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2011-04-04 漫画の話題が多いです

盗作騒動で裁判完勝の「弁護士のくず」が大逆襲!この裁判自体をネタにした新章開始!!

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おお、次号があさって4月5日に出てしまうから大急ぎで紹介せねば。

まずこちら

http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122401000900.html

漫画弁護士のくず」が勝訴 著作権侵害認めず

 

漫画弁護士のくず」に自分小説と酷似した部分があり、著作権を侵害されたとして、東京弁護士会所属の内田雅敏弁護士が作者井浦秀夫さんと発行元の小学館東京)に対し、500万円の損害賠償などを求めた訴訟判決で、東京地裁は24日、請求を棄却した。

 阿部正幸裁判長は、漫画小説の内容を比較し「(参考にした)実在の事件など、表現上の創作性がない部分が似ているだけで、漫画の読者が、小説表現本質的特徴を感じ取ることはできない」として、著作権侵害には当たらないとした。(略)

http://slashdot.jp/yro/article.pl?sid=10/07/05/0054205

ビッグコミックオリジナル連載中のコミック弁護士のくず」の作者および小学館が、「マンガ内のエピソードが盗作に当たる」として訴えられてた訴訟で、6 月 29 日、知的財産高等裁判所 (知財高裁) は作者側勝訴の判決を下した。(略)著作権侵害にはならない、との主張が全面的に認められたことになる。

さて、この判決を経て、「弁護士のくず」の作者と小学館ビッグコミックオリジナル編集部)は、すっげー逆襲を開始したのであります。

 

非常にありがたいことに、というか編集部の力の入れ方が分かる事に(笑)、大サービスでこの章の初回(6ページ分)がネットで見られるようになっている。

いつまで掲載するか分からないので大急ぎで読んでね。(追記:公開期間終了しました)

http://big-3.jp/bigoriginal/

から

http://big-3.jp/bigoriginal/tameshiyomi/saisin/03/01.html#tameshiyomi

ようは、この章の骨格はなんと、冒頭に紹介した「弁護士のくず」が実際に盗作だとして訴えられた事件だということだ。そしてなにしろ判決が完全勝利なので、作者も編集部も自信に満ちあふれ、今までの恨みも込めて相手をフルボッコにする気満々

f:id:gryphon:20110403081428j:image f:id:gryphon:20110403081559j:image

それに加え、実は係争中のため単行本に収録されていなかった、焦点の作品が今月、単行本に収録されることが決定している。その宣伝の意味を、込めているのでしょうな。「勝ちましたー」という報告だって、社告やニュースよりその作品そのもので示したほうがずっと読まれるだろうし。

弁護士のくず 第二審 2 (ビッグコミックス)

弁護士のくず 第二審 2 (ビッグコミックス)

こういうスキャンダラスな意味合いを持った漫画作品の連載もめったにないので、野次馬的興味からでも一読の価値がありましょう。純粋な盗作問題としても「実際の事件を元にした複数の作品が出た時どうなるか?」という論点は面白い

社会で対立する相手を漫画の中でやっつける、といえば猪瀬直樹弘兼憲史佐高信モデルにした人物を登場させ、それを批判した作品がある。

(ここでちょっと紹介した⇒ http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061205/p3 )

 

ほかは何かあったかなぁ・・・ゴーマニズム宣言などの特殊な、エッセイ漫画は置くとしても、その他では石ノ森章太郎が「手塚治虫は俺にワビを入れてきたぜ」と描いた作品を読んだ記憶があるのと、唐沢なをき「まんが極道3巻4巻(【追記】はてブで「3巻でなく4巻では?」とご指摘頂いた。発行年月日から考えてもそうなりますね、失礼しました)には、話題になった「マンガノゲンバの取材断った事件」を作品化したものがあるとも聞く。

http://zarutoro.livedoor.biz/archives/51270657.html

まんが極道 4 (BEAM COMIX)

まんが極道 4 (BEAM COMIX)

ああこれか(ウィキペディアの「マンガノゲンバ」

この時の取材体験をネタにした「とても現実に近いフィクション」(ブログでの表現)が唐沢の連作短編ギャグ漫画『まんが極道』の1話として「コミックビーム2009年10月号に掲載され・・・・・

島本和彦吼えろペン」だって、あのエピソードとこのエピソードが・・・

新吼えろペン 1 (サンデーGXコミックス)

新吼えろペン 1 (サンデーGXコミックス)

gryphongryphon 2011/04/04 08:15 ほかに「漫画家が、自分自身が実社会でこうむった批判や被害に反論・反撃するために書いた作品」に心当たりあったら教えてください(本人が出てきて当然な、エッセイ漫画はとりあえず除きましょう)

kitkit 2011/04/04 09:50 反論マンガは、パッと思い出せないですね。
「美味しんぼ」とか狩撫麻礼作品とか探せば、ありそうですけど。

あと、地震マンガといえば、地震直後の少年マガジン「あひるの空」が、地震を受けて書き直したマンガでしたね。
写植も間に合わないスケジュールだったらしく、セリフがすべて手書き。
今手元に無いのですが、もしかしたら、主線も鉛筆線だったかもしれません。

シスシス 2011/04/04 11:36 直接誰かを名指しした訳ではありませんが、雁屋哲が「美味しんぼ」でしばしば展開していた日本の「右傾化」批判への反論として週間金曜日でサッカー部を舞台に天皇制批判の漫画の原作をしていた記憶があります。
つか、商業誌とはいい難いですな。

hobblinghobbling 2011/04/04 12:36
西原はエッセイでしたね。
この手のもので一番有名なのはハレンチ大戦争でしょうか。
当時永井豪がおかれていた状況をそのままメタ漫画化。

あと震災に関する漫画では、4/1に出た近代麻雀の「角刈りスズメ」。
被災者にエールを送りつつ、ギャグとしても面白い作品だった。

タカハシタカハシ 2011/04/04 20:13 いしかわじゅん先生が書いた『鉄槌』という本がありますね。微妙に趣旨がズレますが、エッセイマンガの走りとも言える『フロムK』という作品中、スキーツアーでバスにおいてけぼりにされ、それを怒りを込めてネタにしたところ、バス会社?が訴訟して、その裁判の顛末を書いたもののようです(未読)。あとマンガではないはずです。

gryphongryphon 2011/04/04 20:21 「鉄槌!」はメディア評論誌「創」に連載(すぐにつぶれたワトソンって雑誌から移転)された、本格的な裁判ノンフィクションと分類すべきものですね。勿論文章で文庫化もされましたよ。自分は持ってますが、募集したものとは二重三重にズレてるな(笑)


その他色々、こうコメントを見ると少しずつ震災を受けた作品が出はじめてますね。物理的にもまだ準備が整わない人もいるだろうし。四コマ漫画家は小回りがきくかも。てかkitさんは自分のブログhttp://puigin7733.blog96.fc2.com/が地震シリーズの漫画をやってたじゃないか(笑)

kitkit 2011/04/06 00:02 >gryphonさん
>自分のブログで地震シリーズ
あ、こっから短期集中で書かせていただきました。
http://puigin7733.blog96.fc2.com/blog-entry-57.html
ただ、プロじゃない私を入れて良いものですかね(^^;

マンガでも書きましたが、震災当日は、自転車が最強の交通手段でした。
都内の自転車屋は、軒並み完売だったそうです。

た 2013/08/07 12:21 ちょっと路線は違えど、美味しんぼの「無農薬ビバ、有機農法ビバ、農薬は全て糞」ってのに対抗してコンシェルジュ内で原作者もどきと対決してましたな