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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

いや、新日これは本気でヤバい?(週刊現代から)

http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/24373911.html
週刊現代にある草間政一・新日本プロレス前社長のインタビュー記事です。NHBニュースに書いたことを、こちらでをさらに詳しく書いてみます。

「ロス道場は別子会社の所有、新日が運営費(月350万円)を出すという変則の仕組み。意味があるのか」


「そもそもサンタモニカは高級住宅街で、プロレスラーを目指す男どもの集う場所としてはおよそ似合わない(笑)。相部屋で暮らしながら、あての無いオファーを待つ彼らが気の毒だ」
LYOTOは結婚もしているのに」(へー、そうなのか)。

ロス道場は、サイモン猪木が社長になったのでしばらくは安泰なのだろうけど・・・・

その他追加。

「わたし(草間社長)は坂口征二、藤波ドラゴンとともに、家を担保にして新日本の債務保証を行っている。サイモン社長に資産があるわけではないかあ債務保証はできないのにどうするのだ」
もちろんアントニオ猪木氏は、一円たりとも保証してません(笑)。


「今まではテレビ朝日の放送権料は数億円あったが、昨年、なんと1億円も減らされた?」

テレビ朝日は、「いっそ切っちゃおうか、プロレス」という声も根強くあり、スポーツ局がそれを押しとどめている状況だとか。


「猪木さんは、永久電機に今ものめり込み『バカにしたやつらを見返してやる!』と金をつぎ込んでいる」
そうか、がんばれ。完成したら物理学者は教科書を全面的に書き換えることになるなあ。



「月々のコストは給料だけで3000万円。私はこれを減らして黒字にした」
「今の東京ドームなんて、満員になるわけない。しかしスポンサーを付けるイメージ戦略としてはドーム興行は必要。私は前回、満員にならないことを前提にコストを抑えて採算が取れるようにした。批判されるいわれは無い」

まあ、たぶんそうだとは思ってたんだけど、こういうプロレス団体はどんぶり勘定だったんでしょうね。冗費を削ったらなんとか黒字転換したというのはありえない話ではない。


しかし黒字転換といっても、週刊ファイトによると

「3月期には勘定できない5.14東京ドームのスポンサー料を、前倒しして参入し、数字上の”草間マジック”で黒字決算にしたらしい」(興行関係者)

同紙によると倍賞鉄夫氏(猪木、坂口から委任)が、この問題を指摘する”裏技”で草間氏の徹底抗戦を封じたというから、イヤハヤ政治家たちもハダシで逃げ出す、すさまじい権力抗争!(梶原一騎調)


・・・しかし新日本の体質的な問題は、やっぱり改善されてないというか。
かの団体が全盛を誇っていたのは90年代半ば。PRIDE-1の際、週刊プロレスはnWoを表紙に「対岸のヒクソン」とコピーを銘打ったこともある。
しかし対岸の火が、いまや業火となって新日本をなめつくそうとしているのか・・・一部、自分から入っていった部分もあるが(笑)


他の雑誌も視野に入れたもっと詳しい分析が
http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/2005/06/post_c727.html#more
でされている。

リベラルのゆくえ

前日紹介した北田氏のブログから。論座にブックガイドを浅羽通明氏と分担して書いてるわけだが、それと少し重なる部分もある。

http://d.hatena.ne.jp/gyodaikt/20050407#p2

ここで、宮台真司氏であれば「左派的ネオコン」の徹底を提言するかもしれない。お題目的な理想主義は捨てて、現実主義的に「理」をもって右派的情緒主義に対抗せよ、と。必要なら対抗情緒を掲げてプロレスしたっていい。自称現実主義者の「現実主義」の底の浅さを見せ付けてやれ。「現実主義=情」という現実を全面的に引き受けていくということだ。

逆に、大澤真幸氏であれば、理想主義を突き詰めよ、中途半端な理想主義を捨て、徹底した理想主義を展開することによって「現実主義」の乗り越えを図れ、というだろう。左派的現実主義はどれだけ自覚的(アイロニカル)であれ、現実主義というメタ理想主義のなかに回収されてしまう。それならば、プラグマティズムに絶対に回収されることのない「理想」を世界に対して提示すべきだ…。

このへんも面白いが、さらに印象に残ったのは

・・・大量出版される新書がかつての論壇論文の役割を代行するようになったり・・

最近、自分も新書を買う(買わざるを得なくなる)量が段違いに増え、「置き場所がねえ!」とかイラ付いていたのだが、そういう流れになってしまってはしょうがない。ってことはある時期がたったら捨てないとだめなのかな。

上海株価が下落中

産経新聞より。
不動産バブルがすごかったとも聞いてるけど、そのへんの調整なのか長期低落なのか。
中国は、自分のところの景気が過熱していることを重々承知していて、日本のバブルを長く研究、「うまく軟着陸させよう」というのを共通認識にしているという話を読んだことがあるが、それでコントロールしきれるほど経済は甘くないんだろうな

ペケーニョやる気満々

イリヤンさんブログより
http://kakutou.1-kurashi.seesaa.net/article/1341.html#comment

ホイラー・グレイシー、KID、カオル・ウノ、ゲンキ・スドー、タカノリ・ゴミ、皆んな出るんだろ?」
「タカノリ・ゴミはBUSHIDOだよ。HERO'SはK-1とRINGSが協力してやってる新しいイベント。PPVじゃなくって普通のテレビで流れるから、みんなが観るよ。」
「いいね、そういう大会に出てみたかったんだ。」

自宅にもこれから練習場を作るそうで、環境もよくなるなあ

知らないうちに負けてた大石幸史

http://www.pancrase.co.jp/oevent/ufc/050604/index.html
ウェルター級戦(70.1kg〜76.9kg未満) 5分3ラウンド(休憩1分)
○ ニック・ディアズ(シーザー・グレイシー・アカデミー)
1R 1:24、TKO/パンチ
X 大石幸史(パンクラスism)

高橋義生近藤有己前田吉朗大石幸史
これにて弾切れ。
実は、「6月に入ったら半年分のパンクラス選手の対外試合を数えて、勝率などを出して『勝つパンクラス』を数字で検証しよう」と思ってたが、やるまでもねえ。

それでも、負けた後の彼らのインタビューの明るい「開き直り」には、一縷の望みを持てそうな気もする。
http://www.pancrase.co.jp/rls/htm05/0605.html

前田吉朗: 負けて見えたもの。勝利への確信! ・・・あの試合で、あの試合を振り返ってみて、まだまだ強くなれる自分が垣間見えたので、面白いっスよ。ハイ。僕が本気を出したら、完全体の僕に勝てるヤツはそんなにおらんような気がして。ってまぁ、今は言い過ぎたんですけど(笑)。まぁ、でも、相当楽しみな選手になりそうな気がするので、楽しんで下さい。以上!