2010-12-19 渋谷パルコ・ゆうきまさみ展リポート
戦極・Dynamite!追加カード。前田vs金原、泉vsミノワマンは好カードだが他は…
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20101217
戦極追加カード
真騎士対パーキー、
赤野仁美対ロクサン・モダフェリ
瀧本美咲対エイミー・デイビス。
長南参戦で相手は調整中。
【K-1 ヘビー級ワンマッチ】京太郎×ゲガール・ムサシ決定!
このうち自分は泉浩vsミノワマン、前田吉朗vs金原正徳はもろ手を挙げての大歓迎。小粒カードだせいぜいDREAMナンバー級だという声もあるが、自分的価値観としてはマッハの試合とか真騎士vsパーキーにはそれはすんなり感じるけど、この二つは団体越境マッチだし、格では十分年末級のメガマッチであると思います。2010年の。
泉浩対ミノワマンについてはここで書いたとおり。パンクラス以来のキャリアvs五輪級柔道バックボーン、一発の足関vs柔道流の投げ技vs押さえ込み
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101102#p1
金原vs前田は無理やり往年のリングスvsパンクラスを味付けに使いたい人はどぞ。だがそれ以外、試合展開も勝者もまったく予測できない。
強いて言えば昨年の大晦日、金原は「KIDの体重に合わせるのは無理」というふうに言ってたはずで、さすると来年のDREAMの階級分離で言えばバンタムよりはやっぱりフェザーに近いのかな?だとしたらやや体格的に、前田よりは分がありそう(※もっとも昨年は準備期間がやっぱり短かったので、それで減量が大変だっただけかもしれない)。
その他のカード
所英男×渡辺一久もよく分からずじまい。MMA経験の少ない打撃系vsMMA選手というカードを組むに当たり、ミックスルールにするか純粋なMMA・またはキックルールにするかの境ってどうやって決めるのかしらね。
青木真也vs長島自演乙が「普通のMMAルールじゃ勝敗への期待感がもてない」ということで決まったのなら、所vs渡辺だってそれに近い気はするが。
あと「渡辺は自分でチケットを非常にたくさん売ってくれる。(一般論として)そういう人は参戦チャンスが多い」とすでに活字になっているので、こうやってアナウンスされると自然と脳裏に「ふーん、(実力というより)チケット販売への考慮で出場できたんだろうな」と思ってしまうという副産物に気づきました。固有名詞で「この選手はチケットを沢山売る」と知られるのも善し悪しだな。
そういえばチケットを売るといえば菊野克紀だが、だいぶいいカードが進行中だなんだという噂はあったのに、今回は発表がなかったな。もちょっと待とう。
修斗新人王決まる。「駿河の寝技王子」佐々木憂流迦は?CS放送は24日
試合結果、CS放送を含めご覧の通り。
http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/52128375.html
http://gbring.com/sokuho/result/result2010_12/1218_shooto.htm
以前も書いたが、修斗はシンボルマークをドラゴンじゃなくてヒュドラにすべきだな。首がいくら切り落とされて(他団体に行って)も、すぐにまた、新しい首(ヒーロー)が再生していく。
■うしをたおせ
http://blog.livedoor.jp/usiwotaose/archives/52727288.html
面白かった。
新人王の決勝がジェットコースターのように全てが見事に面白かった。
決勝を戦った全ての選手に拍手を送りたい。
負けた選手もみんな素晴らしい技術と気迫だった。
■スイミングアイ(※憂流迦選手と書き手は同門)
判定3-0で齋藤曜さんに勝利!!極めきらせないで粘り続けた齋藤曜さんも凄かった。
柔道必修化の問題から「そもそも教育では、リスクとの兼ね合いで何を教えるべきか」について
昨日
■今後予定の、中学での武道必修化(特に柔道)が危険、という話について
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101217#p4
で紹介した
■来年度から始まる中学の武道必修化の危険性について
は幅広く注目され、19日午前4時半現在で4800ものビューがある。
私、これに関してもちっと追加したいのでエントリを立てます。
高校部活動におけるラグビー事故率の多さを放置できるか
「柔道の危険性論争」はそもそも、この研究結果によって始まったのである。
http://www.geocities.jp/rischool_blind/sports.html
そしてこの研究で、中学の部活動で柔道の死亡事故はダントツに多かったと。
高校の各部活動に関して,その死亡確率(生徒10万人あたりの死亡生徒数)は,柔道が3.087人,ラグビーが3.616人で,この2種目が圧倒的に高い。
…論争の前提として、「部活動はいくら判断力が未熟な未成年といえど”自分の意思””覚悟の上”で入ったはず。無理やりやらされる授業、それも全国一律の必修化とは違う」という議論がある。
ただ、それをちょっと置いといて自分の経験だが、うちは高校の授業でラグビーをやらされたよ??別に嫌でもなく、普通に半分楽しんで、半分かったるがりながらやっていて、運良く五体満足で卒業できたのだが、あれが学校ごとにやる、やらないを決められたのかな。
「やらない」ことでリスクはゼロになる。じゃあそうする?
