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2010-01-14 追加エントリあり

「戦場に駆けるTOYOTA」・・・そして「大仏破壊」と4WD

| 「戦場に駆けるTOYOTA」・・・そして「大仏破壊」と4WDを含むブックマーク 「戦場に駆けるTOYOTA」・・・そして「大仏破壊」と4WDのブックマークコメント

はてなの人気ブログリアリズムと防衛を学ぶ」の

http://d.hatena.ne.jp/zyesuta/20100113

が話題となっている。

なるほどと読んでおりましたところ、以下のような小項目があった。

戦場で活躍したトヨタ

f:id:zyesuta:20040904020615j:image写真も同ブログから)

 コンピュータ関係ばかりではありません。日本の輸出製品といえば、何といっても車です。チャド内戦ではトヨタ製のトラックがたくさん使われ、かなりの戦果をあげました。上の写真は兵士を満載している様子です。

 よりセンセーショナルだったのは、トヨタのトラックが改造され、荷台に対戦車ミサイルを搭載したことです。この対戦車トラック部隊(トヨタ製)が戦場を駆け巡り、時には敵軍の戦車も撃破して話題になりました。

(略)

・・・チャド内戦ではトヨタ車の軍事利用がとても印象的だったので、話題になり、「TOYOTA WARトヨタ戦争)」とまで呼ばれました。


これを読んで、ああ同じような記述があったなぁ、と高木徹氏の著作「大仏破壊」を思い出しました。

大仏破壊―ビンラディン、9・11へのプレリュード (文春文庫)

大仏破壊―ビンラディン、9・11へのプレリュード (文春文庫)

ある種の「亡命者」「居候」だったビンラディンが、タリバンの中で頭角をあらわし、いつしかタリバンそのものを牛耳るようになったきっかけに、やっぱりチャドと同様、日本の4WD車の内戦での大活躍があったというのです。

以下引用・・・とやればカッコいいのですが、この本は図書館で借りて読んだので今、手元にございません。

この前の「司馬遼太郎軍事評論家」と同じパターンですね、すいません。

でも内容、概要をうろ覚えしておけばグーグル大明神にお伺いを立てられます。「”大仏破壊” 4WD」で検索しピックアップ

http://gamefish.blog5.fc2.com/blog-entry-9.html

そしてその後タリバン勢力が北部同盟との戦闘で優位に立てなくなるとオサマ・ビン・ラディン権力を得る。

4WDの車を一挙に50台以上買い与え、戦闘力を向上させるタリバンにとっては非常に旨い仲間と言ったところだろうか。

そして、その力を背景にタリバン内部の権力構造も一変する。

アルカイダの狂信的なイスラム信仰に感化されるオマル氏。

大仏破壊にGOサインを出す。

情報文化次官のホタキは破壊阻止に動くが、ホタキに届けられたのは・・・(略)


http://ameblo.jp/kwin/entry-10066300335.html

ビンラディンは、私たちタリバンの部隊が大きな損害を出し、苦境に陥ったようなときに、4WD車をまとめて4,50台買って送ってくれたんです。そういうことが私の知る限り3回ありました。その援助は戦況に決定的な変化をもたらしました」

タリバンの戦闘シーンの映像資料を・・・ 多くの場合、その車体後部には TOYOTANISSANの文字が書かれていた。ビンラディンがその財力にものを言わせ ・・・・

             「大仏破壊」 第6章 ビンラディンの贈り物 より


これは最後の、独自の趣旨部分がよく分からんが、同書の要約としては大変詳しい(※詳しすぎて「大仏破壊って本、読んでみようかな」と興味を持たれた方には、ややネタバレ気味にもなるのでご注意を)。

http://www.porsonale.co.jp/semi_c191.htm


・・・と、いう次第。

私もナイーブな平和ボケ日本国民の一人であるので、トヨタとかニッサンとか三菱とかの技術者が精魂込めて設計し、労働者が作り上げた日本車技術品質管理の高さが、戦争でたいへん有効に使われていました、と最初に読んだ時には、かなり強いやりきれなさを感じまた。

だが、山地泥濘を駆け抜ける4WDが、それ以上に人命の保護と生活の質の向上にも役立っていることも間違いないだろう。戦争に使われるときだけエンストするって技術は開発されそうもないし、ある程度は呑み込むしかない話なのかなあ・・・・・・・と、上記の感想を持ったそのすぐ後に思ったものです。その一連の感情の動きが、今回のリンクエントリでプレイバックしました。


あと、「小規模戦闘」というものには以前から興味を持っているのですが、タリバンと当時のアフガン軍閥戦争がどの程度の規模で展開されていいたかはしらねど、ヘタしたら「50人vs30人」みたいな規模だったかもしれない。そういう戦争であったら、確かに「山の中でもガンガン走れるトヨタの4WD」が「恐怖! 機動ビグ・ザム」とか、「大ふへん者・前田慶次の馬にて候!!」みたいな、そういう無敵の超兵器として活躍するのかもしれない。

そういう目、小規模戦闘をやってる人や集団の感覚って逆にA国vsB国の全面戦争・・・というもの以上に、報道や資料にはないから感覚的にはつかみにくいかもしれない。



大仏破壊」を大推薦。

軍事マニア的な評価はどうなのか分からないけど、まず2001年・・・911とその後の対米戦争前後のタリバン指導者一人一人に固有名詞個性があり、愛憎や裏切り英雄行為があったという当たり前のことを丹念に追っているし、直接のインタビューなどにも成功している。

