INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

DEEPで寝技師・今成正和、打撃でKO勝ち

といってもミルコ張りのハイキックを決めたわけではなく、寝技の状態から相手を蹴り上げてKOするという、いわゆる「ヘンゾキック(ブスタマンチキック、ペタラダ)」によるKOだ。日本の試合だと、長南亮桜井”マッハ”速人を蹴り上げて、それが眼窩底骨折によるドクターストップに結びついたことがあったが、日本でKOは初かな。
今、寝技師大全みたいな映像編集をしているので(基本は組み技だけだけど、時間が余っているから総合で寝技が綺麗に使われた試合も入れようとしている)これも楽しみだ。



放送はサムライTV(301ch)10.13午後11時から翌午前1時まで

組み技大会と中村K太郎

そんなこんなで、ハニ・ヤヒーラはがっくりな結果となったが、それでも柔道最高が打撃の猛獣を制し腕十字で優勝したりして、世の中は組み技の時代っすよ、組み技の。多分。

そんな中でHERO'Sの向こうをはって開かれた組技トーナメント。
http://blog.livedoor.jp/ikedama11/archives/50653370.html

レポが知る限り2つある。
http://d.hatena.ne.jp/frigidstar/20061009

http://ameblo.jp/smackgirl/entry-10018125466.html

【補足】どっぴお 『Giですが、観戦記はgrapplers highさんと、あとGBRに高嶋学のレポートが上がっていますね。後者は写真入りです。』


で、これはサムライTVで放送されるのだろうか?してもらえればその組技DVD作成にはまことにありがたいのだが。


それはともかく、ここで中村K太郎は杉江アマゾン大介に敗れたそうな。モチろん総合無敗はまだ続いているが、実は今回も優勝するだろうと踏んで、あるエントリをとっておいたらややタイミングが悪くなった。でもついでだから披露しよう。

(「新オバケのQ太郎」のふしで)


あのねK太郎はね(中村K太郎はね)
今まで 負けたことがないんだよ(ないんだよ)


K、K、K,K、K、K K太郎はね
無敗なんだ 無敗なんだ 無敗なんだけれど


マイナーなんだ 無名なやつさ
いつも 扱い小さく なるんだよ(なるんだよ)

だけどはてなの ユーザーなん だってさ

あーなつかし。
だから組み技大会とはいえ、今回も優勝してくれたほうが歌は引き立ったわけだ。
そんな都合で世の中動くわけがないがな。


さて、それはそれとして、もうこの歌の賞味期限も終わるだろう。というのはこのまま進んでいけば、遅かれ早かれメジャーの舞台に登場することは間違いないだろうからだ。特に最近、この日本記録を持つ「デビュー以来無敗」に加え、戦績でチョークスリーパーによる一本勝ちの比率および絶対数が図抜けて多いことが注目されている。
http://mma.client.jp/nakamura_keitaro.html


ガチの総合で、ある選手の決まり手が3回も4回も繰り返されると、それだけで個性として十分なりたつ。

足関の今成正和しかり。
三角締め中尾受太郎しかり。
ハイキックのミルコしかり。
バックハンドブローの須藤元気しかり。
フロントチョークの北岡悟しかり。
(前も書いたけど、フロントチョークの一本勝ちは滑川康仁がたぶん日本一多かったが、この前の試合で北岡悟が日本一になったっす)。


マイクアピールの高瀬大樹小路晃しかりだ。いやこれは、しからない。




ということで「裸締めの中村K太郎」は十分売りなのだが、
自称、「裸絞め十段」。
・・・・・・・・・・・・うーーん、いわんとすることはわかるが「ハダカジメ・十段」、
これは5音なので言いにくいでしょう。「ケンカ十段」「足関十段」やはり十段の前は、3音か4音までが限界だと思うデスね。

「首絞め十段」。
これだと4音で収まるがちょっとカっコ悪いかな。
むかしは、こういう首狙いの技が得意な選手は昔だったら「首狩り族」とか「絞首刑人」とかがぴったり来るんだが、それはセンスが昭和だな。つうかそういう文化習俗的やアレや職業的なアレを異名にするのは、アレが政治的にアレですし、人権の観点からアレで、なあ金沢です。

というわけで結局、何も結論がでませんでした。いいんかねこんなんで。

ただ、本人は公式ブログで、裸絞め十段をさらに略して


「 は だ か 十段 」


と名のっている。それじゃたけし軍団みたいだ(笑)。

はてなダイアリー内の同選手のブログは、各自調査。ここから直リンを張って、本人にこの替え歌含むエントリーを見られるのもなア(笑)。

「のだめカンタービレ」がドラマ化される

http://tv.yahoo.co.jp/column/drama/2006101621000006drama_detail.html

スタッフ、キャスト

原作: 二ノ宮知子のだめカンタービレ」(講談社「KISS」連載)
脚本: 衛藤凛
演出: 武内英樹川村泰祐
出演: 上野樹里玉木宏瑛太水川あさみ小出恵介上原美佐、遠藤雄弥、サエコ竹中直人伊武雅刀、豊原功輔、西村雅彦、畑野ひろ子秋吉久美子
制作: フジテレビドラマ制作センター




後列左上から水川あさみ瑛太小出恵介上原美佐、前列左から玉木宏上野樹里竹中直人

 敷居が高いクラシック音楽のイメージを根底から覆した作品と絶賛され、コミック売り上げ累計1100万部を超える人気コメディー漫画がドラマ化される。主演は、映画「スウィングガールズ」でサックスの演奏を披露した上野樹里と、ミュージシャンとしても活躍する玉木宏。天才的なピアノの才能を持つが破天荒な音大生“のだめ”こと野田恵上野樹里)と、ピアノ科のカリスマ的存在ながらも、ひそかに指揮者を志す千秋真一(玉木宏)。この2人を中心に、個性豊かな登場人物たちが奇想天外なストーリーを繰り広げていく。