なんで中学部活動でラグビー事故は問題にならないかというと、そもそも中学のラグビー部があまり無いからだ、ということに尽きよう(笑)
研究結果を見ると、柔道やラグビーについで剣道、野球、陸上競技、ソフトボールなどがあるが、これらも覚悟の上?の部活動ならともかく、全員一律に、いやいやながらでもやらされる体育の必修項目に入れていいのかという議論は起きてもおかしくない。
ひとりの命は地球より重いっ。統計上比較して多いとか少ないとかで済むかっ。あんなカテエボールを投げたり、凶暴な棒(バット)で殴ったりを放置していいのかっ。ゼエゼエと脈拍を上げる、そもそも競技発祥の際も創始者がそれで殉職した「マラソン」などさせていいのかっ。
水泳もおぼれる子や心臓麻痺の子はあとを絶たん(と思う)。
跳び箱や鉄棒もリスク高っ。
しかし、そーも言ってられない。
野球にしろ水泳にしろ、そして今後の柔道など武道に関しても、うちの高校で言えばラグビーにしろ
「スキとか嫌いとか関係なく、社会に出て有用な知識、常識、紳士淑女のたしなみとしてこれを体験しておきなさい。命令です。リスクも承知の上」ということなんでしょう。そも体育の時間というのは。
そして水泳とかが典型なんだろうけど「水泳を強制的にすべての子供に授業で教えれば、年間200人の死者が出るでしょう。しかしそうやって水に強制的に慣れさせれば、それで1万人の子供が救われる」という・・・この数字はデタラメですが、全体的な視点の非情というか、そういう議論も成り立つ。
紹介したtogetterの中に
「自分は柔道で受身を習っていたから怪我をしないで済んだ、という経験を何度もした」
という体験談が出てくる。確かにキムラロックや三角絞めとは別に(※というかたぶん中学では習いません)、受身をすべての子供がまがりなりにもかじったら、どこかで生きてくる可能性は確かに皆無ではない。もっと小さな、例えば就学前児童に関して「最初にやらせるスポーツは柔道やちびっ子レスリングが最適。受け身を覚えるからその後何にでも役に立つ」という意見はスポーツライターの方が語っていたこともある。
こういう議論が出てくるから難しい。
というか「義務教育では何を教え、何を教えるべきでないか」は一種の”神学”。正統性はいくらでも疑えるし、突き詰めりゃ結論も出ない。
これは自分も、本気で自画自賛させてもらうけど、これにぴったりのエントリを過去に書いていましたよ。是非とも、今回の議論に脳内に絡めながら読んでほしい。
■我々には「銃という教養」が欠如している。それはいいことか悪いことか。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090130#p4
(略)・・・「ダイ・ハード」で…(略)ウィリスが
「銃は扱えるのか?」
「サバイバルゲームぐらいは」
「それで十分だ、頼む」
と銃を渡す場面があるのですね。わたしを含め、何人のジャパニーズが、ウィリスに助太刀を頼まれて、銃を持てるか。
…(略)「銃の扱い方」が客観的に見て、また日本という制限を仮に外して、君やわたし、また息子や娘が海外で暮らすというときに…それがかなり普遍的に役立つということなら、「銃の扱い方」は例えば学校で教える、べきものであるかもしれないわけですよ。
(略)
「つまり、世の中の人々、とくに子供が『必須で身につけるべき教養』というのは、いくらでも変わるもので、なかなか正解ってないもんだね」……という話なんですよ。
大前研一ちゅう、その世界では広範な読者を持つ経済評論家・アナリストがいるが、このシトは教育に関してもきわめて実務的で「中学や高校生になったら、余計な授業を削ってでも『自動車運転免許』や『連帯保証人の持つ意味』『クレジットカードの賢い使い方』などを公教育で教えるべきだ」という意見を持っている。たぶんこの本
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1991/02
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あ、これは最初に大前って固有名詞を書いたのが間違いだったかな。
例えば世の中を右と左、保守と革新(リベラル)に分けるとしたら、どっちに親和性がある話かな?あんがい左こそ「社会に出て役立つ知識こそが本当の知恵、教育で・・・」となるかもしれないし、右こそ「四書五経とはまぁ言わんが、学校は小手先でなく精神を磨くものじゃ。古典にこそ学べ」と言いそうな気がする。
どこかの金融機関だっけか?「子供のうちから賢いお金の運用を覚えましょう」と投機の仕組みや金融の仕組みを一般教養的に子供向けセミナーでやったら、一部からブーイングが出たことも。
http://allabout.co.jp/finance/gc/11770/2/
この大前研一の「連帯保証人の意味を教えるのこそ教育」論は、実際に採用するのはともかく(いや、してもいい気も確かにするが)柔道教育も含めた教育論を議論するときの、格好の”補助線”として役立つと思う。
つまりこの本が教科書?
