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2008-05-09 下のミッキー話は、ぜひ豆知識としてお持ち帰りを

実は既にミッキーマウス(日本では)自由に利用可能、著作権フリーかも?(安藤健二最新刊より)

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本当は上の格闘技ネタはあっさり終わらせて、この話をたっぷりと書きたかったのだが、またもや予想以上に分量が増えてしまったので少し休憩を置くです。

しかしそれも申し訳ないので、先にネタ晴らしだけしておくと

ネタ元は最近出版された

の中の一章です。

詳細はしばらく待て。ちなみに今、部屋を見回してもいるのだが、昨日買って、読んだばかりなのに、今どこに、この本があるのだね?(ブログの読者に尋ねて分かるわけ無いだろーが)


◆  ◆  ◆


本が今、見つかりました。ここで下手に休むと尻切れトンボになりそうなので書いてしまおう。

よく、「ミッキーマウス画像を下手に入れるとやばい」は半分ギャグ的に使われるようになり、はてなダイアリーキーワードにもそう書いてある(笑)のだが、安藤健二はいう。同書141P。

【要約】

アメリカではディズニー社のロビー活動の結果とも言われる著作権保護期間延長があり、2024年までミッキー初登場の作品権利が保護される


■そのため「ミッキーマウス保護法」とも揶揄される。


■だが日本では、1953年以前の映画で、団体名義の場合は「公表後50年」。アメリカ戦前作品は敗戦加算で約10年延長されている。


ミッキーの初登場「蒸気船ウイリー」は、この計算を単純に行えば保護期間が1989年に終わっている。


■ここ数年、実際に日本では「ファンタジア」「ダンボ」が500円で売られ、パッケージにはパブリックドメインと明記されている。


■それを出した有限会社アプロック」は著者の取材に対し「クレームは皆無」「ディズニー映画を出しているブエナビスタ社に事前に『出しますよ』と宣言した。『やめてくれ』と言われなかった」


ではなんでおおっぴらになってないのか。

実は著者は何度もウォルト・ディズニー・ジャパンに問い合わせたが

著作権に関する方針や見解は公表しないことになっています

という、自分で勝手に決めた方針を盾に、先方はノーコメントを貫いたのだそうだ。

企業社会的責任」とかいうのはどうなるんだ。


とりあえず、試してみたいものだ。

サイト投稿の方法も分からぬ、まったくの技術不足にて、他人任せ、煽動になってしまうのは申し訳ない。

ある程度のリスクはあるかもしれないので、「安全は保証するからやってみな」とは申し上げられないが・・・

例えばニコニコ動画

著作権保護期間が切れたディズニー映画うpしてみた」

とか

著作権保護期間が切れたディズニーキャラの絵を描いてみた」

とかいうタイトルで、あげてみたらどうなるだろう?

そこに対し、ディズニー社がアクションをとったら、今度は「ニコ動の見解や如何」という話になる。

ニコニコ動画vsディズニー社・・・・ニュース価値がたっぷりだ。

そこで話題になるにつれて、真実も明らかになっていくだろう。

ああ、もうあるけど、堂々と表題にうたってこそだからね

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1751094

もしくはうちのブログだって「ミッキーマウス格闘技を語る部屋」にしてみてもいいかも(笑)


あと、世の中には「権利の不存在を確認する裁判」なんてのもあるんだって?

私がやるわけも無いが、もしミッキーマウスに対してそういう裁判日本であったら、なんてことを夢想する。ディズニー社はどう答えるか。



ただしディズニー社は本当に知恵が働く

f:id:gryphon:20080509025342j:image:right

ミッキーキャラ著作権が消えても、描いた人に著作権があるとかなんとか、とにかくとんちで攻めてくるかもしれない。今のところ、

・初期のデザインミッキー

・自前で書いたイラスト

とかなら文句をつけようが無いか。まず絵を学ぶところから始めないとな。

少なくともこの画像は大丈夫だね




余談だがこの本自体は

このミッキーマウスの新事実・新視点の提示の功績はすばらしいが、その他の項目は内容も薄く、またはっきりいって以前の本に書いてあった情報事実の焼き直しが目に付く。

もともと一般雑誌向けに書いたライトな文章をそのまま再掲載しているので、そこでなら自分の著書のエッセンスを分かりやすく簡略化して提示するのは許されると思うが・・・・それを再び単行本にするというのは、ちょっと違和感があるな。語り口も変えているようでいて変えていない。

それでも面白かったけど、過去の封印作品シリーズで触れている情報が多いですよ、というのは未読の読者のために指摘しておいたほうがいいだろう。


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ここから下は補足です

【補足】コメント欄ブックマークなどから

ミッキーマウス著作権が切れてもディズニー商標登録しているのでは?

恐らく上の「ディズニー社の知恵」として、こちらが予想し得る一番の一手はこれなのでしょう。

でも分からないのは、「商標」としてミッキーの権利を持っているとして、じゃあ「蒸気船ウイリーに登場したねずみキャラクターミッキー」の権利をもそれがカバーしているか、どうか。もしそこまで商標を持っているからってカバーできたら、理不尽すぎるような気がするのだが・・・

ひょっとして、ミッキー商標権があるとしたら「例外として『蒸気船ウイリー』の画像をキャプしたものは著作権が無い」、となるんだろうか。たとえばそれをTシャツの柄にするとか。

silvermoai 著作権, ディズニー 商標についての誤解が未だに根強いのでwikipediaの「商標問題」内「商標問題を招く商標法の誤解」を参考にして下さい。記事に画像を載せるのは商標と関係無し



■そもそも「キャラクター」と漫画本体、映画本体の権利の差は?