 「漫画の面白さに負けないよう最後までパワフルに、ハートフルに頑張りたい」と言う上野。一方の玉木も、ピアノ、バイオリン、指揮をこなすエリート音大生を演じるべく特訓中で「全身全霊を込めて役柄を演じ切りたい」と意気込んでいる。

 若松央樹プロデューサーは「クラシック音楽の持つ素晴らしさ、スケール感を“超”個性的なキャストで描きたい」と抱負を語る。原作の世界観を忠実に再現すべく、登場人物たちの格好は髪形も漫画のまま。小出恵介がアフロヘアの乙女キャラを演じたり、瑛太が金髪のバイオリニストに扮(ふん)するのも楽しみ。

 若松プロデューサーと演出の武内英樹氏は、昨年高視聴率を記録したドラマ「電車男」(フジテレビ系)を手掛けたコンビ。「のだめ」ブームで再び茶の間を席巻するか、注目したい。


いちど企画がつぶれたとかサイゾーで読んだ気がするけど、その後ちゃんと企画は進展していたようだ。
もう、この種のドラマ化やアニメ化、映画化にいちいち驚かないし、その質を云々してもしょうがないと達観した。
ある程度、そこそこでも人気があればもはや漫画は映像化されるほうがスタンダードなんだろう(ましてやこの「のだめ」は、超人気作品に属する)。
で、どんな凡作に仕上がっても、ある時期の人気を生かして、俳優やセル画によって動く、演じるものができれば、それは大げさに言えば人類の遺産として永久に残る。封印したほうがいいものもたまにはあるが(笑)。


この調子でいくと次は何かな。やはり現代日本が舞台だと撮影コストが抑制できるから
もやしもん」あたりかの?  つうか実際に企画がマジで進行しているものも相当あるはずだ。

結局見てらんないけどね。
弁護士のくず」も結局録画しっぱなしで、十何時間ぶんHDDを占領しているので、そろそろ見ないで消してしまおうかと。

ドラえもん「ぞうとおじさん」

このブログによくコメントを寄せている「野球とMSX」氏が、「げんしけん」8巻にぞうとおじさんを話題のきっかけにしたかきおろし四コマがあることを紹介し、それを受けてid:koikesan氏がぞうとおじさんを紹介している。
この巻は漫画喫茶で読んだけど、クールさを装ってつっぱっているヒロイン(いわゆる「ツンデレ」ってやつでしょうか?)が、動物園でぞうを見ると一気に童心に返ってしまうところが、実によく分かって面白い。


ぞうは、いかなる人気者の動物や珍種といえども、その上に立つ、威厳と愛嬌を同時に併せ持つ動物園の王なのだ。
たとえば井頭公園の・・・いかん、ぞう礼賛をやっていると話が進まん(笑)



ドラえもんに話を戻すと、このエピソードは自分も、すごく思い入れが深い話である。というのは、個人的に、うちに最初に存在していた漫画がぼろぼろになっていて最初のページなんかふっとんでいた5巻であり、その最後をこの作品が飾っていたのですね。


http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20061010

の内容紹介でわかるように、終戦記念日の秋山ちえ子の朗読でも知られる「かわいそうなぞう」をベースにしたタイムマシンものだ。実は、タイムマシンものがH・G・ウエルズ一人のアイデアにとどまらず、隆盛を極めたのは異世界への冒険談やタイムパラドックスのパズル的な面白さだけでなく「ありえたかもしれない未来」を構想することができる野史、稗史、いや偽史をつむぐ手段だからだ。

・・・のび郎おじさんの話を聞き、戦時中に動物園で象が殺された事実を知ったのび太ドラえもんは、象を助けようとタイムマシンで戦時中の動物園へ向かう。二人が到着した動物園は、とてもひっそりとしていた。「からっぽのおりばっかりだよ」「ライオンや、とらやひょうもいない」という二人のセリフから、「ああ、ほとんどの猛獣はもう殺されてしまったあとなんだ」と察せられ、物悲しい気持ちがよぎる。

 その後この物語は、『かわいそうなぞう』で書かれたエピソードを『ドラえもん』流にアレンジしながら進行していく・・・


ちなみに、この作品(や他の複数の作品)をそのまま受け入れるなら、のび太のパパは戦中は疎開児童であるから今、70代になろうとしていることになるとかおじさんは初版では「ぞうきちがい」だったのが「ぞうが大好き」に今はなっているとか(笑)、いろいろあるのだがそれは枝葉というやつだろう。


今、核実験によって、そこに「危機」が迫っている中で、もう一度読み直したい作品だ。また、もし今の姿勢で新体制のドラえもんが続くなら、この作品はアレンジされて映画版のエピソードなどに使われる可能性も高いと見る。
実は大山のぶ代ドラえもんでも、スペシャル版として製作され、「ぞうさんのおめめ」という歌がこの作品のためにつくられている。

ぞうさんのおめめは なぜ青い
とおくはなれた ふるさとの 大草原を見てるから
それともゆうべ 夢に見た
大きなお海が 映るから

(うろ覚え)


あと、良質の情報サイト「藤子不二雄ファンはここにいる」を、藤子不二雄情報の集積地点にすることの効果がよくわかる。いや、勝手にそうしちゃうのもアレだが(笑)