- 作者: 青木雄二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/03/12
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もうひとつ、「何をもって教養とするか神学」の一例(?)を挙げておきましょうかね。
実際のとこ、コンセンサスが得られるのはせいぜい「読み書きそろばん」であって、そこからだと日本史、世界史、微分積分やサインコサイン、書道に音楽に美術、はては英会話教育にいたるまで「これは学校で教えるべきだ」「学校で教えることではない。実社会で役立たない」という議論は尽きない。
銃教育(武器教育)の余談
お隣韓国、台湾ではいいか悪いかは別にして、成人男子は義務として銃や手榴弾の扱いを学ばされる。普通の若者が徴兵され、訓練に臨む体験を描いた漫画「軍バリ!」(宮台真司門下の留学生が、原作を描いて日本の雑誌に連載された異色漫画)によると
「銃の取り扱い、手榴弾の取り扱いに関する教育課程では、公式に教官が暴力によって制裁してもいいと認められている」
そうだ。つまり、当然ながらあまりにも危険で、リスクが高いために「教官は殴ってでも指導し、安全な扱いを体にしみ込ませろ」ということらしい。体罰が有効だという認識も込みなわけだが。
- 作者: イユジョン,イヒョンソク
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/05/02
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他国との比較も重要。
http://www.janjanblog.com/archives/4824
http://www.janjanblog.com/archives/5779
海外の柔道・死亡例の実態はどのようなものか――、発表では、フランス、イギリス、カナダ、アメリカの4ケ国への聞き取り調査の結果が紹介された。
(略)
「(レポート以後の)2009年に頭部外傷は3例あったが、脳損傷は無かった」
「過去15年、柔道による脳損傷は扱ったことがない」
「柔道での15歳以下の死亡報告は無いと確信している」
続いて、イギリス柔道連盟からの質問に対する回答も紹介された。
「柔道事故による青少年の死亡例は無い」
JANJANの三上英次記者が、以前からこの問題を書いていた。
http://www.janjanblog.com/?s=%E4%B8%89%E4%B8%8A%E8%8B%B1%E6%AC%A1
これはふたりの柔道論客に聞くべきだな。
増田俊也と、マツリューこと松原隆一郎の両氏。今月はそういえばゴン格「力道山vs木村政彦」の大特集だって。
増田氏はtwitterがあるから聞いてみよう。松原氏は、新年度まであと4回発行されるのだから「教えて、教授!!」のテーマで「柔道事故と安全性および、その教育導入に対する得失」について論じてほしい・・・というか編集部が尋ねてほしい。
文化における「教養の違い」が良く分かる「乙嫁語り」のエピソード
19世紀末だか20世紀初頭ぐらいの、中央アジア遊牧民族の新婚さんを描くという、ニッチ産業すぎてへんな普遍性を持つマンガ(笑)・・・、森薫「乙嫁語り」は「このマンガがすごい!2011」でも6位に食い込みましたね。
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/10/15
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乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/06/15
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http://yaplog.jp/eik00000/archive/17
この人の作品は前作も含めて、本気で好きな仕事を超えた趣味性による緻密な描写、そしてそれを裏付けるであろう膨大な資料がある判明。ことに登場人物の行動様式、意識(メンタリティ)に関しては大胆な「借景」をいとわず、共感できるような近代的な造型もしていて・・・と、作品論に逸れちゃいかんな。
この作品中のエピソードで、嫁入りした若奥様が「主人に素敵な服を作ってあげたい」「おいしいものを食べさせたい」という一心で……嫁入り道具の弓と矢を持って狐や鳥を仕留めて帰宅する、というエピソードがある(笑)。その時代でも、夫の一族にとってはいささか古い慣習だったらしく、嫁入りしたばかりの若奥様の弓の腕前(と発想)に口あんぐりなのだが、その後一族の長老格であるお婆さんが・・・おっと余談。
