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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

高谷裕之煽り映像「友人が語る高谷武勇伝」はHERO'S時代のボツ映像&前田吉朗にマジむかついてる

http://www.dreamofficial.com/free/news/detail.php?id=1242109796

──『DREAM.7』での煽りVは、地元のお仲間が高谷選手の武勇伝を語っていくというVTRでした。
高谷 実は、あれはだいぶ前に撮ったヤツなんですよ。HERO'Sのときに撮ったんですけど、「まったく使えない!」って完全にボツになってたんです(笑)。
──あっ、そうだったんですか!
高谷 使ってくれてよかったです(笑)。

・・・いや、コンプライアンス的にはHERO'Sの判断が正しいんじゃないか、と言われるとそんな気もするわけで(笑)。
というか、賛否は別として、やっぱり佐藤大輔宣伝相の特徴はアグレッシブで、言ってええんか、流していいんかというような境界線をがんと踏み越えるってところにあるみたいだ、ということ。TBSプレゼンツのPPV放送の宣伝が「日本人なら紅白見ろ!(地上波は見なくていいので、遅れてノーカット放送するPPVをみろ)」だもんな。不良のいきりトークなんか屁でもないか。

あれ、地上波でも流れたのですかね?たしかそうだと聞いている。
青木真也がこの前、30代のマッハとの対戦を「オヤジ狩り」と表現して物議をかもしたが、高谷が同じようなシチュエーションで、同じように表現したら、別の意味で物議を醸すだろうな。千葉県警が動くレベル。

自分が欠席&おざなりコメントだったのに、怒った前田へ逆切れ(笑)

──昨年は(※前田吉朗と)WECの同じ大会に出場されていますけど、そのときに言葉を交わしたりはされたんですか?
高谷 まあ……多少。
──挨拶とかそういうレベル?
高谷 (素っ気なく)そうっすね……。なんか、この前の記者会見(※4月10日に行われた会見)にオレが休んだら「ナメてんのか?」みたいなこと言われたんで、オレ、ちょっとムカついてるんすよね。
──ちょっと感情的になっている部分があると?
高谷 めちゃくちゃありますよ。初めてかな? 試合前に相手に対してこんなにムカついているのは。基本、対戦相手のことは別にムカついたりしないんですけど、今回はめちゃくちゃムカついてます。向こうから言われるなんて思ってなかったですからね。

(略)
……家で寝てたりしててもふと思い出したりして、「あっ、ムカついてきたからちょっとサンドバックでも殴りに行こうか」とか。車とか運転してても、「やっぱりムカつくなぁ……」みたいな(笑)。抑えるのが大変です。


理不尽番長襲名。
前も書いたけど、高谷って読書経験とかがどういうのか分からないけど、文章やインタビューの受け答えがかなり洗練されてて面白いんだよね。不良仲間と毎日たむろしての仲間内のやり取りというのは”言葉”も磨くのかな。


一方の前田は。

http://www.dreamofficial.com/free/news/detail.php?id=1241104628

──ストライカー同士の対戦という印象があります。
前田 どのうち打撃でいかんと仕方ないすもんね。自分がしたい展開にできれば、それはしたいですけど、番長はそれをさせん力も凄いですからね。
──高谷選手の攻撃で一番警戒する部分はどこでしょうか?
前田 ……やっぱりフックかなぁ。どのパンチも重そうですけどね。でも、僕のパンチも当たったらぶっ飛びますからね、はい。ボッコボコにされる覚悟はしとんすけど、ぶっ飛ばす準備もしてますからね。

この言葉、かつての近藤有己の名言「勝つ自信はあります。負ける自信もあります」を思い出させる。そのときは菊田早苗郷野聡寛を次々と打ち破っていった。

IT'S SHOWTIMEが(リアルタイムで)見たいけど、結局無理なんだろうな

外部からはよく分からないのが、格闘技の興行の放送権ってのはどれぐらいで売り買いされるのかということ。
たぶん「値段は有って無い様なもので、個別の取引次第」というのが正解だし、実際そうあるべきなんだろうけど、この大会に関してオファーや交渉を実際にだれかやった人いるのだろうか。前も書いたけど「どうせ売れなきゃ収入はゼロなんだし」「日本でも放送、というのはハクがつく・スポンサーにも好印象」「どうせyoutubeで流れちゃうし」というような発想で安く売ってくれるとかってのはないのかな。
無いんだろうな。

だいたい、youtubeニコニコ動画が生まれたのはほんの数年前。画質を気にしなければ世界中の格闘技の動く映像がまがりなりにも見られるなんてそれ以前からすれば夢のようなお話なのに、ぜいたくを言ったらバチがあたるわな。

人間ってすぐに慣れて、現状に不満を言うものだね。
格闘秘宝館」も、オランダ大会の映像を入手するコネはあるでしょうか。

剣道六段・鴻池官房副長官が女性問題で辞任へ

週刊新潮の報道だそうで、大臣の首を取って、この前の赤報隊詐欺師問題の失点をやや回復か。
しかし鴻池祥肇、国会議員の電車パス不正利用もしたそうで、ぜひ「市中引き回し」を行ってほしい(笑)。ファーだ。
ちなみに「父親の(女好きの)DNAが・・・」とか言ってたそうな。

ちなみにウィキペディアの「鴻池祥肇」によると、この人は剣道六段。国会議員最強ランキングの上位をうかがう猛者。
武道で心が磨かれる云々に、国会議員はしばしば反証をもたらしてくれるわ。