ブックマーク

terazzo 著作権 cf:「ポパイネクタイ事件」「サザエさん事件」/判例があるからどうなのって話もあるけど

という方がいる。「ポパイネクタイ事件」で検索すると

 ↓

http://www.saegusa-pat.jp/copyright/cr_02_1_4.htm

「一話完結形式の連載漫画においては、当該登場人物が描かれた各回の漫画それぞれが著作物に当たり、具体的な漫画を離れ、登場人物のいわゆるキャラクターをもって著作物ということはできない。けだし、キャラクターといわれるものは、漫画の具体的表現から昇華した登場人物人格ともいうべき抽象的概念であって、具体的表現そのものではなく、それ自体が思想又は感情を創作的に表現したものということはできないからである。」


ここでいわゆる最近の、「二次創作」というものも視野に入れて考えると面白くなりそうだが。

これは同趣旨のサイト

http://www.246.ne.jp/~yasuon/copyright2.htm


ディズニー社から一本取った有限会社アプロック」とは?

公式サイト

http://apurock.net2han.biz/

商品リスト

http://apurock.net2han.biz/products/list.php?

先行者ってのはいるもので竹熊健太郎氏の「たけくまメモ」は二年前にこの会社についてのエントリを書いていました。

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_731d.html



■「たけくまメモ」で紹介されてる、そのものズバリサイト

ミッキーマウス著作権はいつ切れるのか?

http://www.geocities.jp/shun_disney7/club1.html

↑自分のホームページミッキーイラストを使用するために法律を徹底的に調査して理論武装を試みたしゅんしゅんさんのホームページ。ものすごくよく調べていて勉強になる。ミッキーの初期映画作品についてはすでに著作権は失効しているが、キャラクターそのものは商標法など別の法律でも


アプロック社をメディアはもっと取り上げてよ

やはり「天下のディズニー喧嘩を売った小さな有限会社」として、もうちょっと公の場に引っ張り出してもらいたいものだ。

安藤氏も、裏取りのために数行だけしか費やさなかったのはもったいない

もっとドーンと、ここの責任者にロングインタビューしてくれたら読みたいものだ。

サイゾー別冊宝島J-CASTニュースItmedia、えーとこういうものに興味がありそうなところはどことどこだ。

とりあえずアプロックにもっと注目と検証を。



■このエントリからスピンオフした別の話題を、次の日付で書きました

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080510#p3

キャラ、人物を借りて、ストーリーは全くオリジナルの「二次創作」が持つ著作権問題は

HAGANEHAGANE 2008/05/09 00:53 ディアス不参戦報道 < こうしたドタバタもある意味ではディアスらしいと言えばらしい展開なのかも(笑)。

gryphongryphon 2008/05/09 01:11 「東西・奇跡のコラボ実現」感は確かに漂います(笑)

通りすがり通りすがり 2008/05/09 08:03 いやはや、一方の言い分だけで物事を判断しないということは論評における基本のキだと思っていたんですが。
格闘技の世界では、そういったしたり顔がまかり通るんですねー。

gryphongryphon 2008/05/09 08:18 そうですね、今回のドタバタは「ディアス(シーザー)側」と「エリート(ゲイリー)側」両側からの話が大体一致しました。是非DREAM側からの、新たなる見解があるなら聞いてみたいですね(文中にも、ササヤンに主張の余地があることは明言済み)。もっとも時として「沈黙」「説明せず」もひとつの判断、比較材料になりますが。

minyminy 2008/05/09 12:48 本の中で、ミッキーの映画がフリーになったら、キャラクタとしてのミッキーもパブリックドメインになると書いてあるんでしょうか?著作権とは別に、ミッキー自体が登録商標されているはずですが。

bousskboussk 2008/05/09 18:48 不正競争防止法という手があるので、よーし今日からミッキー商品作るぞ!は難しいかもしれませんが、フリーで配っちゃう分にはいいのかな。どうかな。

高倉仮面高倉仮面 2008/05/09 19:06 free micky

washburn1975washburn1975 2008/05/09 20:24 おおっ! 神さま、あなたに感謝します!

gryphongryphon 2008/05/09 22:48 ミッキーのエントリには頂いたコメントやブクマを参考にいろいろ、補足を入れました

なすびなすび 2008/05/10 13:25 そもそも文化の促進を目的とした著作権で、企業の排他的な権利を守ろうというのが
間違い。特許と同じように、専用の権利を新たに設けるべきですね。

the_saintKthe_saintK 2008/05/10 18:08 グリグリ、日本とアメリカの著作権法って根本的に考え方が違うよ。
そこから知らないと多分シッチャカメッチャカになると思いま〜す。

々々々々々々々々 2008/05/10 22:45 もう来ないって言ってた人が来た

gryphongryphon 2008/05/11 06:00 ここのコメント欄に頂いたid:ks1234_1234 さんの文章は、重要なので移動させ、エントリーのひとつにさせていただきました

通りすがり通りすがり 2008/05/18 03:13 映画の著作物は公表後70年では?