「嫁入り道具」「花嫁修業」という「教養、教育」も時代や地域が変わればこんなに違うという面白いくだりでした。もちろん、狩や弓、そして乗馬が遊牧民族の必須教養だったら、それを学ぶ過程での怪我や死亡事故の多さも容易に想像がつく。同時にそれを習得できないまま育つことのリスクも想像がつく。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2008/09/05
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「自然の中でわんぱくに、のびのび遊ぶ」肯定論とか「公園遊具を危険だといって撤去することを憂える」論も視野に
こういう議論もよく耳にしていて、なんだっけ遠心力で遊ぶ丸い鉄かごみたいな遊具も無くなっていっているけど、「そういう遊びで危険を知りながら子供たちは学んでいくんだ」的な教育論ってけっこうありましたよね。
そもそも昔は、体育の授業や部活で深刻に怪我しても「まぁしょうがない」で済ませる”暗数”が無かったか?
性犯罪被害の各国統計を比較するときよく話題になる、「それを公にすることに社会的、伝統的なためらいやプレッシャーがあるため公にならない」数、つまり暗数。
なんの統計的根拠も証拠もないままでいうけど、「ずっと昔…、まだ学校や教師に地域や保護者が強い尊敬を抱いていたとき、体育や部活で深刻な怪我などをしても『先生は熱心に指導してくださったんだから』『うちのバカ息子がご迷惑をおかけしまして。はい、この件はもちろん内密に』というようなことがあったんじゃないか」という仮説。言いっぱなしだとデマに近いかもしれないが、まあ「クレーマー」だか「モンスターペアレント」と(行政側から)いわれる人の増加からの類推。
渋谷で開催中「ゆうきまさみ展」から。漫画家仲間が寄せたお祝いコメントとイラスト
http://www.yuukimasami.com/yuukimasami30th_event.html
2010年12月7日〜2011年1月10日 (12月19日:サイン会開催[詳細])
第1期 12月7日(火)〜15日(水) 『究極超人あ〜る』
第2期 12月16日(木)〜23日(木) 『機動警察パトレイバー』
第3期 12月24日(金)〜1月2日(日) 『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』
第4期 1月3日(月)〜1月10日(月) 『鉄腕バーディーEVOLUTION』
現在、そういう催しが開催中。なんか本日は作者サイン会(おそらく既に予約は満杯だと思うが)
あと、これはおれだけかもしれんが渋谷は駅前からクモの足のように道が伸びる複雑怪奇の地形なので、渋谷パルコの場所の確認は十分に。駅前ハチ公前の交番には地図板もある。
残念ながら展示室内部は撮影禁止でした。
たくさんの原画が展示されています。
呉智英の指摘でもあり、自分の実感でもありますが、漫画はそもそも印刷・複製を前提の文化であって、原画でもコミックスでも特に違いは無いといえば無い。だがそれでも、大きいサイズの原画を見ると「うーんこれ、線を一本一本、やっぱり描いてくんだよな。面倒だろうな。毎週描くのなんて超人的だよな、無理な人がいてもしょうがないな・・・」と、富樫某氏を含めて寛大な気持ちにさせられます(笑)。
そういう点で確かに原画は楽しいのですが、それ以上に実際に作品になる前(ヘッドギアの持ち込み企画時代?)の設定ラフとかの展示が面白かった。比較的創作過程が活字になっている「パトレイバー」ですが、実際に見てみると、ある人物やロボットが実際の作品になっていくまでの過程はやっぱりおもしろいし、貴重だ。
とっても面白い、他の漫画家からのお祝いメッセージ
「一生食えて初めて漫画家、それは0.01%」とはバクマン。のせりふだが、漫画を描いて30年生きてきたゆうきまさみは既にゆるぎない大家中の大家なのだなあ。どうも本人の飄々としたスタイルがそれを実感させないのだが、客観的な事実として、彼の作品は多くの後輩に影響を与え、海外にも名前が響いているのであります。
んで、そういう後輩漫画家や、先輩・同期の漫画家たちがお祝いのイラストとメッセージを寄せていて、これが展示されている。将来的には何かの印刷物になる気もするけど、今のところ「初出の創作物」としてはkのお祝いイラスト集が企画展の白眉といってもいいでしょう。
