでいるため、サプリメントでは30ミリグラムから50ミリグラムが適当だと考えます。