しかし、政治ってのは不思議なモンで、同じような不祥事があったとか同じような疑惑があったら、同じように騒がれて同じように批判されるかというとこれが全然違う。メディアがXXXびいきだ、とかXXXバッシングだ、とかじゃなくて、本当になぜか水物のように、同じレベルでも反応が違うなあと。

人間は、やはり人間だ・・・・「給付金」豪州にて。

これ、前に紹介しようと思って切り抜いていた記事。何新聞かメモし忘れたのだが、給付金事業が本格的にはじまり、まもなくエコ家電割引も始まる中であらためて。

シドニー24日共同】
オーストラリアで昨年12月にスロットマシンに記録的な金額がつぎ込まれたことが判明、政府が景気刺激策の一環として同月に配った一時給付金が「ギャンブル業界を潤わせた」と批判の声が出ている。

AAP通信などの23日の報道によると、同国ビクトリア州の12月のスロットマシンへの賭け金が過去最高の2億4800万豪ドル(約144億円)に達した
ほか、クイーンズランド州でも前月比で10%増加。ラッド政権は昨年のクリスマス前に、年金受給者や低所得家庭などにひとり当たり1000−1400豪ドル(約五万八千−約八万千円)の一時金を支給し、金融危機への素早い対応が評価されていた。


ギャンブル規制強化を訴える専門家や野党議員らは「給付金と賭け金増加の因果関係は明らか。個人消費刺激のもくろみ通りにいかなかった」と批判している。同国ではスロットマシンをはじめ各種の賭け事が盛んで、ギャンブル中毒が社会問題となっている。


最初に読んだとき、大いに笑った笑った。
人間という生き物が、やっぱり間抜けなんだな総体として、と。
また、この事例から見ると日本のパチンコ・パチスロ業界の今年の見通しは明るいよ!!もっと格闘技にスポンサーでカネ払え(笑)!!

といいつつ、実は「ギャンブル中毒」というものについても(科学的な)興味があったんだけど、それはまだかけないので後日。

ストビュー問題、根本は「見る・撮る」は現実にはパワー(暴力)だが、理屈上では「何もしてない」ゆえ(?)。その応用問題

「捨身成仁日記」が過去のGoogleストリートビュー問題をひとつのカテゴリーにして、まとめて読めるようになった。
http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/searchdiary?word=%2a%5b%a5%b9%a5%c8%a5%d3%a5%e5%a1%bc%5d


それで昔のやつから読んでみて思ったのだが、問題の根本、もしくは根本に近いところにあるのは「見る・撮影する」とはそも何ぞや?という部分だと思う。
一昔前の通販CMの「みーてるだけー」とか、ショーウインドーごしのトランペットにべったりの少年CM(あれ、なんのCMだっけ?)のように、基本的に見るって行為は、うざくても他者危害の原則から外れていて、問題にしようがなかった。「何ガンつけてんじゃ、われは」というのは正当な抗議ではなく、理不尽な”因縁”と呼ばれてるし(笑)。
撮影も・・・・今はどーなのかな。最近は新体操とかビーチバレーの大会なんかは撮影禁止が敷かれ、トラブルも発生しているが、あれは主催者権限というまた別の話か。街路で撮る、街中を撮る。デモ行進を撮る、靖国神社の参拝客を撮る、警察官の公務を撮る。これはいくつも判例があって、調べたり判例を分類するのをちょっとスルーするが「撮るのは自由だろ!何をもって禁止するんだ?」てな部分も、ある程度はあることも確実。
しかし、撮影されるとやだなあ、とういうのも今回の話のように確実にあって、「撮影」が可能になって以降、まだここですとんと腑に落ちる体系はないんと違うかな。

で、応用編を思いついた

これはフィクションなんだけど、「ナニワ金融道」の中盤ごろに、地上げ後の土地に風俗店が集まる「ピンクビル」が設立されそうになるとわかった近隣住民が、反対運動の会を立ち上げるが、あちらにも営業の自由があり阻止に妙案が無く四苦八苦する話がある。そのビルを二束三文で取得することをねらった主人公側の帝国金融は、とある奇手でこのビルがピンクビルになるのを阻止する。

ただ、それとは別に、とっぴな話だが、反対団体が監視小屋を設立し、あからさまにカメラを設置し「みなさま、そちらのビルにで出入りする方は『撮影』させていただきますので、その旨ご承知ください。」とやれば、ビルがビルだけに(笑)かなりそういう建設阻止の”パワー”になるんじゃないかな?
ああ、同様のパターンが新興宗教施設の進出地区なんかでは結構あるか。
暴力団の事務所でもあったかな。
軍事基地、自衛隊施設などにも同様のことはあったような気がする。

では逆に、反戦団体をあからさまにカメラで監視するのは?
あるいはストリートビューのように建前は「これはビジネスです。街の映像で道案内を簡単にしたり、街の風景を楽しんでもらったりするだけですよ」というのは?

団体の性質によって「カメラで出入りを撮影し、記録しますよ」というのは平和的な抵抗手段になったり、けしからん威圧、暴力になるのか?それとも撮影という行為の暴力性、あるいは非暴力性はもっときちんと、何かに位置づけられるのか?また「報道」や「芸術」との兼ね合いは?

などなどについて結論が出ないまま、投げっぱなす。

ニューズウィークがサイトに独自コラム&記事を無料掲載している

町山智浩ブログで知った
なんどか同誌は試行錯誤して、記事を無料で載せたり、それをやめたりを繰り返していたが、いつのまにか再び公開するカタチになっていたのだ。なんにせよ、ありがたい

http://newsweekjapan.jp/column/