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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

パンクラス横浜大会放送を見て

グスタボ・シムの次の相手

グラバカ山宮恵一郎選手に、ヒールホールドで勝利
・グラバカ佐々木有生選手に判定勝ち
・近藤有己は4月からPRIDEグランプリ出場
・郷野聡寛は3月にKO負け(一般的には2カ月の休みが必要といわれる)
・郷野はキックルールで、その相手との早い再戦を要求
・5月、7月に横浜文体興行を予定
・前回はカードが弱く動員少なし。好カードが必要

・・・・すまん、これだけの条件がそろってて菊田早苗vsグスタポ・シム戦が組まれない理由」が、私には思いつけないのだが。なんかいい言い訳を考えろ。


動く(キックの)桜木裕司を見た

そういえば初めてだったが【補足:いや、謙吾戦見てるよ俺!(当時のブログ参照)本職のキックだと、迫力が増すのだろうか】・・・パンクラスに地上波放送がなくて良かったよ。
「東洋鬼」(トンヤングイ)とか日本鬼子(リーペンダイズ)とか、そんな日中戦争的用語が似合う奴。
(参考写真はこれです)
http://www.pancrase.co.jp/data/prfl2/sakuragi.html
これが動くというだけで怖いわ。


郷野聡寛の新アングル

「応援してくれた人に対しては、今の俺は謝る
ことすら許されない状態だってことは分かってる」

という、相変わらず”銭の取れるコメント”を、敗戦に関してもその口から発することが出来る郷野。どんな形かは分からないけど近いうちに再戦はあるでしょう。


さて、せっかっくなので「渡邊久江とデート」以外にもさらに盛り上げる手を打ちませんか。

彼、桜木が寄せ書きの日の丸を羽織って入場するなら、こちらは当然、寄せ書きを書いた・・・赤旗ですよ。あちらが日本刀なら、こちらは鎌とハンマー。そして・・・

・・・・政治ネタを本気でリングに持ち込むなら、アイデアはいくつもあるんだがちょっとさすがにヤバいので脳内でボツ。911テロに絡んでモハメド・ハッサンを出したWWEはスゲーな。

そういえば靖国神社で「奉納プロレス」があるけど

それを利用して「靖国にプロレスを奉納するとは許せないあるよ」といって酔拳を使う中国人ファイターが、五星紅旗の下に参戦し若手をボコボコに・・・というネタをやってるところです、ゼロワン(MAX)という団体は(笑)。
でもいいんです、靖国というのはもともと出来た頃から見世物、パフォーマンス、娯楽の殿堂でもあり、モダンとキッチュの源泉でもあった場所なのだから、政治まみれの今、もう一方のその本来の姿を取り戻すこともあってもいい。

靖国 (新潮文庫)

靖国 (新潮文庫)

もともとアマテラスを岩戸から出したのは、にぎやかで猥雑なるマツリだったのだしな(笑)。あの神社はアド・サンテルvs庄司彦雄のような、ガチンコ対決の場ばかりではないのだ

毎日新聞・上村幸治特派員

一度紹介した 毎日新聞「発信箱」。短文コラムなのだが、ここで「ん?面白いな」と思った記者の記事を、その後の紙面で追っていける(毎日は原則署名記事だ)という「品定め」の場所でもある。

http://www.mainichi-msn.co.jp/column/hassinbako/archive/news/2005/03/20050310ddm002070172000c.html

発信箱:
疑惑=上村幸治
 もしも私が「中国の女性記者は美人が多い」などと書こうものなら、きっと指弾されるだろう。フェミニストから「女性を容姿で判断するのか」と攻撃されるに違いない。しかし、あの中国国営通信社新華社のインターネット版「新華網」は違うらしい。

 「美麗的女記者」という欄を作って、全国人民代表大会を取材する美人記者の写真を並べたのである。彼らはどうも四川テレビ局の女性記者がお気に入りらしく、真っ赤なスーツのこの記者の写真がとくに目立つ。なんだか、日本の写真週刊誌みたいだ。

 つけ加えると、この欄に日本人の女性記者の写真は出ていない。過去の歴史が影響しているのか、他に原因があるのかわからないが、恐ろしいから彼女たちの感想は聞けないでいる。

