キンボの相手「立って闘えと言われた」発言が”世間”の大問題に発展?
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-288.html
・・・BloodyElbowは、アメリカのアンチMMA派のジャーナリスト達がメインストリームのメディアで、エリートXC八百長疑惑を受けて「それれみたことか」的なコメントを乱発し始めたと案じています。Micheal Wilbon とか Tony Kornheiser といったコメンテーターが該当するそうですが、ほとんど何の専門家でもなく、一貫性もなく、エリートXCとUFCの違いも分からないくせに、番組と視聴者を持っているこの人たちは、MMA全体が八百長であるとか、ペトルゼリを「勝たせるための」八百長だといった発言をしたり顔で始めているようです。アメリカにも「やくみつる」のようなヤカラがいると言うことでしょう。
「アメリカ版やくみつる」は、いささかビジュアル的に想像しがたい(笑) 格闘技プロモーター(スーパーバイザー)版やくみつるは、多少想像の範疇だが(一部の人笑)。
ま、それはそれとして、いきなりだと流れがわからん人もいるのでおさらい。詳しくはOMASUKIFIGHTやMMAIRONMAN、GAMEANDMMAの御三家過去ログをチェック。
■エリートXC第三回地上波放送は、高視聴率獲得
■メインはキンボ・スライスvsケン・シャムロックだったが、シャムロックは直前の負傷で欠場
■セス・ペトルゼリ(サップとK-1で闘った人)が急きょ代役。だがキンボを14秒でKO(笑)
■一躍時の人のセス。だが「立って闘えと団体に言われたよ。ボーナスを出すよって」と口を滑らす。
■キンボは寝技が苦手(のはず)。人気者キンボの勝つ確率を高める”八百長”ではないかと批判勃発。
やっかいなのが、キンボ・スライスは時の人であるため、バッシングも専門サイトを越えつつあるという。それがリンク先のOMASUKIの趣旨で「アメリカ版やくみつる」につながる。まあ厄介すね。
それに、「飛び火」する部分がある。
そう、PRIDEとガイ・メッツァーね。覚えてますか?
ここから上の御三家当該エントリへの、リンクまとめがある
「PRIDE 】 ガイ・メッツアー「 PRIDE 八百長告白」騒動/メイヘムの”八百長破り”? 」
http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/51596713.html
要約
・メッツアーが最初「自分がやりたくないことを要請された。それを断ったら立場が悪くなった」・八百長のことだ!とファン騒然
・メッツアー再発言「いや、判定やレフェリーには不満があるが、俺は勝つために全力ファイトをしていた。」
「ただし佐竹雅昭戦では、『何時もプライドの会場に来て、多くの日本人選手に付き添った二人の日本人から接触があった。」
「スタンドで戦い続けてくれとの要請だった」
「そういう試合をしてくれたら埋め合わせをすると言った」
「前試合を負けた佐竹にとって勝つことが重要だと話し始めた」
「佐竹側としての要請か、PRIDE側としての要請かは知らない」============
※戦法の指定・要請が、どこまで試合結果へのコントロールと言えるかは人によって違うかもしれません。特に、本人や対戦相手に得手不得手が明白なときは
『「戦法の指定」だ、負けろといってるのじゃない』のだったらギリギリ「アグレッシブに闘ってくれ」の延長線上で、言い訳が聞くかな?という贔屓目で見たいところだが、キンボ騒動で「それも八百長だ!」という認定がされるのだったら、PRIDEも遡って「有罪」となりかねない。メッツァーが吐いた唾のまん限り。まあ、もう歴史だろうか。
OMASUKIで紹介されている、ブラッディーエルボーの一般メディア論評を訳してみたかったが、歯が立たなかった(笑)
”Some Members of Mainstream Press Are Not Our Allies”
(主流メディアの何人かは、われわれの味方ではない)
http://www.bloodyelbow.com/2008/10/10/632355/some-members-of-mainstream
所さんの目がテン!かぼちゃ特集メモ
■カボチャは日本刀で、居合い抜きの達人がやっても切れないほど硬い。
■取れたてではなく収穫後一ヵ月ほどしたものが一番甘い。
■一番大きな品種(飼料用)なら、実際にシンデレラの「カボチャの馬車」がつくれる
切通理作の宮崎駿論がちくま文庫から発売
昨日のエントリのコメント欄から
id:fullkichi1964 2008/10/12 07:06
ちくま文庫から出てる切通理作氏の『増補決定版 宮崎駿の〈世界〉』は絶対お勧めです。600ページ超で『コナン』から『ポニョ』までをひもとく、フアンなら必携の書。養老孟司氏との対談もついてます。文庫なのに1100円とはちょっと反則気味ですが、それだけの価値は大ありです、ハイ。
fullkichi1964 2008/10/12 07:54
