2012-02-20
アイデアのつくり方
これまでにアイデア作りに関する本を数冊読みましたが、それらの本に200ページほど使って書かれていたことが、本書ではたった100ページちょっとにまとまっていました。いや、本書の後半は翻訳者による解説だったから、実質60ページ程度。たったこれだけのページ数にアイデア作りの本質が濃縮されていました。
本書の言う『アイデアの作り方』を簡単に説明すると次の通り。
- 資料集め(当面の課題のための資料と一般的知識の貯蔵をたえず豊富にすることから生まれる資料)
- 心の中でこれらの資料に手を加える
- 意識の外で何かが自分で組み合わせの仕事をやるのにまかせる
- アイデア誕生
- 現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる
「え!?たったこれだけ?」って驚く人がいてもおかしくない内容です。でも、上記のステップと似たような経緯で、アイデアを閃いた経験がある人は多いんじゃないでしょうか?私の場合、仕事でアプリケーションの実装方法を考えていて、ネットで調べたり、サンプルコードを書いては廃棄を繰り返し、結局思いつかなかったので諦めて帰ったら帰宅途中で閃いた、なんて経験が多々あります。
巷のアイデアに関する書籍の多くが、本書の内容に情報収集や整理の方法をいろいろと付け足したようなものだと思えました。正直、アイデア作りに関する書籍は本書だけ読めば十分です。
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