また、

「オマル氏は全アフガン指導者になるよう推薦された時、同国の『伝説のマント』を羽織った」

9.11アフガン戦争の前、アメリカを訪問していたタリバン幹部の訪米団は、すっかりアメリカびいきになって帰ってきた」

アメリカアフガン戦争の時期、日本外務省の下っ端に、西側諸国の諜報機関が束になっても入手できない極秘の情報を次々と撮ってくる凄腕のインテリジェンス・オフィサーがいた」

などの意外な情報が満載だし、文章の香りも高い。

ここでは「いつか本格的に書評する」とくりかえしつつ、まだ取り残し、ブログ読者から「なんどめだ」といわれている

ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫)

ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫)

とあわせて大・大・大仏推薦するものであります。


あと、これらの本の基となったNHKドキュメンタリー

みなさまのほうからも、「皆様のNHK」に対して

「また再放送せんかいワレ」「さっさとNHKオンラインで視聴可能にしろや」

とご一緒に”圧力”をかけていただければ幸いです。(私は要望を送っているんだけど・・・)


上記「リアリズムと防衛を学ぶ」の作者はtwitterもやっている。

http://twitter.com/zyesuta


以前の「軍事評論家民主主義司馬遼太郎)」について

そうそう、引用したブログではかつて当道場本舗の

江畑謙介逝去で思い出したこと。軍事評論家司馬遼太郎は「民主主義の象徴」と語った

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091014#p2

というエントリを紹介・考察していただいたのだけれど

江畑謙介氏のメッセージComments

http://d.hatena.ne.jp/zyesuta/20091016/1255636477

そのときうろ覚えの内容を紹介するのみだった司馬の小文、原文をこの機会にUPしました

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091014#p4

gryphongryphon 2010/01/14 08:39 書く時間が無いので、可能なら夜にでも他のエントリを。

dorateadoratea 2010/01/14 09:52 DREAMに出てるめんつならDJ×大塚観たいけどなぁ。あと大塚×宮田。DJ×ウィッキー。
他でならDJ×金原、佐々木さん×出、中西さん×佐々木さん。白井×郷野。窪田×中台、久松先生×金原、マキシモ×北岡。
近藤さんが復活したうえでの菊田さん×近藤さん。菊田さんは相手いないなぁ(o´・ω・`o)

ずれましてキックなら山本真弘×石井宏樹。
これ書いていいのかな。格闘秘宝館での話。菊野は東京に出て総合やる際にGRABAKA、アライアンス、吉田道場を考えていて結局アライアンスにしたとのこと。そこで某氏がひとこと。
『菊田じゃだめだったってことだね(笑)』
って。゜(´Д`)゜。
あとK太郎さんはグラップリングに専念とのこと。正直、岩見谷とドローに近い判定勝ちだったし郷野とやるのは早いかも。

nekohaidarakenekohaidarake 2010/01/14 18:02 いつも楽しく拝見させていただいております。

王道ですが,青木×メレンデス,長南×マッハor郷野,あたりでしょうか。
前田×所は見たいです。フェザー級はDREAMもSRCも選手の実力が拮抗していると思いますので,いろいろ楽しみな組み合わせがありそうです。

>『菊田じゃだめだったってことだね(笑)』

名参謀という幻想を抱いておきたかったです・・・。
大晦日に実現しなかった菊田×桜庭は見たいです。

dorateadoratea 2010/01/14 18:42 >nekohaidarakeさん
そんなことばがありましても菊田さんが名参謀で素敵なみんなに信頼されるボスであることには変わらないと思いますよ(*`・ω・´*)
この日だけで4回いじられていたのも愛されてる証拠かと(笑)

菊田さん×桜庭、タムタムって観たいって声が意外に多いんですね。菊田さんのブログコメント欄もそんな意見が多く。
菊田さん信者のわたしですがいまいちピンとこず。贅沢だけどパウロフィリオとかシャンジとやってほしいな(涙)

ujimusiujimusi 2010/01/14 20:22 いろいろと悲しいので、取り上げてあげて下さい。
http://twitpic.com/y0yy4

gryphongryphon 2010/01/14 20:25 いやあちょっと、さすがにここまで来るとわたくしもネタにはしづらくて。

gryphongryphon 2010/01/14 20:29 なんと、投稿者は黒魔術師でしたか・・・・・

gryphongryphon 2010/01/14 20:33 他の人の希望カードはよむと面白いですね。長南亮、Dj.taiki、宮田和幸に菊田早苗というのは言われてみれば、ああそうだでした。
長南は昨年1年、カードが温存されてるんでしたね。郷野の相手にはふさわしい。
DJも宮田も、そもそも大晦日や対抗戦に出ないのがおかしいところだった。まあフェザーは以前も書いたけど、戦極・DREAMあわせて、そもそもトーナメント出場者をシャッフルしてランダムに2人選ぶだけで殆どがいい試合になるんですけどね(笑)

gryphongryphon 2010/01/14 20:35 そして菊田早苗は 当然 メルビン・マヌーフとの一戦ですよ!! 離れた、もとえ「独立した」とはいえ、かつての仲間だ盟友だ。いま、菊田の心の中には打倒マヌーフの火がフツフツともえたぎっている筈・・・・

tennteketennteke 2014/04/20 18:05 戦場の日本車については、森雅裕という作家が「100℃クリスマス」中央公論社 という本でも触れられています。1990年8月の本です。
スズキのジムニーが、シベリアの極寒からサハラ砂漠まで走るって凄い人気だったと、最近別口で聞きました。