当然コレも撮影禁止なので、内容面でのそれを紹介したい。
多くの漫画家がゆうきまさみ氏に寄せたメッセージ
【諸注意】
・会場に将来行く人にとってはネタバレでもあるので自己判断で。
・一部人名など、メモに走り書きしたため異なっている場合もあります。また、私がその作家が何者か分からない人もかなりいます。紹介も、全作家ではありません。
| 作家名 | イラストの内容 | 添えたメッセージの要約 |
|---|---|---|
| 高橋留美子 | 作者流のあ〜ると泉野明 | 「まぬけ空間(ママ)や野明のアーモンドアイにはインパクトがありました」 |
| あだち充 | あ〜ると作者のキャラ?の犬 | 「あのころは若かった、お互いに。」 |
| とり・みき | 本格的なエッセイ漫画 | 「80年代前半のゆうき先生のビデオ動画たくさんあります。できればこの企画展で公開したい」(※ゆうき氏はOKしたが、とり氏の多忙のため実現しなかったようす【追記】会期後半に実現) |
| 新谷かおる | ※後述 | ※後述 |
| 島本和彦 | 「アオイホノオ」番外編 | とり氏と同じく80年代初期の回想。ゆうきの雑誌掲載作を見て「パロディなのに上品な絵だ!だが上品過ぎて、いまひとつ笑えんな!」と例によって上から目線で負け惜しみ(笑) |
| 吉田戦車 | バーディと・・ | バーディと、ウルトラっぽいオリジナルキャラが集合。同じ2心1体の先輩としてバーディを姉さんと慕うというネタ。 |
| 藤田和日郎 | あ〜る、バーディ、パトレイバー&藤田キャラ | 「昔も今も、これからもずっとあこがれています」「最近お話できずさびしー。また会いたい」 |
| 高田明美 | あ〜る君と同作の女性キャラ集合 | 「元祖草食系?のあ〜る君。でもモテモテですね」「でもR君の本命はずっとさんごだったはず」「二人とも、もてても嫉妬されない稀有なキャラ」 |
| TV版の元演出家 | アニメ風の野明 | 内容はメモせず、すいません。ただ「今はゲーム会社に転職」という記述があり、なるほど時代の流れかと感じた |
| 青木光恵 | バーディと野明とまろん | 「当時小学生でしたが、なんて内輪っぽい漫画だ!でも面白い!と感じた」 |
| 松本?(松本ってだれか不明、ごめん) | ? | メモは「テマリ」とだけ書いてある。何だろう・・・メモミスです。 |
| 田丸浩史 | 女性の絵だったが、何か分からない | 「30周年おめでとうございます。ちなみに私の20周年のときは誰も祝ってくれませんでした」 |
| 灰原薬(「SP」の人) | 後藤・南雲両隊長 | 「この2人はかっこいい大人のイメージそのものでした」 |
| 日本橋ヨヲコ | 「あ〜る」光画部vs生徒会サバゲー部室攻防戦時の一コマ | 気合の入ったイラストのみで、文字は無し |
| あらゐけいいち | 駅のホームに集合した光画部員 | 「小学生であ〜るを読んで、そこから漫画にどっぷりつかりました」「今回準備のために全巻を実家から取り寄せた」「自分の創作の源」(※イラストもかなり描き込んでました) |
| 畑?(畑って誰かはメモせず、ごめん) | 作者のキャラ?不明。特車二課の制服 | 「グリフォンの出てきた時の興奮は忘れられない」 |
| 幸村誠 | 「30」の人文字を作る光画部員 | 「思いのほか似せて描けて自分でびっくり。子供のころ、こんなすげーの毎週描けるなんてスゲー!と思った。今も思ってる」 |
| 椎名高志 | 二枚目バージョンのあ〜る、バーディ、まろん | 「われわれ世代にとって先生はずっと前を歩くかっこいいお兄さんでした。今もです」 |
| 若木?苦木?(メモ読めず、すいません。誰かも不明) | バーディとあ〜る | 「出鱈目、奔放、物識り、責任を果たす…そういう大人を描いてくれた」 |
| 石川雅之 | バーディとパトレイバーの首 | 「人形、やっつけました」(バーディが首をもいだという設定?) |
| 荒川弘 | パトレイバー(イングラム) | 「ゆうきさんの漫画はキャラクターがきちんと役割を持っている。アクションもかっこいい。バーディの阿多良荘の戦いはすごい」(※もっと何かをメモしているが読み取れず) |
上のお祝いコメントに関する余談です
■荒川弘のイングラムイラストを見たある見学者「えっ、荒川さんってメカ描けるんだ・・・」とけっこう失礼なことを(笑)
いやな笑いだね(笑)!! RT @DiceKatKobe: @simakazu ゆうきまさみ先生の開業30周年記念企画展で先生のおめでとうイラストを拝見しました!炎尾燃のイヤな笑いに爆笑してきました!