上の投稿には訂正があって、『コナン』から、でなく東映動画時代も語ってます(笑)。とにかく凄い本ですよ。出たばかりで(奥付が十月十日です)大きな書店なら必ず置いてあると思いますので是非ご一読を。
- 作者: 切通理作
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ロフトプラスワンで13日にターザン山本vs吉田豪
訓練次第で、どんな状況でも自由自在にリラックス可能?受験生の皆さん必読(「おおきく振りかぶって」より)
この3連休はちょっと時間があるので、空白の一週間やその前の書き残し、読み残しなどをフォローしたいと思いましたので、これを書こうと思う。本当は夏休みぐらい、受験に向けての準備で紹介しようかなと思っていたのだが。
漫画「おおきく振りかぶって」は戦略・戦術を白土三平や梶原一騎的にもっともらしくリクツで説明した部分、
「気弱だけどマウンドを譲らない」という一風変わった主人公を軸にした「天才の恍惚と孤独」、それをフォローするキャッチャーをはじめチームメイト、そしてライバルチームとの友情物語など見所は多く、いまだに失速の気配をみせずに疾走している。
で、広くいえば最初の戦略・戦術の面白さの範疇かもしれないけど、スポーツ医学・心理学のうんちくも、部長だっけコーチだっけ?あの先生に語らせる形で書いていて、それも興味をひく一要素だ。
この中で(うそかまことかしらんけど)知ってみて、もし実践できれば非常に役に立ちそうな話があったのでご紹介したい。
それはリラックスについての手法だ。
作中で志賀先生という、詳しい方がいう理論はうろおぼえで要約すると次の通り
■人間には条件反射があり、実際の状況とは別に感情や体の緊張を感じることがある。
■たとえば梅干しを食べると唾液が出る。これはすっぱいから当然だが「梅干し」と聞くだけで、また梅干を食べる時に常に鈴の音が鳴っていたら、鈴の音だけでよだれが出てしまう。言葉や音は無関係なのに。
■これを「リラックス」にも応用可能だ。
■つまり、「梅干を食べる時に常に鈴の音を鳴らす」のと同様に、「リラックスした状態の時、常にXXしている」というのを繰り返しておく。
■そうするとあら不思議、その逆の現象が起きる。つまり、客観的にはどうしても緊張しちゃう場面だろここ、という状況でも、「リラックス状態のとき、常にXX」という訓練が逆に働き、「XXするとリラックスする」となるのだ!
「おおきく振りかぶって」では野球で緊張しそうな時ってなんだろう?と部員は考え、「それは攻撃でも守備でも、3塁にランナーがいる時だ!」ということで、「3塁ランナーを見ると、リラックスする」という反射を自らに仕込む(具体的な方法は同作参照)。
これのせいで、なぜか試合中、相手および味方の三塁ランナーをなぜか部員は凝視し、相手チームはややとまどうのだがそれは別の話。
受験で応用するとするなら、例えば確実にあることやること・・・
「自分の名前を欄に書くとリラックスする」とか「消しゴムを握るとリラックスする」とかを反射に結びつけるといいのかもしれない。
いまからやって間に合うのかは分からないし、その前にこのブログを読んでる場合じゃないだろ(笑)というのもあるが、まあ情報としてお伝えしておきます。受験生に限った話でもないしね。
どれぐらい信頼性があるか、だが3年ほど前?にわたしのPC内に保存したらしいファイルに「ひぐちアサインタビュー」というのがあり、そこでこう語っていたらしい(コピーで詳細はわからん、すまん)。話が正しいなら作者が大学で専攻した、一番の得意分野らしい。
シガポ(※志賀先生の作中のあだ名)のトレーニング方法とか独特ですけど、あれはどこで覚えたんですか
私は大学で心理学をやってまして、卒論で内観法ってのをやったんですが、その研修所で、企業とか、スポーツ選手とか、あと実業団とかでメンタルトレーニングを行っている先生に会う機会がありまして、取材をお願いしたんです。そこでトレーニングの方法や、実際の選手たちのエピソードを聞かせてもらいまして、参考にさせていただいています。誰でも、練習通りのプレーができるなら結構勝てるぞ! って考えると思うんですけど、試合中に緊張しない方法をマンガに描きたくても私は知らないし、どの本にも雲をつかむような話ししか載っていない、さまざまな野球マンガ作家が、そこに根性を持ってきたり、仲間を持ってきたりしてがんばっているんだと思うんですよ。だけど、根性や友情では、実際に部活をしている高校生には使いようがないとも思っていたので、ここをどうにかできないかなあ、と常々考えていまして、この取材内容をマンガに描いていいといわれたのは、かなりありがたかったですよ。
まあ、気持ちを切り替えるために儀式をする、というのはそれに先立つ80年代後半の有名漫画にもでてきた。
でも、それは「まず指で、両方の目を潰しましょう」というものだったので、これは受験生にはあまりお勧めしない(笑)
追記 おおふりだけじゃなく「少女ファイト」にも類似例があった。
2巻だったか、3巻だったか…
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