 先日、上海の繁華街を歩いていたら、おばさんが私を見てうれしそうに手招きした。見るとそこは、かつらの店だった。多少傷ついたが「ふざけるな」と怒鳴ったりはしなかった。

 「気を使ってくれてありがとう」とまではいわなかったが、笑って手を振り返した自分をほめてあげたい。

 それにしても、全人代に出てくる中国の指導者は、そろって髪が黒々として、しかも不自然に盛り上がっている。年齢を考えるとかなり奇妙だ。かりに指導者たちが見栄えを気にしてかつらをかぶっているなら、ニュースである。

 新華網がもし、彼らの「疑惑」も写真集で特集してくれたら、私はジャーナリストとして(決して私怨(しえん)ではなく)、彼らの勇気をたたえたいと思う。(中国総局)

毎日新聞 2005年3月10日 東京朝刊

1、おやっと目を惹く、小さな意外なトピック 2、身内をからかった、軽い自虐ネタ 3、さらに自分を戯画化した自虐ネタ 4、そこから政治などの大きな話につなげ 5、皮肉と風刺でしめる

という、コラムの典型のような良い文章だ。
実は、今回の一連の全人代に関する論評・分析記事を読んでみると分かるのだが、その秘密主義や結局は独裁追認の装飾機関でしかない実体を、ある意味産経以上に伝えているのはこの上村幸治氏ではないか、ひょとして古森義久が中国を去った後、最大の逸材は彼ではないか?
もう少し、この人が−−例えば、保守言論界の側からでも−−注目を浴びていい。

おっと検索したら、既に注目しているブログもある
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/13124326.html


他の上村氏の記事
「理系中国という誤解」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050224k0000m070143000c.html


反日チルドレン」(原文はないのでキャッシュで)
http://66.102.7.104/search?q=cache:ZTsaoqQ8Xj4J:www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050113k0000m070160000c.html+%E4%B8%8A%E6%9D%91%E5%B9%B8%E6%B2%BB&hl=ja


「:戦後60年 日本の対中姿勢」(転載)
http://k-mokuson.at.webry.info/200501/article_22.html

次の選挙のカギは、共産党が握る?−−朝日新聞コラムより

本日3/15の朝日新聞に掲載されたコラム「政態拝見」は、購読者以外も駅売りや喫茶店、図書館などで読んだほうがいい。テレビにも良く出ている、星浩編集委員が執筆している。

内容はこうだ。共産党は退潮を重ねて、経済的人材的にも困窮してきたため、ついに大きな決断に踏み切った。それは、全国の小選挙区に(約300)に、すべて候補者を立てるという方針を転換するというものだ。
その場合、かなりの票が民主系候補に流れることは確実。
とくに、公明党は9選挙区で今回当選したのだが、そこで共産票が対立候補に流れると単純計算すると、ほとんどで公明は敗北する・・・という。

肝心の都市部では立てるから実質的な意味は無い、との説もあるが、なかなかに面白いですよ。郷野のギミックに使ってるばあいじゃねえ。

「ローレライ」の樋口真嗣監督

これも朝日新聞インタビューより。

「今回は、ドラマに引っ張られてラストが重くなった。
9.11以降、観客も作り手もスペクタクルに”痛み”を感じずに
はいられなくなっている。 でも、現実を踏まえつつ、そこを
どう乗り越えて痛快な娯楽作を生み出すか、挑戦していきたい」

痛快な娯楽>重いドラマ、という考え方は、思っていてもなかなか言えるもんじゃない。
『「天晴れ」やってください。』(張本勲風)

マラッカ海峡の海賊に日本人拉致される


「日本殺すにゃ 刃物は要らぬ マラッカ海峡 絞めりゃいい」

とは80年代、シーレーンの危険性が言われたころからささやかれていた戯れ歌である。
また、インドシナ半島ボートピープル難民なども対象にした、ここの海賊たちの残虐さ、凶暴さについては書くのもはばかられるような話が多数ある。
この前の津波でかなりの海賊勢力が壊滅したとも効いていたが、とにかく無事を祈るのみだ。危機管理のため、タイに運河を作ってしまえ、なんて説もあるそうだが・・・

高山正之コラムは多少割り引いて読んだほうがいいと思うが

幻の運河地帯をゆく マラッカに大蛇がうごめく[1999年11月20日]
http://kaz19100.hp.infoseek.co.jp/tak/111120.html