■この他、未紹介のお祝いコメントがかなりあります。アニメーター、デザイナーなんかは個人的になじみが無いので大幅に略してしまいました。
【追記】ああ、一覧がネット上にありました・・・上と比較してください
http://natalie.mu/comic/news/41617
■幸村誠が「毎週描けるなんてスゲー!」というと、ヴィンランド・サガの週刊連載挫折の経緯を思い出し泣ける(笑)つーかほんと、物理的に週刊連載って人間の能力を超えている気がしてくる。
■素人が見て「労力的に描き込んだなー」と感じたのはとり氏、島本氏、あらゐ氏、日本橋氏、椎名氏など。
・あ〜る「まのちゃん、元気かね?」
・子供をつれた主婦
「元気だよ
あんたはかわんないね
あたしなんかもう子供がいるよ」
・・・うわーーー、往年の「あ〜る」ファンにとっては、「ああ、あのネタがこうやって今も続いているのか!」と懐かしく、そして時は動いていることを超実感。この「あんたはかわんないね」という言葉はあ〜るへのものか、それともゆうき氏へのものか・・・。
ともあれ楽しい催しでした。
本日のサイン会は午後2時から。「ゆうきまさみ年代記」の購入者限定。
ゆうきまさみ年代記 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
- 作者: ゆうきまさみ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/11/30
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【追記】関連・サイン会ルポ
http://d.hatena.ne.jp/eg_2/20101219#1292757785
催しはこの後、最初に書いたように展示品の入れ替えなどもあります。
マッチメークの理想と現実。笹原「本当は所vs○○、マッハvs□□だった・・・」
http://twitter.com/#!/tatsuyakay
内容はものすごく面白くて、宣伝したくてたまらないのだが、少々の躊躇もあり、妥協案としてひっそり夜に追加エントリするだけに。






25年前(!)、わずか9巻の作品なのに未だに唯一無二の存在感がある「あ〜る」
20年前に「21世紀ったって近未来たらこの程度のものだよ」という世界を提示した「パトレイバー」
この二作は僕の中で永遠の宝です。たぶん、他のゆうきファンにもそうでしょう。
あと、昔北海道新聞の新年記念号に掲載されたイラスト「鞍上登坂の左鞭に応えストライクイーグルに襲いかかるR・田中一郎!」は展示されてませんでしたか? けっこうレア物だと思うんですが(笑)。
それと荒川宏は弘の誤植?ハガレン作者ならば、今月のサンデーGXに読切掲載されてるそうですね。
美樹本晴彦 出渕裕 高橋留美子 あだち充 とり・みき
新谷かおる 島本和彦 吉田戦車 藤田和日郎 高田明美
redjuice うっけ 西村誠芳 りょーちも 松本テマリ
青木光恵 堂本奈央 田丸浩史 灰原薬 日本橋ヨヲコ
あらゐけいいち 氷堂涼二 志村貴子 畑健二郎 幸村誠
椎名高志 石川雅之 カサハラテツロー 荒川弘 若木民喜
以上、入り口右側(壁側)から順番に展示されてます。